押見修造のレビュー一覧

  • 血の轍 1

    ネタバレ

    不思議な感じです。

    描写が独特で、さらに独特な世界観があります。

    思春期の男の子の主人公が昔、猫が死んでいるのを見つけたが、それを見て微笑む母親。まったく謎です。しかし謎があるからとても続きが気になる!

    あの微笑みの意味はいったいなんなんだろう。今後どう物語が進むのか期待します!

    1
    2017年12月19日
  • 血の轍 1

    悪の華を越える作品

    惡の華から、この作者のファンです。惡の華、僕まり、と呼んできましたが、今までで一番先が気になる作品です。母と息子の関係を描いている作品ですが、最初から不穏な空気が漂っています。単純に息子が可愛くて仕方がない、母親とその息子ではなく、そこには愛情がいきすぎた故の狂気のようなものが描かれています。狂った共依存のような関係が今後どのように転がっていくのか、毎回気になって読んでしまいます。

    何よりもこの作品の一番の見どころは、多くないセリフでキャラクターの表情でもって全てを語るインパクト。惡の華もそうでしたが、キャラクターに多くを語らせないで読者にメッセージ受け取らせる手法が本当に凄い。

    4
    2017年12月19日
  • 血の轍 1

    押見修造ワールド全開!

    美しい母の不敵な笑みが恐ろしく、ゾクゾクしてきます。特に、とある事件の後の母の表情には背筋が凍りました。そして、主人公と母の距離感、主人公に対する母の態度に驚きました。息子が大切なあまりに動いてしまったのだろうとも考えられますが、何を考えているのかがまったく読み取れない、ミステリアスな雰囲気にひきつけられます…。不気味なのに、続きが気になって読みたくなってしまう作品です。

    2
    2017年12月19日
  • 血の轍 1

    ギャップ感(振れ幅)が凄い

    冒頭の優しくて柔らかい感じの世界観はいずこへ?途中から、狂気に満ちた世界へと突入します。そのギャップ感(振れ幅)たるや。漫画でこんなにも気持ちがざわついたのは久しぶりです。あと、あまりクドクドと説明せずに、キャラクターの表情や雰囲気だけで伝わってくるのは、やはり作者の描写力が優れているからでしょう。この先の展開が楽しみです!

    1
    2017年12月19日
  • 血の轍 1

    怖いけど引き込まれる

    これまで読んできた漫画の中でも異色な感じで映画やドラマのように主人公目線で描かれる作風はとても新鮮で楽しかったです。登場人物が話すセリフは狂気じみて、ゾッとするシーンも多く怖い世界観が苦手な人にはおすすめできませんが、私は読んでいてとても楽しかったです。続きを楽しみにしています。

    1
    2017年12月19日
  • 血の轍 1

    押見修造による新たな傑作の予感

    これは怖い作品。

    いわゆる毒親と言う言葉が(ネットの)市民権を得て久しいが、母親による子供への過干渉、子離れできない親、愛玩動物としての子供、そういった状況を舞台として描かれている親子の物語。

    少女を凛々しく美しく書く事では定評のある押見修造ではあるが、今回は中学生の子供がいる母親が究極の女性として描かれている。この母親、時に少女の様にも見えるその表情は確かに美しいが、その瞳の奥に狂気を湛えている事が物語が進むに連れ明らかになってくる。

    成長していく子供とその母親。魂の軋轢。激しく軋む音が聞こえて来そう。この後の展開から目が離せない。成長とは、愛とは、母親とは、子

    1
    2017年12月19日
  • 血の轍 1

    今後の展開が気になる

    近年では育児放棄が社会問題になっていますが、この漫画を読んでいると行き過ぎた過保護も子供や周りの人を不幸にするのだろうと思いました。また、回を追うごとに主人公の母親は過保護というレベルではなくなり、内面から物凄い闇が溢れ出てきているので、今後どのくらいドロドロした展開になるのかすごく気になります。

    1
    2017年12月13日
  • 血の轍 1

    作者の良さが詰まっている!

    一巻だけ読んだのですが、物語の雰囲気の緩急がすごい。幸せそうに見えた日常から、急に絶望の淵へ落ちてしまう感じ。 本作者さんの作品は何点か読んでいるのですが、鬱になる展開が多め。それが良さではあるので、つい手に取ってしまうのですが。

    闇を抱える人間達のサスペンス漫画。人間の心中が良く描かれていて、流石と思ってしまいました。

    1
    2017年12月12日
  • 血の轍 1

    毒親の漫画表現

    押見先生はファンタジー要素をメインにして人間の機微等を表現したりしますが、悪の華に続きファンタジー要素がなく真っ向から人間の多様な思考、人間の怖さが垣間見られる。最初はこの人の行動変だなぐらいのちょっとした違和感からはじまり、その違和感がどんどん大きくなり、理解不能な行動を起こした後も不可解な表情、思考を漫画表現で読者の胸の奥から恐怖を感じさせる。今後の展開が気になります。

