瀬名秀明のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
パラサイトイヴに比べると人気はありませんが、この作品も素晴らしいと思っています。
特にクライマックス。このクライマックスのすごさはただごとではありません。久しぶりに読んでいて圧倒されるという感覚を味わいました。
とにかく超一級の娯楽大作です。まさに絶品。ここ数年で読んだ日本の小説の中では、三本の指に入る面白さでした。
是非とも映像化して欲しい作品ですね。スティーヴン・キングの作品のようにTVで前後編に分けて8時間くらいにして。とてもではないですが、映画化するのは難しいでしょう、尺の問題で。
ただ、問題はあのクライマックスだよなあ。あれをきちんと映像化するのは相当難しいでしょうね。 -
Posted by ブクログ
2026.07.09
ホラーを「因習」「心霊」といったモチーフではなく「物語を怖くしている仕組み」で5W1Hで分類しているところが新しい。それぞれの短編が「何が怖いのか」を作品解説されているのも面白い。
ホラー入門者や、逆に苦手な方にもおすすめしたい。ホラー好きには、ここまでホラー作家が揃っているのも胸熱。
たぶん文体の好みもあると思う。私はそもそも「描かれすぎない」文章が好きなので、説明されすぎると読んでいて萎えるし、怖さが削がれる。ホラー展開に恋愛要素もいらない。そういう意味ではやっぱりモキュメンタリーが好き。雨穴さんや背筋さんの作品のように飄々と淡々と語られていく文章のほうが考える -
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Posted by ブクログ
「―ついにミトコンドリアが解放される日がやってきました」(本文より)
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あの人とはなぜか気が合うとか、あの人といると落ち着くなど、人間には理屈では語れない不思議なつながりがあるように思います。
もしかしたらそれは、お互いのミトコンドリアが求めているから…といったらやはりホラーになるでしょうか。
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本書は、自分の意思がはたして本当に自分のものなのか?という根源的な問いを投げかけてくれます。
一目ぼれや、何十年も続く友情がはたして自分の意志によるものなのか?
読んでいくうちに、自分という人間はミトコンドリアが支配しているのでは?!と思えてくるから面白いです。
ただし、恋人にどこが好きか聞か -