【感想・ネタバレ】惡の華(10)のレビュー

あらすじ

危篤の祖父を見舞うため、3年半ぶりに故郷へ戻ってきた春日(かすが)。しかし、夏祭りの事件以来、初めて姿を現した春日を親類たちは疎む。決して戻らない人間関係を感じつつ、祖父の葬儀に参加する春日の前に、かつての級友・木下が現れる。過去の自分に決着をつけるため、木下と話すことを決めた春日。そこで、未だ過去に囚われ続ける木下は、春日に問う。「仲村(なかむら)が今いるところ、聞きたい?」

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まだまだ

「過去」と向き合うことは、 現在の春日の存在を彼自身が認識するために必要なこと。 それを行って自分の罪を背負い、その上に立とうとする春日。 それはp21-22の「この町とは一体何だろう」という台詞から感じる。 だからこそ、「臭い者にはフタをする」群馬の描写は、 社会に対しての反応、現実との折合いとしては現実的でありながら、 社会の価値観に規定されすぎている妙な異質さ、弱さを備えているこの香りを思い出したりします。

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2022年06月06日

Posted by ブクログ

満喫で10まで一気読み。
こりゃすげえや。全身泡立つ。ムグググ…
まだ終わりじゃないんだね。ど、どうなるんだ、どうなるんだ。
ホント傑作だ。

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2014年05月13日

Posted by ブクログ

常磐さんに告白して、過去から前へ進もうとする春日の神回連続!よくがんばったな。
暗い闇と無力さと…これが青春だな。

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2014年01月13日

Posted by ブクログ

安らぎは罪の上に。
日常は罰の下に。

物語としての目的がはっきりしていない作品だけに、終着点がいまいち予想できないのだけれど、
最終的にやはり、春日のファム・ファタールになりうるのは常盤さんではないのだろう。

常盤さんはきっと作家になって、何かのすごい賞をとったりするのだ。春日はどこか彼女の知らない場所で、そのことを知るのだ。
けれど常盤さんが小説に書いたのは、彼女自身を小説に向き合わせた若き日の恋人のことであった。その恋人がかつて語ってくれた蒼き日の罪のことを、彼女は小説にすることで彼を罰し、そして救ったのだった。

最終回では、まだ罪を拭いきれずにいる春日青年が、常盤さんのデビュー作であるその小説を、町の小さな本屋で手にするところで終わる。
その小説の題名が、若き日の恋人が敬愛して止まなかったヴォードレールの詩集の題名からとられていたことは言うまでもない…。

つまりこのマンガ『惡の華』とは、常盤さんが春日少年との日々を題材に書いた小説『惡の華』だったのである。
という「ループ説」を提唱してみる。

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2014年01月21日

Posted by ブクログ

惡の華は毎回読むのつらいけど今回はいままでに増してつらすぎる
常磐さんの顔とか、、、春日もだけど、常磐のしあわせを願わずにはいられない
でも惡の華ってみんなしあわせになりました、な漫画ではないよなー

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2014年01月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

祖父が倒れて群馬に戻る春日。
いとこから祖父が死んだのは高男のせいだと責められる。
木下は春日に奈々子の行方を聞く。木下は自分だけが町に取り残されているという。
群馬から戻った春日に、常磐は出来上がった小説を読ませようとする。
しかし春日は今はその小説を読めないという。
常磐は春日とともに仲村に会いに行くという。仲村は銚子の外川という町にいるという。
そこで母親に引き取られている仲村に会う。

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2015年01月04日

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かつての街への帰省を経て、いよいよ中村さんとの再会。新しい環境で出来た彼女も巻き込んで、これからどんな悪夢がまた繰り広げられるのでしょうか。

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2014年05月13日

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早く続き読みたい…!!また物語が加速してきた印象。
このスピード感が春日くんの仲村さんに対する思いを表してるよう。

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2014年04月27日

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主人公が、過去に向き合う時がやってきた。残された人、離れた人、どちらにも、幸せも不幸せもあって、これからの展開に期待する。

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2014年02月07日

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春日くんの過去と、その清算に焦点が当てられた10巻。
物語後半に登場する、懐かしいあの人との出会いに全て持って行かれた感がありますね。(((゜д゜;)))
次巻が楽しみです!

