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最新の科学研究によれば、これまで定説とされてきた勉強法は多くの場合に間違っているという。では、どうすれば脳は最も効率よく学べるのか。米三大紙『ニューヨーク・タイムズ』の人気サイエンスレポーターが、著名科学者らへの取材をもとに、脳をフルパワーで働かせる記憶法・勉強法を徹底解明。全米で話題の一冊!
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Posted by ブクログ
大脳生理学から、学習を考察した書。 ブームのはしりだったような。闇雲に経験則をふりまわすのではなく、科学的に実証された方法論で学習を進めていくことは、時代にあっていると思います。
結論、 没入する方向でやっていれば大体において合っている。 なぜなら、それは脳が感じていることであり、脳は成長を楽しいと感じ、成長がなければ面白いと感じなくなる。 インターリーブ学習や分散学習は、 反復練習による限界を感じている場合には、超有用な学習法で、 集中力が明らかに増すのを実感する。 ...続きを読むそれはつまり、 脳の神経回路が新たに構築されて、進化し続けていっていることを意味しているのだろう。 楽器演奏の技術習得に活用しまくれる。
物事を覚えること、覚えたことをうまく思い出すこと、状況に応じて覚えたことを応用するための方法 (勉強方法、練習方法) が記載されている。 そこらへんの怪しいハウトゥとは違う。どちらかというと調査論文に近く、しっかりとエビデンス (根拠) を積み上げて、こうすると良いと解説している。 しかし、示され...続きを読むた方法を単に鵜呑みすることができる読者にとっては冗長と感じてしまう部分も多くあるだろう。その場合は、実験方法やその結果の記載は読み飛ばし、結論部のみを読むと良いだろう。
安直な自己啓発本ではない。 論文をもとにした緻密な科学ノンフィクションだ。 インターリーブ、分散効果など、実用的な勉強法も紹介されている。 ちゃっちゃと方法だけ知りたいなら斜め読みすればいい。 しかしじっくり読めば、学習というものが学問的にどのように扱われてきたかがわかる。 読む価値のある本だ。
・「嗅内皮質」は脳に入ってくる情報をふるいに役割。「海馬」は記憶形成が始める場所で、「新皮質」では、保存する価値があるとの信号が発せられた情報が健在記憶として保存される。(海馬を通じんてネットワークを形成し、最終的には検索可能な状態で新皮質で落ち着く) ・結合してネットワークを形成するのが「ニューロ...続きを読むン」。一方のニューロンから信号を受け取ると、反対隣のニューロンへその信号を伝達する。 ・記憶を使えば、記憶は変わる。 ・どんな記憶にも、保存と検索の2つの力がある。 ・保存する力が減らないというのは、意識的に記憶した事はすべて永遠に脳内にあるという意味だ。 ・「検索する力」は、情報をいかに楽に思い出せるかの尺度だと思えば良い。学習で強化されるが、すぐに衰えてしまう力でもある。 ・記憶は、記憶が形成された同じ環境下で思い出しやすい傾向にある。 ・なので勉強する環境は変えた方がよい。(同じ環境で2度勉強した生徒よりも、違う場所で2度勉強した生徒のほうが成績がよかった。この場合のテストの場所は全く異なる場所であった。) ・なぜなら、いつもの手順や環境に変化を持たせることで、予行練習の内容が豊かになる。つまり、自分を取り巻く環境に頼らなくても思い出せるようになる。 ・スーパーメモ。どの頻度で学習すれば最も記憶を検索できるようになるかをアルゴリズム化したもの。アプリとかにもなってる。 ・バーリック家の研究では、単語を2ヶ月に1度26回勉強した際に、一番定着率がよかったという研究結果もある。 ・試験までの期間と最適な学習間隔の目安。 1週間:1〜2日 2ヶ月:1週間 3ヶ月:2週間 6ヶ月:3週間 1年:1ヶ月 ・一夜漬けは記憶の定着が悪いので、長期的に記憶したいのであれば、分散学習が望ましい。 ・最初の1/3を覚えることに使い、2/3は暗唱に使った方がよい。 能動的な作業の方が覚えやすい。 ・自己テストは勉強よりも、記憶の定着率が高い。 ・事前テスト学習効果を高める。→検索の失敗が学習を促進し、その後のテストでの検索で成功する確率を高めた。つまり、事前テストで答えを推測したおかげで、勉強して覚えるときよりも覚えたいという意識が強く働き、正しい答えがより深く脳に刻み込まれたといえる。 ・事前テストの効果は10%UPほど。 ・学んだ事を誰かに説明することは非常に効果が高い。効果は20〜30%UPする。 ・ツアィガルニク効果:相手が作業に最も没頭しているときに、邪魔をすると、記憶にとどまる長さが最大になる。人は作業に夢中になると完了させたいという思う。