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本当に好きな漫画のトップ3に入
物語の完成度(いや 言い方を換えればリアルな未完成度とも言える)の高さもすごいが、
これは文章より絵であることにすごく意味がある作品だと思う
多かれ少なかれ、自覚しているより何倍も不安定な時期にとりわけ抱えるものを、あーそうそうこんな感じ!としっくりきてさらに入り込む感じ
何度読んでも発見がある
Posted by ブクログ
青春とは疾風怒濤、吹き荒ぶ風と、猛り狂う波と、
そして海辺での殴り合いだ。
それはもう、お決まりのパターンなのだ。
青年期を「疾風怒涛」と表現したのはアメリカの心理学者G.S.ホールであるが、彼が提唱した学説に「心理的反復説」というものがある。
個人の発達は生物としての人類が辿った進化の歴史に似た発達段階を繰り返す、というもので、
要するに文化や時代は違えど結局人は、過去の人が繰り返してきた同じパターンの反復でしか成長していけないんだよ、ということである。
結局みんなふつうに生きて、ふつうにセックスして、ふつうに死んでいくんだよ。
それしかできないんだよ。
それのどこがいけないの?
物語は永遠に続く繰り返しとして、幕を降ろした。
これは永遠に終わらない春日青年の思春期の記録であり、
永遠に繰り返される人類の歴史の一部なのだ。
…とまで言ったら、言い過ぎか。
Posted by ブクログ
ボードレールを愛する少年、春日高男。ある日、彼は、放課後の教室に落ちていた、大好きな佐伯奈々子の体操着を、思わず盗ってしまう。それを、嫌われ者の少女・仲村佐和に見られていたことが発覚!! 盗んだことをバラされたくない春日に、彼女が求めた“契約”とは‥‥!?
常磐と生きていくため、仲村に会いに行くと決めた春日。海沿いの町で穏やかに暮らす仲村と、春日は3年半ぶりの再会を果たす。夏祭りの日、あの瞬間まで春日は信じていた。仲村と二人“クソムシの海”から抜け出すのだと‥‥。それは、ずっと春日の心を過去に縛り付けていた疑問。かつて二人で見た夕焼けと同じ空の下、春日はあの時、自分を突き飛ばした理由を仲村に問いかけるが‥‥!?
海辺での春日と仲村と常盤が、取っ組み合い気持ちをぶつけ合うシーンは、自分の中の黒歴史が昇華された爽快感があった。
「2度とくんなよ、普通人間」
らすとー
今巻は、思いがけない帰郷からはじまります。
しかし、それは重大な決意のもとの行動です。
前巻で、常磐さんに話すことが出来なかった「過去」
話さないでおこうとした「過去」
そのことが、二人の関係に微妙な違和感・しこりを生みます。
それに気付く春日は、自分の心に再び芽生えた
小さな悪の華にも気付くのです。
そして、不意に訪れた祖父の危篤がきっかけとなり、何かが春日の中で
大きく動き出した、という前巻の終わりでした。
帰郷してみて、あらためて自分の「過去」を突きつけられます。
親戚や、葬儀の参列者から向けられる冷ややかな視線。
心無い言葉。
けれど、そういったものの中でも、春日の決意は揺らぎません。
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少年・青年マンガ
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