押見修造のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ映画を見てこの漫画を知り読んだ。
映画の方が奥行きを加えたストーリー展開だった。でも、漫画の方も十分伝わる。よかった。
ラストは映画と漫画で違っていた。どちらも希望のある終わり方だけれど、映画の方は見る人にその先を委ね、漫画はその先を見せている。映画の終わりの先がこの漫画のようになるならよいと思う。
作者のあとがきもよい。『この漫画では、本編の中では「吃音」とか「どもり」という言葉を使いませんでした。それは、ただの「吃音漫画」にしたくなかったからです。とても個人的でありながら、誰にでも当てはまる物語になればいいな、と思って描きました。』 -
Posted by ブクログ
著作者:押見修造
発行者:講談社
押見修造氏による漫画『惡の華』は、ボードレールの詩集『悪の華』を心の拠り所とする内向的な中学生・春日高男を主人公とした、思春期の鬱屈と狂気を描いたサイコ・サスペンス作品です。 物語のあらすじを大きく分けて解説します。
1. 衝動と「契約」の始まり
群馬県の閉塞感漂う地方都市。読書好きでどこか周囲を冷めた目で見ている春日は、クラスの「マドンナ」的存在である佐伯奈々子に密かに憧れていました。 ある日の放課後、春日は衝動的に教室に残されていた佐伯の体操着を盗んでしまいます。その現場を、クラスの浮きこぼれで問題児の女子、中村佐和に目撃されてしまいました。 中村は盗みの -
Posted by ブクログ
ネタバレーー人はなぜ、子を欲するのだろうか。
これは私自身、常々答を探っている問いでもある。
そして現時点での答も、一応持ってはいる。
それは、「自らの内から生まれる命と会ってみたい」。
エゴ以外の何物でもない、何とも自分勝手な欲望だ。
そして、自分のために子を欲する、という点で、
これは静子と共通している。
だから私は、この作品を読んで、他人事でなく恐怖した。
「私も静子と同じようになるのではないか?」と。
自分が救われる為に、静一を欲した静子。
自分が受け取れなかった愛を静一に注ぐことで、
自分の穴を埋めようとした静子。
けれど、それでは埋めることができなかった。
なぜ?
自らの救いを -
無料版購入済み
小学校の思い出的な
ひろみ君、今だったら発達障害等と診断されそうです。主人公の名前は作者と一緒なので、ある意味、実体験ベースの作品でしょうか。小学校の日常生活をうまく描写されていました。
-
購入済み
学校でも取り上げればいいのになと思います。
腫物扱いしたり、こそこそのけ者扱いするのは理解がないから。
人と違う症状を持った子がいることを、なんらかの授業でやって欲しいです。
ただ、当事者は取り上げて公表されるのも嫌かも知れませんね…難しい。