花塚恵のレビュー一覧
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一流の研究者・思想家151人の考え方が垣間見れる。
もちろん少しずつ短い文章で綴られているのでその背景まで理解することができるわけではないが、それでも今世界で活躍するような科学者や思想家たちがどのようなことを考えたり、注目しているのかを教えてくれるともいえる。
身近な内容から壮大なもの、意外なもんから、当たり前だと思っている事など色々なテーマが語られている。
朧げに「そんなもんだろう」と感じているが改めて言われると「そうだな」と再認識させられる話も多く、本書のテーマの1つともいえる「見慣れている世界を、そして人間の心、感情を普段とは違った目で見てより深く理解するきっかけを与えてくれる」本で -
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上司や部下など、自分の身近な人の“傾向”を把握すれば、人づきあいや仕事がスムーズに。人の行動パターンを「4つの傾向」に分類し、それぞれのタイプの特徴を解説した書籍。
人は生きる中で、次のような2種類の“期待”に直面する。
①外からの期待:仕事の期限など、他者から課される期待
②内なる期待 :新年の誓いなど、自分で自分に課す期待
外からの期待・内なる期待に、どんな態度をとるか。それによって、人の行動パターンは「4つの傾向」に分類できる。
①アップホルダー(約束を守る人):
外からの期待と内なる期待の両方に応えようとする。
予定やルーティンを好み、自分を厳しく律することができる。
一方、ルー -
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スターバックスを成功に導いた、社内に伝わる暗黙の非公式な知見に基づいて書かれた46のルール。
1 『マーケティングはすべての社員の仕事の一部である』
面白いテレビCMをつくることよりも、お客さまにより良い体験をしてもらうのにお金をかけることが最も効果的なマーケティング手段。
21 『約束以上のことをせよ』
例えば10分ルール。店舗に表示されている営業時間よりも10分早く開店し、10分遅く閉店する。10分早い開店は、朝の早いお客様にとってありがたく、10分遅い閉店は、遅くにコーヒーを飲みたくなったお客様にとってありがたい。
29 『壁の声に耳を傾けよ』
壁の声とは、音と光景、会話と音楽、そ -
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10年前イギリスで書かれたものなので、日本の現状と若干合わない部分もある。しかし、普遍的な部分はもちろんあり、自分の生活にも取り入れていきたいと思う。
○安いものを10個買うぐらいなら、豪勢なものを1つ買った方が良い。上質なものを上手に取り入れる。
○「欲しいものが高くて買えないから」と言う理由で安いものを買ってはいけない。安いものを買い続けたところで、役に立たないものが増えるだけ。本当に欲しい上質なものを、お金を貯めて買えば良い。
○食習慣を見直す。わざわざカフェでコーヒーを買うのではなく、自宅で水筒にコーヒーを入れるとか、お弁当を作って持参するとか。
○懸賞生活を楽しむ。 -
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ネタバレ睡眠に対する多方向からのアプローチ、本当に情報が多かったです。ちょっとボリュームがありすぎて、こんなにたくさんできないなと思ってしまいました。それでも、最初の集中して読んだところを実践するだけでも良いと思い、①コーヒーは午後2時まで、②スマホは夜11時半まで、③なるべく午前中に体を動かす、④寝る前の瞑想(呼吸への意識)も始めました。それだけでも、寝つきが早くなったように感じます。睡眠の質が悪いことのデメリットをこれでもかと学ぶことができ、本当に怖いなと思いました。1つできたらまた1つと増やしていき、自分の満足のいく睡眠生活を送りたいと思います。
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2017年出版なので、この数年間に情報が更新されたのか、疑問に感じた点が2点ほど。
【午後10時~午前2時の間に眠る】は、以前シンデレラタイムと言われた時間の事だと思うが今は否定してる人が多い。【90単位で睡眠時間を確保する】は、サイクルは個人差が大きいと『スタンフォード式最高の睡眠』に書いてあった。
この2つは昔から言われてきた有名な話なのでわかりやすいが、他の事も全て鵜呑みにせず他の本からも知識を補いたいと思う。
疑問に思う事もあったが、この本を読んでブルーライトカット(40%)の眼鏡を買ったり、太陽が沈む頃には部屋の明かりを暗くしてる。今後も睡眠の質が少しでも上がるよう、出来ることをや -
