押見修造のレビュー一覧

  • 惡の華(11)

    Posted by ブクログ

    "子供"の潔癖さで観る"大人"は嘘つきで偽善者でカッコ悪いのかもしれない。
    でもそれは社会に適応するために必要なスキル、自分とは違う個性を持つ他者との間で無闇に傷付けたり、傷付けられたりしないための鎧です。
    剥き出しのまま、変態のまま、潔く生きたい仲村さんには気持ち悪く、生き辛く感じるのだろうけど…。仲村さんは大人になれたのでしょうか?

    マンガの幸せな未来の妄想を裏切るようですが、大人になって社会に出てもしんどいことは多々あります。でも幸せを感じる瞬間も時々あるから、なんとかやっていけるのかなと思います。

    0
    2014年07月08日
  • 惡の華(5)

    Posted by ブクログ

    河原の秘密基地で、街の中に“山の向こう”を作り始めた春日と仲村。それに気づいた佐伯は嫉妬し常軌を逸した行動に出ようとする。重度の中二病が3人も集まるとロクなことにならんらしい。

    0
    2014年07月06日
  • 惡の華(6)

    Posted by ブクログ

    佐伯に秘密基地を燃やされ途方にくれる春日の前に警察がやってくる。追い詰められる春日の前に髪を切った佐伯が現れ…。春日がすっかりマインドコントロールされちゃってる様がコワイわー

    0
    2014年07月06日
  • 惡の華(7)

    Posted by ブクログ

    夏祭りの夜、破滅へと突き進む計画を実行した春日と仲村だったが寸前で失敗。時は経ち、新たな町で抜け殻のように高校生活を送る春日の前に現れたのは…。新章突入、さてどうなるのか。

    0
    2014年07月06日
  • スイートプールサイド

    Posted by ブクログ

    毛深い女子とツルツル男子。お互いがお互いをうらやましいと思いつつ、恋には発展しない。思春期の複雑な男女関係が上手く描かれているなぁと。
    映画版も見ましたが、原作にはない主人公が発狂しているシーンなどもあれはあれで有りかなと

    0
    2014年07月03日
  • 惡の華(11)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    春日がふつうのにんげんとして最終話を迎えてしまいあっけに取られた。しかし、最終話で仲村さんをふつうのにんげんにしたのは春日だったというオチで、1話からのドロドロぐちゃぐちゃした物語が完全に昇華された。

    0
    2014年06月25日
  • 惡の華(1)

    Posted by ブクログ

    ボードレールを愛する少年、春日高男。ある日彼は教室に落ちていた大好きな佐伯さんの体操着を盗ってしまう。それを嫌われ者の少女・仲村佐和に見られてしまい…。まーしょっぱなから病んでるわ。

    0
    2014年06月22日
  • 惡の華(3)

    Posted by ブクログ

    真夜中に学校へ忍び込み、教室をメチャメチャにした春日と仲村。変質者の仕業ということになったが、彼女である佐伯にバレてしまう。それにしても主要キャラみんなあたまおかしい。

    0
    2014年06月22日
  • 惡の華(4)

    Posted by ブクログ

    “山の向こう”へ行こうとした春日と仲村だが、失敗し町に連れ戻されてしまう。そして1ヶ月後、佐伯とも別れ絶望に塞ぐ春日は自分以上に傷ついている仲村に気づき…。どんどんトチ狂ってくのね…

    0
    2014年06月22日
  • 惡の華(11)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    どんな壮絶な終わり方をするのかな、と思っていたらとても「普通」な終わり方でした。でもそれが良かったです。

    心と体が男女それぞれで成長していく思春期、そこから生まれる嫌悪感や得体のしれないドロドロした感情とどう向き合うかを描いた漫画なのかなと思いました。

    今までよくわからなかった登場人物達の台詞も、最終巻を読んだ後なら理解できます。

    悪の華は誰の前にも現れていつか散っていくもの。それが普通。

    0
    2014年06月14日
  • 惡の華(11)

    Posted by ブクログ

    ただただ、面白かった。良い終わり方の見本みたいな感じ、ですかね。穏やかに、そしてすうっと入ってくる心地よさ。
    初期巻から考えると、こういう終わり方になるとは、思わなかった。

    0
    2014年06月09日
  • 惡の華(11)

    Posted by ブクログ

    最初から間違えていた。ハメられた。こんなに腑に落ちる最終話、ただただ読んできてよかったぜ!っておもたです。
    仲村さんのボキャブラリーの幼さが切なくて。最終話にむけて時間軸の逆走で、仲村さんという少女に、突如説得力がでてくる。生身の人間らしい葛藤をかかえた少女の姿。
    最終巻よんで、全巻通して読み直したくなるマンガってそう多くないけど、これは間違いないく、それ。仲村さんと春日の関係、11巻を読む前と後でミカタがかわる。
    にしても、常盤さんのにんげん力がハンパない。

    1
    2014年06月19日
  • 惡の華(10)

    Posted by ブクログ

    かつての街への帰省を経て、いよいよ中村さんとの再会。新しい環境で出来た彼女も巻き込んで、これからどんな悪夢がまた繰り広げられるのでしょうか。

    0
    2014年05月13日
  • 惡の華(10)

    Posted by ブクログ

    早く続き読みたい…!!また物語が加速してきた印象。
    このスピード感が春日くんの仲村さんに対する思いを表してるよう。

    0
    2014年04月27日
  • 漂流ネットカフェ 1巻

    Posted by ブクログ

    10代の頃に「あの頃こうしてれば今頃こうなってたんじゃないか」みたいなたらればを引きずってる30代が読むと刺さるものが多すぎな漫画だと思った33歳の私。これは危険。

    1
    2014年03月29日
  • スイートプールサイド

    Posted by ブクログ

    完全にこうゆう感情を持っていたことを忘れてました。なんかとても懐かしく、エロ面白かったです。

    ムダ毛の処理って大変だなぁとあらためて思いました。男で良かった(笑)

    0
    2014年03月07日
  • 志乃ちゃんは自分の名前が言えない

    Posted by ブクログ

    音痴だったり空気読めなかったり名前が言えなかったり、みんなができる当たり前のことができないことへの怖さや悔しさが最後にわーっと発散されて感動したし読んでてすごく爽快だった。押見さんのあとがきでは、自分の欠点は時に武器になるということを身をもって実証していてちょっと勇気をもらった。

    0
    2014年02月20日
  • ぼくは麻理のなか 2巻

    Posted by ブクログ

    押見作品は本当に素晴らしいです!! これも「悪の華」と似たような感じで思春期らしい、あの頃の気持ちをまざまざと思い出させてくれます…

    ただまあ、主人公はちょっとJKの太ももだとかスカートだとかにビンビンになりすぎだとは思いますが…。

    まあ、これは僕が歳を取ったから言えることなのかもしれませんけれども、今の僕はここまで興奮しません…高校在学時もここまで興奮したかどうかと問われると「?」としか答えられません…

    ヽ(・ω・)/ズコー

    まあ、それでも先が気になるお話ではありますね! 三巻が出るまでにもう一度、読み返すのもイイかもしれません…それほどにかつての、あの頃の気持ちを思い出させてくれ

    0
    2014年02月12日
  • 惡の華(10)

    Posted by ブクログ

    主人公が、過去に向き合う時がやってきた。残された人、離れた人、どちらにも、幸せも不幸せもあって、これからの展開に期待する。

    0
    2014年02月07日
  • 惡の華(7)

    Posted by ブクログ

    高校編入って少しペースダウン…かと思いきや、久しぶりに本を手にとった春日の描写から一気に盛り上がってきた。

    0
    2014年01月31日