この想いは完了に近づくにつれて強くなる。この強くなったときに作業を中断すると、記憶にとどまりやすい。 ・重要で難しいことをやっている瞬間に邪魔をいれることで、脳内はつねにその目標について考えることになる。そうすることで、より効果的な結果を導きだせる。新しいアイディアも生み出しやすい。 ・ランダムに問題を解いたり、ランダムな練習を行うほうが、応用力がつく。 ・インターリーブという。インターリーブは、複数の項目・スキル・理念を混ぜた練習(勉強)をある程度の期間と、個々の項目・スキル・理念の違いがわかるようになるだけでなく、個々の特徴をより鮮明につかめるようになる。→単語の練習であれば、前回学んだ単語を、今回のリストにいくつか混ぜて記憶するなど。 ・情報をたくさん暗記しないといけないテスト(単語や人名や化学構造)が控えてる場合は、普段通りねて「深い眠り」を充分にとり、翌朝早く起きて簡単に復習するとよい。 ・運動能力や創造的思考(数学や科学や作文)の強化に役立つ眠りの段階は、目覚める前の朝の時間隊に訪れるので、そういったテストの準備をする場合は、普段よりも遅くまで起きて準備をするほうがよい。
脳の記憶メカニズムに即した勉強法を提示する本書。 ただ単に方法をわかりやすく紹介する簡易版と違い、研究者たちによる数々の実験、そして発見に至るまでの経緯を明快に示してくれる。読者の多くは自分の勉強法の改善のため、または他者への教授のために本書を手に取るのだと思うが、その目的は表面上の理論理解だけ...続きを読むでは達成できない。背景にある経緯や実験結果まで知ることで、本当の意味での「効率的な勉強法」を深く理解することできるのではないか。
文句なく面白かった。脳はまだまだ不思議なことを隠している。 様々な実験の結果から、どのように勉強したら効果的かが書かれている。直感やいままで信じていたことと違う事実が示されると、「おっ」となる。それが随所に現れる。 一人でも実験できるんだなあという驚きと、なぜ学生時代に私自身で実験できなかったの...続きを読むかという悔しさがある。
環境(場所)に変化をつける 方法を変える(読む、議論、キーボード入力、手書き、鏡、BGM 睡眠 勉強時間を分散させる 覚える1:自己テスト2 行き詰ったら中断して別のことをする(その間も脳は無意識にそのことを考えている) 一度の練習時間に複数のことを混ぜる(インターリーブ) 知覚学習PLM 「秩序を...続きを読む乱す何か、その場にそぐわない何かを目にすることが、事実上脳を目覚めさせる。っして、『なぜそれがここにあるのか?』と潜在意識に問いかけて、その情報を掘り下げさせる」 種類を混ぜた練習を行うと、学ぶ力全体が向上し、ものごとの違いを理解する力が高まる。
面白かった 勉強モチベも上がるし、改めて科学っておもれえってなった いろんな実験してて楽しそうだなぁ
同じ場所で出来るようになるまで集中して反復演習するという勉強法が実は間違いであった。一度忘れる、時間を分ける、テストの前にテストをする、場所を変える、騒がしい場所が良い、中断する、一つのことをしない、別のことをやる、寝る。これが記憶の研究から分かった正しい勉強法である。 こうやって並べると、よく...続きを読むないとされていたことが実は正しかったということになる。ところで、行き詰ったときに気分転換でコーヒーを飲んだり、あきらめて寝たりした後、悩んでいたことが嘘のように理解できるようになったという経験があるのではないかと思う。これは「中断」した後も脳は考え続けており、しかも無意識のうちにさまざまな検討をしているからだという。また、思い出すときに記憶が定着しやすいということも分かっており、それが「一度忘れる」「時間を分ける」ということであり、強制的に思い出す状態を作り出すのが「テストの前にテストをする」ということになる。「場所を変える」「騒がしい場所」は思い出すための取っ掛かりを増やすことにつながる。 従来の勉強法である反復演習も間違ってはいないが、これは0を1にするのには適しているが1を10にするのには向いていないということである。また、同じ場所で同じことを繰り返すと「その場所」でなければできなくなってしまう。場所によらず、さらに応用力を身に付けるためには「場所を変える」「一つのことをしない」「別のことをやる」必要があるということである。 科学的な裏付けによってこれまで勉強のときにやってはいけないとされていたことが、実はやった方が良いものであったというのは非常に興味深い。中断してコーヒーを飲む、敢えて寝てしまうなどは無意識のうちに正しいことをやっていたことになる。「さあやるぞ」といって机に向かうよりも成り行きに任せるような勉強の方が案外うまくいくのかもしれない。
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