押見修造のレビュー一覧

  • 志乃ちゃんは自分の名前が言えない

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    吃音症を題材としたマンガ。
    あとがきにて、作者自身も吃音症だったとのこと。
    心理的な描写がリアルでした。

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    2014年08月04日
  • ぼくは麻理のなか 3巻

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    あっという間の3巻め。麻理はどこ?となんだかサスペンスの様相が出てきました。主人公がどんどんキモく暴走していますが、そのリアルさが本当にすごい。女の友情の絶妙な綱渡り感といい、この作者は人間というものをよく見ていると感じます。

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    2014年07月25日
  • ぼくは麻理のなか 2巻

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    女同士の友情の微妙な機微や、誰もが持つ人に言えない性のことなど、すごい嫌なところをえぐってくるなぁ、、、と感心。引きこもりの主人公の、コミュニケーションの絶望的な下手さとか、もう胸が痛いです。。すごいマンガだ、これは。

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    2014年07月25日
  • ぼくは麻理のなか 1巻

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    ちょっと見るだけ…のつもりが、グイグイ引きこまれてしまった。なんだこのパワーは。間違いなく、ここ最近で読んだ中で一番面白いマンガ。さえない引きこもり男が、憬れの女の子の体になってしまう、、、という、まあありがちな設定だけれど、その後の展開はまったく予想外。こんなにリアルにこのシチュエーションを描写できる手腕に脱帽です。続きが気になって3巻まで一気に読んでしまった。

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    2014年07月25日
  • ぼくは麻理のなか 3巻

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    面白過ぎる!非モテ男の『心』がクラスの人気者である美少女の『体』に入ってしまうという 設定だけ聞くとありがちな話だが、リアルな状況描写と主人公の内面描写によって、切迫感迫るサスペンスとして展開が読めず面白い!
    個人的2014年『この漫画がスゴい!』大賞有力候補w

    自分の『雄性』に絶望している非モテ男が『キラキラして 青春を謳歌している 美少女になりたい』と願い、その望みは叶った・・・ が、しかし現実の『女の子』のが抱えている人生の生き苦しさが徐々に見え始めて・・・という『お前らが思う程、女の子の人生は甘く無い』を叩き付ける漫画、そんな作品を男性が描いているこじらせぶりがもうね!最高!!

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    2014年07月09日
  • 惡の華(11)

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    完結巻が出たということで『悪の華』と『おやすみプンプン』を比較しながら一気読みしてみた。どちらもファム・ファタールに出会った少年が悲劇的な恋愛を通して成長するという 同じ物語を描いてるんだけど、作者の資質これだけ読書感が変わるのが面白い。

    僕は個人的に『あの人には、あの人の人生があり、自分の思い込みとは関係なしに、勝手に成長したり救済されていたりする』という現実を描いた『悪の華』の結論の方が自分には合っているな…と感じました。

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    2014年07月09日
  • 惡の華(11)

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     6巻くらいから際立ってきたと思うんだけど、キャラクターの表情が異様に強くなって、直視されると次のコマ行けない的な。『みーまー』の大江湯女とかを凌駕する眼力があると思う。
     これは若いうちに読んだ方が結構効くと思うな(中2〜3とか)まあ、どうなっても保証は出来んけど!

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    2014年07月06日
  • 惡の華(11)

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    コミックでしか描けないシーンの数々。美しかった。完結。

    最後のノートからのくだりは春日が過去と自己を距離を置きつつも直視できるようになった象徴のように思えた。

    思春期に限らず、暴走する自己と折り合いを付けていくことは重要なテーマ。本書はあらゆる世代に読み継がれていくだろう。

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    2014年07月04日
  • 惡の華(11)

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    別マガを追いながら、あーかわいいカノジョができたらどうせそんなもんだよなー、とか、あー押見センセーもアーティスティックになったもんだなー、とか、あーどうせ誰でも子供ができたら丸くなるんだなー、とか、こんな終え方しか考えられなかったのかなー、とか、考えていたが、こうしてまとめて読み返してみると、これはこれでこういうものだったのだ、と。
    むしろそこまで私の鬱屈した現状を掻き乱してくれていたのだとも思い直すことができる。
    つまり思春期にいつまでもつまづき続けている私の自意識に針を刺してくれたのだ。

    「二度とくんなよ、ふつうにんげん」

    ここ数年はこの漫画に心を奪われ続けていたので、ともかくも感謝。

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    2014年07月01日
  • 志乃ちゃんは自分の名前が言えない