    1
    2017年12月12日
  • 血の轍 1

    静子の目が怖い・・・

    静子にたっぷりと愛情をかけて育った中学生の静一の平穏な日常がだんだんと狂っていくお話で、優しい静子の目が逆に怖いと思ってしまいます。愛する息子を守るために手段を選ばないキレた母親の姿に読んでいくうちに引き込まれてしまいました。優しい絵なのでほのぼの系の漫画だと勘違いする人もいそうですが、タイトルどおり静かな恐怖が満載のストーリーです。今後静子が何をするのか、どうなってしまうのかハラハラします。

    2
    2017年12月08日
  • 血の轍 1

    ネタバレ

    この母の表情

    ドラマ化もされた僕は麻里のなかの著者押見修造の最新作である。

    特に大きなドラマがあることのなく始まる導入部。

    白い紙面そこに描かれているありきたりの日常。

    中学生の息子と母 キレイな母であるのだけどどこか違和感が…

    息子の幼き日の記憶を聞いたその時の母の表情にこの先起きることの意味が隠されている。

    4
    2017年12月07日
  • 血の轍 1

    淡々と進む緊張感のある展開

    登場人物の表情とか話し方とか、行動とかがすごくリアルで怖いくらいだと思いました。相変わらず、胸にズーンとくるような作品を描く漫画家さんだなという一言に尽きます。これから親子の関係がどう変化していくのか、その闇に切り込まれる日はくるのかと思うと、物語の先が気になってしかたありません。見た感じはすごく淡々としているのに、その緊張感が凄まじい漫画です。

    1
    2017年12月07日
  • 血の轍 1

    愛情と狂気

    中学二年生の静一は、両親との3人家族。

    思春期を迎えた今でも母親の静子とは、気恥ずかしさはあるものの良好な親子関係を築いていた。

    しかし、久しぶりに親戚家族と交流を持った事を皮切りに静子の狂気が静一の日常を蝕みはじめる。

    母親は、息子にとっての永遠の理想で。

    息子は、母親にとっての永遠の恋人。

    そんな、言葉がふと頭を過る作品全体の雰囲気とそれの対照の様な出来事の数々。

    果たしてこの先、静一はどうなってしまうのか。

    表紙の静子の笑顔に騙されてはなりません。

    1
    2017年12月07日
  • 血の轍 1

    ネタバレ

    毒親をリアルに描いた漫画

    「ぼくは麻里のなか」などで有名な押見修造さんの最新作です。

    息子を溺愛する母親の毒親ぶりに注目です。心理描写が細かく、人の心理の移り変わりが分かりやすく描かれています。息子視点からの話ですが、この母親の心情が絵で伝わってきます。身内、親戚であれど許せない事や気にくわない事ってありますよね。ささいなことでも。まさにこの母親は身内に潜む悪魔です。子離れできない親など身近な話題なだけに余計ゾッとするシーンもあります。これからどうなるのか続きが気になる漫画です。

    1
    2017年12月06日
  • 血の轍 1

    思春期を思い出すドキドキがいい

    中学生などの男女の揺れ動く心情を描かせたら、漫画界ナンバーワンであろう押見修造さんの最新作です。まるで、映画やドラマを観ているような絵のカットは、本当に見事です。とにかく展開がまったく読めないですが、単調な日常風景でも、会話も普通でも、何故かドキッとさせるのは本当に見事です。この作者の作品は、好き嫌いが分かれますが、今作なら万人に読んでもらいたい名作です。

    1
    2017年12月06日
  • ぼくは麻理のなか 1巻

    ネタバレ 購入済み

    面白いです

    でもあまりエッチではないです。
    シャッターアイランドみたいなあれですね

    1
    2017年02月10日
  • 志乃ちゃんは自分の名前が言えない

    Posted by ブクログ

    私も吃音持ちなので、共感、同情、色んなことを感じながら一気に読んだ。 加代ちゃんみたいな人の存在、本当に心の支えになるんだよなあ。 大人になってからは気の持ちようでどうにでもなるんだけど、子供時代は環境次第。こういう先生だとどんどん抱え込んじゃう。悪気はないんだろうけど。

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    2023年07月17日
  • 惡の華(11)

    購入済み

    本当に好きな漫画のトップ3に入

    物語の完成度(いや 言い方を換えればリアルな未完成度とも言える)の高さもすごいが、
    これは文章より絵であることにすごく意味がある作品だと思う
    多かれ少なかれ、自覚しているより何倍も不安定な時期にとりわけ抱えるものを、あーそうそうこんな感じ!としっくりきてさらに入り込む感じ
    何度読んでも発見がある

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    2016年05月13日
  • 惡の華(11)

    Posted by ブクログ

    思春期とはかくも醜く儚いものか。
    さも美しいかのように賛美するマンガは数あれど、〝自意識過剰な日常〟であることを読者に突きつけてくる意味で2000年代の古谷実とこの作品は双璧をなす。

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    2015年12月31日
  • 惡の華(11)

    Posted by ブクログ

    一巻から一気に読んだ。

    7巻くらいまでの中学生編はゲロが出そうなくらい気持ちの悪いものだったけれど、高校編はとても良かった。

    最後あんな終わり方なのに満足できた。

    この人の作品で女の人はとても重要。

    この作品での作者の画力と表現力の向上がすごい。常盤さんの表現とか良かった。

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    2015年08月02日