ポロック生命体(新潮文庫)

ポロック生命体(新潮文庫)

649円 (税込)

3pt

4.4

画家の作品をそっくり再現するAIが現れた。科学倫理の研究者である水戸絵里は「盗作」ではないかと開発者に迫るが、晩年の画家の作品はAIが描いたものだったという衝撃の事実が明かされる――。再現なく創造し続けるAIこそ真の芸術家であり、無為な日々を過ごすことを選ぶ人間の方こそロボット的ではないか……。絵画や小説、将棋を通じて知性と生命の本質を問い、近未来を幻視する短編集。(解説・ドミニク・チェン)

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ポロック生命体(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年12月06日

    AI(Artificial Intelligence)人工知能が進歩した先にどんな社会が到来するのか?このAIの定義を私は明確に語ることができていないのですが、私なりの理解でいうと、「機会が人間の知能を持ったように振る舞えるもの」となります。
    機械学習、ディープラーニングと言われるように、機会が自ら...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年02月09日

    読み始めはちょっととっつきにくいかなって思ったが読み進めるにつれ面白くなっていった。
    ちょっと先の世界を垣間見たような感じでリアリティあり。

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    Posted by ブクログ 2023年01月23日

    AIと人間の未来を見つめる物語。人が人である所以は何なのか。人間らしさとは何なのか。人ができることはどこまでで、AIができることはどこまでなのか。それが融合した未来はどんなものになるのか。
    瀬名さんが語る未来の物語はいつも繊細で優しい。ナイーブすぎるし、好意的すぎるし、共感や理解ばかりではないけれど...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年01月22日

    AIの人間的な部分と人間のロボット的な部分。どこからどこまでが人間性と言えるのか、真正面から向き合う四篇の短編集。死という概念がないのに将棋で投了できるAIの美しい人間性。芸術や小説を創作するAIと人間の共存共栄は果たして現実となるのか。無意識に突き動かされて日々の日常を送る人間と人の感動する脳波を...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2023年01月06日

     2020年2月に刊行されていた、瀬名秀明さんの小説の最新刊である。文庫化されているのを見かけ、手に取った。タイトルからして相変わらず小難しそうだが、読んでみるとすいすいと読める。いい意味で裏切られた印象を受けた。

     一時期はロボット分野に傾倒していた瀬名さんだが、本作のテーマはAI(Artifi...続きを読む

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