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    普通にしゃべれる魔法の言葉。これは、かよが志乃の事を思って書いた詩なのでしょうか。ラストの学園祭のシーンは感動しました

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    2014年06月23日
  • 惡の華(11)

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    ネタバレ

    この物語はボク自身だ。
    ボク自身の救いの物語なのかもしれない。
    あとがきにもありましたが、
    この作品が世の中に出てくれて
    読むことができてすごくうれしいです。
    何回でも読みたくなるので、絶対に売りません。

    押見修造さんに感謝申し上げたい。
    この作品を書いてくれて本当にありがとう。

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    2014年06月18日
  • 志乃ちゃんは自分の名前が言えない

    ネタバレ 購入済み

    気付いたら涙が。

    気付いたら涙が溢れていました。吃音の人以外にも分かりやすく理解しやすい漫画でした。ストーリーも良かったです。

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    2014年06月17日
  • 惡の華(11)

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    完結したー!少し淋しい。
    読み終えた時、最初から読み返さなきゃと感じた。
    終わり方としては、嫌いではないけど、まだもう一波乱を期待していなかったと言えば嘘になる。
    少し間を置いて、一気読みし直そう。

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    2014年06月17日
  • 惡の華(11)

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     1巻2巻の頃は個人的にはそこそこ面白いフェチマンガといった程度の印象で、表紙とタイトルでなんとなく買って読んでいたのだけれど、もういつからか発売が待ち遠しい漫画になっていました。そしてもう少し続くと思っていたので完結が寂しいです。高校編もう一波乱あると思った。終わり方としては、盛り上がりには欠けるけど下手に話を盛り上げてチープな作品になるよりは、これはこれで良かった。

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    2014年06月16日
  • 惡の華(11)

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    最終巻。
    初めて惡の華を買った時は「なんで買っちゃったんだ……」と頭を抱えました。思春期のエグイ部分をとにかくはぎとり、痛い痛すぎるの連続。恥ずかしいですが、わたしにもあった若い頃の破壊衝動を思い出させられ「もうイヤ……読むけど……」というかんじでした。
    高校生編に入ってどんどん普通になっていく物語を読みながら、そこに生じる空っぽの感覚に「もういいかな」という後悔がありました。
    しかし、9巻を読んで自分の過ちに気づきました。中学生編で終わらなかった意味、高校生編に続いた意味。涙が出ました。
    大抵の人は後悔しているであろう痛い過去を赦してくれる。それでいいんだよ、と背中を押してくれる大切なマンガ

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    2014年06月15日
  • 惡の華(11)

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    素晴らしかった。その一言に尽きる。

    読後感はきっと人それぞれなんだろう。それこそが素晴らしい作品の本来の評価なんだと思う。

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    2014年06月15日
  • 惡の華(11)

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    青春とは疾風怒濤、吹き荒ぶ風と、猛り狂う波と、
    そして海辺での殴り合いだ。
    それはもう、お決まりのパターンなのだ。

    青年期を「疾風怒涛」と表現したのはアメリカの心理学者G.S.ホールであるが、彼が提唱した学説に「心理的反復説」というものがある。
    個人の発達は生物としての人類が辿った進化の歴史に似た発達段階を繰り返す、というもので、
    要するに文化や時代は違えど結局人は、過去の人が繰り返してきた同じパターンの反復でしか成長していけないんだよ、ということである。

    結局みんなふつうに生きて、ふつうにセックスして、ふつうに死んでいくんだよ。
    それしかできないんだよ。
    それのどこがいけないの?

    物語

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    2014年06月12日
  • 惡の華(10)

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    満喫で10まで一気読み。
    こりゃすげえや。全身泡立つ。ムグググ…
    まだ終わりじゃないんだね。ど、どうなるんだ、どうなるんだ。
    ホント傑作だ。

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    2014年05月13日
  • 志乃ちゃんは自分の名前が言えない

    購入済み

    隠れた名作

    吃音がテーマの泣ける漫画。

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    2014年06月06日
  • 志乃ちゃんは自分の名前が言えない

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    志乃ちゃんの「くやしいッ」に、この漫画の全てが詰まっている。「悲しい」でも「辛い」でもなく「くやしいッ」なんだ。志乃ちゃんには言いたくても言えないことがたくさんある。号泣した。

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    2014年02月08日