押見修造のレビュー一覧

  • 血の轍 3

    精神に変調をきたいしている?

    あまりそういうふうには見えていませんでしたが、主人公が両親の夫婦喧嘩を覗いて見てしまった感じだと、母親は以前からだいぶ精神を病んでいたのを必死に隠していたのかも、と感じますね。
    父親と一緒にお見舞いに行ったしげる君は、記憶障害が残ってしまっているようです。
    主人公もショックがあってでしょう、吃音...続きを読む
  • 血の轍 2

    危うい共犯関係と……

    母親の過干渉と、近親姦的な愛情もあるのでしょうかね。非常に危ういものを感じる作品で、母親の精神状態も極めて危ういです。
    いわゆる代理ミュンヒハウゼン症候群的なものを感じますね、実際は主人公の母親がしげる君を崖から突き落としたわけですが……。
    主人公はそんな母親と口裏を合わせてしまいますので、既に...続きを読む
  • 血の轍 4

    吹石さんも巻き込んで……

    危うい関係性は終始一貫していますね。
    学校では吹石さんときちんと話し合う機会もあり、交際を開始するんですが、母親が案の定、そこも干渉してきますね。
    吹石さんの両親も離婚しているようなので、もしかしたら彼女もそれなりに家庭の問題を抱えているのかも知れません。
    放課後デートをしていたら主人公の母親...続きを読む
  • 血の轍 1

    どういうふうに展開するのか?

    スクリーントーン等を使わないタッチの絵柄が合っていますね。
    中学生の主人公の少年と、その母親とかが出てくる話ですが、父親がいないような、存在感が希薄な家庭で、この親子関係、何かありそうな……最初は読者にはその辺まで見えませんが、ある種の共依存関係っぽいものを彷彿とさせる雰囲気はありますね。
    母親...続きを読む
  • 血の轍 1

    こころ揺さぶられる

    えええ…ちゃくちがきになる
  • 血の轍 15

    母の過去

    ようやく語られる静子の過去。
    あまりにも非現実的な壮絶さ、ではなく、リアリティのある精神的な虐待と疎外感。
    離人感、といっていいのだろうか。あの義姉がいなければあそこまでの事態には
    至らなかったのか、それともやはり時間の問題であったのか。
    静一から見る静子はやはり美しいまま。いつ現実とすり合...続きを読む
  • 血の轍 4
    やっと物語が動き始めて面白くなってきました。
    これからママがどんな恐ろしい姿を見せてくれるのか楽しみです。
  • 血の轍 1

    不思議

    不思議で不気味。続きが気になりクセになるかもしれないです。
    文字数、登場人物が少ないので読みやすいです。
  • 血の轍 4

    結末がどうなるかみたい…

    異常な母親の過干渉というより、子供の自我まで許さない母親に精神を病みそうになる子供。従兄弟を殺しそうになった母親を見ているだけに、反抗することも躊躇するほど抑圧された子供の鬱憤は、いつか爆発する展開を予感してしまう。
  • 血の轍 3

    先が気になる

    いとこが死ねず生き残り脳性まひの障害者になってしまい、
    号泣する主人公の息子はショックで吃音になってしまう。。
    溺愛していたお母さんも不満を父に打ちまけて徐々に壊れ始める
    続きが気になる3巻だった
  • 血の轍 1
    怖いもの見たさで読んでしまい後悔しました。心が病んでしまいそうな影響力あるストーリーと表現力だなと思います。
  • 志乃ちゃんは自分の名前が言えない
    "自分の名前が言えない"大島志乃。自己紹介など話すことが上手く出来ない大島志乃は、入学早々にどもり癖をネタにつまはじきにあう。歌が下手な加代とフォークデュオを組み、灰色の学園生活に光が差してくると思えたが。
    作者の押見修造さんが実際に吃音に苦しんだだけに、大島志乃の自分の言いたいことを言葉に出来ない...続きを読む
  • おかえりアリス(1)
    なんかこの人の漫画ってどれもこれも似たような印象なんですけれどもねぇ…惰性で読み続けています…絵が可愛いからなんか惹かれるんでしょうか?? 社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    性欲とは何か?? みたいなのがテーマとかあとがきの漫画で描かれていましたなぁ…まあ、特にこれといって興味はありませんが...続きを読む
  • 血の轍 11
    ママから見た僕。
    僕としげちゃん。
    ママと僕としげちゃん。

    何が夢で、何が現実なのか。
    朧げなままに自分が幼少期落とされたあの場所で、しげちゃんを突き落とした静一。
    そして少年監獄へと進んでいく。

    犯罪者も犯罪者の正義がある。
    何が善で何が悪なのか。
    その犯罪一つが起こるまでに多くの出来事や感情...続きを読む
  • 血の轍 11

    狂気

    冬の夜明け前にしげちゃんが家に来て、静一を山に誘ったのは、夢ではなく現実だったんですね。

    母親がいかに静一の精神・心に棲みついているか、重く大きい存在であるかが痛々しい。

    理想の白く輝くママの皮を剥がしたら
    これまでの静一の主観の描写とは違う、
    美しさが抜けた、普通の?美化されていな...続きを読む
  • 血の轍 3
    だんだん怖くなってきたーーーー。

    毒親というよりもこのお母さん病んでる、やばい。。
    しげちゃんの表情の描き方やお見舞いに行ったシーンいいな。
  • 血の轍 14
    今回も文字数少なかったので秒で読めた…と言ったら言い過ぎか…社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    最後のあとがき? 的な文章が気になりましたけれども、この物語は著者の実体験をもとに描かれているのでしょうか? そのように感じざるを得ない文章でしたからねぇ…。

    まあ、ともあれ物語はまだまだ続くのか...続きを読む
  • 血の轍 10

    何してるねん

    主人公がようわからん。
    母親の呪縛から逃れられない。。。
    こんなのは反面教師にしてくれよ。
    とにかく早く次巻みたい
  • 血の轍 14
    ここ数巻、読んでいてめちゃめちゃ辛いです。
    どういう結末になるのかがずっと気になっています…幸せになってほしい。
  • 血の轍 14
    一卵性親子である静子の深淵と老衰を覗き、また母と息子ではなく一人の人間同士としての関係性を築くまでのプロセス