【感想・ネタバレ】八月の博物館のレビュー

あらすじ

どこでもドアのように、扉を開ければあらゆる博物館に行ける不思議な屋敷で少女と出会い、少年は冒険の旅へ。ところが古代エジプトの邪悪な力を召喚してしまい…武器は、物語の力。瀬名秀明の初期代表作。

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Posted by ブクログ

壮大なファンタジー。読んでいくうちにハマっていく。2000年に刊行された作品ですが、作中に登場するテクノロジーが現代に通ずるものがあり全く違和感なく読めます。面白かったです。

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2025年06月01日

Posted by ブクログ

パラサイトイブの瀬名秀明さんの作品!

小説家が小説を書いているパート、小説家の子供の頃と思われるパート、そしてエジプトで発掘調査をしている考古学者のパートとに分かれて物語は進みます。

微妙にストーリーが重なってくるのですが、その展開を好む人は少なくないはず!

藤子不二雄の話やパリ万博の話、オペラ『アイーダ』の話など、ちょっと誰かに話したくなるような小ネタのがあります。

パラサイトイブのイメージが強すぎて、こんな小説も書くんだ!という事に驚きです!!!
私自身エジプトが好きなのでのめり込めるかと思いきや、少し話の筋に上手く乗れず読むのに時間が掛かってしまいました・・・

小学六年生で小説家を目指す主人公の亨は夏休みの始まりに少し苦い経験を味わい、その後に不思議な洋館に巡り合う?
亨は洋館で出会った少女美宇と共に、時空を超えて世界中の博物館を巡る事になる!!?
しかし二人が古代エジプトで聖牛アピスの謎に触れた時、世界を巻き込んだトラブルが発生する・・・

物語の力と過去と現在、そして未来を巻き込む壮大なファンタジーは圧巻の600ページを超える!

ドラえもんの映画が好きな人達は楽しめるかもしれません!
巻末の辻村深月さんの解説が良かった!!!

瀬名秀明さんの他の作品も読んでみようかなぁと思いました!

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2025年10月11日

Posted by ブクログ

2000年の本、辻村深月の解説で再販されたということらしい。辻村深月の「いつかこんな小説が書きたい」という帯に引かれて手に取った。
19世紀のエジプトで遺跡を発掘している実在のオギュスト・マリエットが出てきて、1970年代の小学6年生の亨が出てきて、その亨の物語を書いている「私」が出てきて、、、
私」は、その「私」を書いている作者に気づいていると言う複雑な構造でこんがらがりながら読み終えた。読み終えるのに、ちょっと骨が折れた。

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2024年12月12日

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