花塚恵のレビュー一覧
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ネタバレ原子力潜水艦「サンタフェ」の指揮命令系統をターンアラウンドさせた艦長による「最強組織」の作り方。最高レベルの緊張感と緊密連携が求められる米海軍式ということで期待して読んだが、内容としては問題発生に対する個別具体的な対策とリーダーシップとチームワークの基本的な事柄の遵守の大切さが描かれている。「最強組織」の秘儀や理論があるかと思いきや、最強に裏技なし&王道が最強ということか。米海軍の原子力潜水艦でも潜水艦員のややチープな仕事っぷりとモチベーション向上を目的とした権限委譲の難しさと大切さは変わらないのだなという再点検・再確認にはなる本である。
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Posted by ブクログ
ブランド=つながりの集合
側頭葉 意味と感情が五感とつながる 味覚は最も弱い感覚、脳が利く
アンカー:意識の背景=外因性 脳は対比の強いものに注意を向けやすい
符号化 :記憶を取り込みやすくなる
起爆剤 :注意を向ける/適度な負荷をあたえる/感情の喚起/音楽
ピーク・エンド効果: 記憶がピーク時とエンド時の刺激に左右される
脳にとっての過去 未来を最適なものにするためのもの 正確さより実利
脳はオートマチックを好む →便利を初期設定する →衝動買い
Kファクター お金を払うことへの時間の影響 →期間限定セール
変則を脳は好む
ツァイガルニク効果 終わってないことを不満に思う感覚
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Posted by ブクログ
物理学、化学、IT、心理学、社会学等あらゆるジャンルの知者が無慈悲にも次々と登場し、一つのエッセイを読むたびに深く息をついてひと休みしなくてはいけないから、とても読むのに時間がかかる本だった。
科学者には3タイプあるように思う。この本にはその3タイプすべての人が登場する。一つめは、科学絶対信仰の信者みたいな人。ビジネスマンや宗教者が嫌いで(エッセイなんだから気軽に書けばいいのに)、見えない敵に喧嘩を売るような文章を書く人。科学は万能、証明や再現できないことはすべて愚かと考えるような人だ。こういう人は自分の正しさを証明するために科学を道具にしているんだろうなと思う。子供の視野だ。二つ目は科学が -
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若干精神論的
主体的に動けている状態、そうじゃない状態を定義し、この事例はうまくいってる、これは行ってないで前半7割ぐらい。
じゃあどうする?どうすればの部分が、とにかくラインの上に行け、そこへのアプローチはとにかく愚直にその姿勢を保てというイメージが。
それはそうなんだけど、勝者の論理というか結果論というかに思えてくる内容で、まあそれに目を向ける段階でラインの下なんだろうな~という感想。 -
Posted by ブクログ
所々、この人何言ってんだろうと感じるくらい意味が分からない箇所もあり、自分には結構解読が難しかったです。
その中でも、なるほど〜と感じる箇所はたくさんありました。
思いがけない幸運や不幸が舞い込んできたとき、人は直近の過去に何かその原因になることはなかったかを考えてしまう。
ただこれはランダムに起きた事象なだけなので予測不可能であり、考えるのは無駄な事。
それを受け入れられず、運命や宿命といった言葉でつなごうとする。本来無関係な出来事を結びつけ、何か宇宙の隠された法則があるかのように思う。
だけど実際は自分たちに起こる事は予測できないし、善人にも悪人にも災難は降りかかる。
自分にもそうやって何 -
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