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「フィードバック」というものの性質を体系的に整理し、どのように向き合うことが望ましいかがまとめられた本。
明確に言語化されているため、既に自分の中で確立されている考え方だとしても、それをブラッシュアップしてくれるものであった。
一方で本書によって、実践的なノウハウを獲得できるわけではない点は少し残念であった。また、想定読者層として、「フィードバックに心がざわついてしまう」方を設定している傾向があり、フィードバックへの甘受性が高い方には少々、蛇足的な章も見受けられた。
個人的に興味深かった点は、フィードバックを体系的にまとめられている点である。
・フィードバックの役割は、感謝・指導・評価の3 -
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コンフォートゾーン、それは居心地の良い場所。その場所にいる限り人は成長できない。
そこから抜け出すための方法が書かれています。
多くの人の事例を元に解説はされているが著者が外人のため全て外国の事例です。日本人からしたら少し共感しづらかったです。
タイトルに科学的とあるがそのような部分は感じることはできませんでした。元のタイトルは違うようなので少し大げさに感じました。
ひっこみ思案になる理由、行動パターンから学び、生まれ変わってコンフォートゾーン外に抜け出す方法を学び、最後にはそれを維持するために必用なことが書かれています。言いたい本質としては納得できるのでその考えは大切にしていこうと思いました -
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一度覚えたことを忘れる。しかし一度忘れたことを思い出す傾向もある。
映像、写真、絵、風景などと結びついていると、数日後に浮かび上がってくる。
2回目に思い出したほうが、よく思い出せる。
音があったほうが、記憶しやすい。
分散学習または分散効果。一度に学習するより、少しずつ勉強するほうが脳にとどまりやすい。
ジェームズメソッド=英語の学習法・五感を使って覚える。
二ヶ月空けた復習のほうが良く覚えられる。毎回が新鮮な記憶になるほうがいい。一度、思い出すために忘れる。
間隔をあけて復習する。
ふ化段階にひらめきが出る。
完了していない目標は、長く記憶に残る=ツイニガル効果。
チャンスは、そ -
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特に面白いと思ったエッセイは
ジョナ.レーナー
4歳の頃、マシュマロを食べずに15分間待つことの出来た子供のSATスコアは、30秒しか待つことの出来なかった子供より、平均で210ポイント高い結果となった。ここで待つことの出来た子供は、机の下に隠れたり歌を歌ったりして注意を逸らした。
注意のスポットをうまく制御できれば、否定的な思考に捉われそうになっても、危険な誘惑に負けなくなる
ジョン.マクウォーター
キーボードの配列は、使用頻度の多い「A」をわざと力の入れずらい小指の位置に置いてある
(早く打ちすぎるとアームが絡まるため)
1列目に「TYPEWRITER」に含まれるアルファベットを配置 -
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「人はみな、健康な身体のもと、幸せで充実した人生を送る権利がある。
その実現のカギを握るのが良質な睡眠___」
今でもそうだとは思いますが、
僕が学生の時分、20年くらい前になりますけども、
睡眠時間を削ることがある種のステータスでした。
つまり、いつまでも起きていて、
勉強したり遊んだりしているのが勝ちで、
寝てしまうのは負けである、
人生を損することである、
というような理屈がつよかったです。
代表的な言葉に「四当五落」があります。
受験生が5時間以上寝ているようじゃ大学に受かりませんよ、
4時間睡眠で我慢して節約した時間を勉強にあてましょう、
というものですね。
でも、本書にも書い -
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スターバックスを人並みに好きだし、そのブランド力には尊敬もしているので興味が沸き読んでみた。お客様最優先の組織構造だったり、何度も強調される顧客エクスペリエンスの単語だったり、読んでいて、私(=お客様)がとっても大事に丁寧に扱われてる恍惚感があるので気分が良い。
だが、全体的に戦略やブランディングなどの説明が抽象的である。結果を出しているためそれなりの説得力があるように感じるが、徹底して追及した理想論だけがつらつらと述べられており、具体的な行動とその成果が不明瞭なため、よく分かんないけどなんとなくすごい、という感想にすぎない。学びを目的として読む際にはおすすめできない。 -