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2014年01月24日

Posted by ブクログ

過去と決着付け始める巻、ほんとひどい男だよ春日は。やっと仲村さんと再会、そして仲村さんの一言。やっぱり悪の華はこうじゃないとね。

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2014年01月16日

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なぜ、古傷を抉るようなことをわざわざ? 波風たてず常盤さんと明るい未来を築いていけよ、と思わなくもないですが。仲村さんとの事を決着つけないと話が終わらないし。3年後の仲村さんを見てみたいというのもあるし。
そんなわけでついに仲村さんと再会です。
仲村さんはまだあの仲村さんのままなのか、意外と普通の子に落ち着いてしまっているのか。
高校生編は蛇足でした、なんてことにならないようクライマックスを盛り上げて欲しいですね。

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2014年01月15日

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思春期の男の子のなんとも言えないもやもやが面白い。大人になった今だから冷静に楽しめるけど、中学時代とかに読んでたら、爆発しそうだったかも。それにしても常磐さんが男前すぎるな。

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2014年01月11日

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ネタバレ

別冊マガジンで読んでいたので展開はわかっているが。
ついに仲村さんに。
過去との決着。過去への執着。

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2014年01月13日

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中学時代とはうってかわって幸せな時を過ごすことができるようになってきた春日は、過去の矜持に囚われている自分に気付き、ついに暗黒の過去と向き合うことを決めた。
そこにはかつての級友木下が…。
そして木下から中村さんの居場所を知り…。

どんどん発展していく内容にのめり込む。
次巻が気になって仕方がない
タッチがアニメよりになってきた?
何か表情表現がうまくなっている気がした。

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2014年01月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今回も読ませる。今に集中して生きるために過去を清算しようとする、春日の信念を感じた。多くの人に批判され、時には表情が揺らぎながらも行動を止めない。そんな中、ただ見守ってくれる人たちの存在。過去というものは、そこまでして精算すべきかどうか?次巻にも期待。

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2014年01月11日

ネタバレ 購入済み

対峙

一度の帰郷を経て全てを伝える覚悟を決めた春日。文も受け止める覚悟を決めたように、仲村に会いに行くことを決める。

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2022年07月26日

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この著者は相変わらず思春期の青年を描くのが上手い! と思いました…著者自身がまだまだそこ(思春期)から抜け出ていないからでしょうか? あ、もちろん著者はもう年齢的には立派な大人なんだとは思いますが…なんというか、精神的に…あの頃(思春期)の気持ちを引きずっているんじゃないかと勝手に勘ぐっている俺です

ヽ(・ω・)/ズコー

今回はかなりセリフが少なめですねぇ…そこが気になりましたけれども、絵柄だけで話を進めていくのもまたアリなのかな、と思いました。

そして仲村さんが出現!! 今後の展開に期待ですねぇ…いえ、個人的にずっと仲村さん押しでしたので、再登場はかなり嬉しいことなのです…盛大な拍手を送りたいほどに…さよなら。

ヽ(・ω・)/ズコー

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2014年01月29日

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毎巻そうなのだが、引きがうまく、次の巻を早く読みたくなる。しかし、主人公が引っ越してからは、引っ越す前の話に比べると薄味で、あっさり読み終えることができてしまい、若干物足りない。主人公が引っ越す前の、ドロドロとした、とてつもない迫力のある内容を(も)、また読みたい。次巻以降期待しています。

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2014年01月14日

Posted by ブクログ

せっかくの平穏に忍耐ならず、愚かな衝動を抑えられずに暴走する。思春期ってバカだよねぇ。と、マジでマンガの人を心配したり。

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2014年01月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今回は正直肩透かしというか、むしろ展開としては予想通りすぎてちょっとつまらなかったかも。次巻、仲村さんと再会したその後がどうなるのかは全く予想もできない!楽しみです。
どうでもいいけど登場人物の女の子みんなエロいなぁ……

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2014年01月09日

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