押見修造のレビュー一覧

  • 惡の華(10)

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    春日くんの過去と、その清算に焦点が当てられた10巻。
    物語後半に登場する、懐かしいあの人との出会いに全て持って行かれた感がありますね。(((゜д゜;)))
    次巻が楽しみです!

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    2014年01月24日
  • 志乃ちゃんは自分の名前が言えない

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    ネタバレ

    作者自身が吃音症に悩んでいたにも関わらず、それを題材にし、吃音の症状をこれだけしっかりと描写できるのはすごいと感じました。
    志乃…あどけない一人の少女が、あんなに顔を歪めずとも、もっとソフトに、綺麗に描くことは可能だったと思います。
    ですが敢えてそれをしないことで、吃音症患者の苦しみや情けなさ、恥ずかしさ、悔しさがひりひりと伝わってきました。

    惡の華愛読中なのでもっと暗い話になるかと思いましたが、救いのある青春ものとして、ややテンポは早いものの一冊に上手くまとまっていました。
    作者の後書きも必要不可欠でした。
    惡の華とは違う方法で、誰かを救える作品なのではないでしょうか。

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    2014年02月05日
  • 惡の華(10)

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    過去と決着付け始める巻、ほんとひどい男だよ春日は。やっと仲村さんと再会、そして仲村さんの一言。やっぱり悪の華はこうじゃないとね。

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    2014年01月16日
  • 惡の華(10)

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    なぜ、古傷を抉るようなことをわざわざ? 波風たてず常盤さんと明るい未来を築いていけよ、と思わなくもないですが。仲村さんとの事を決着つけないと話が終わらないし。3年後の仲村さんを見てみたいというのもあるし。
    そんなわけでついに仲村さんと再会です。
    仲村さんはまだあの仲村さんのままなのか、意外と普通の子に落ち着いてしまっているのか。
    高校生編は蛇足でした、なんてことにならないようクライマックスを盛り上げて欲しいですね。

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    2014年01月15日
  • 惡の華(10)

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    思春期の男の子のなんとも言えないもやもやが面白い。大人になった今だから冷静に楽しめるけど、中学時代とかに読んでたら、爆発しそうだったかも。それにしても常磐さんが男前すぎるな。

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    2014年01月11日
  • 惡の華(10)

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    ネタバレ

    別冊マガジンで読んでいたので展開はわかっているが。
    ついに仲村さんに。
    過去との決着。過去への執着。

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    2014年01月13日
  • 惡の華(10)

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    中学時代とはうってかわって幸せな時を過ごすことができるようになってきた春日は、過去の矜持に囚われている自分に気付き、ついに暗黒の過去と向き合うことを決めた。
    そこにはかつての級友木下が…。
    そして木下から中村さんの居場所を知り…。

    どんどん発展していく内容にのめり込む。
    次巻が気になって仕方がない。
    タッチがアニメよりになってきた?
    何か表情表現がうまくなっている気がした。

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    2014年01月11日
  • 惡の華(10)

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    ネタバレ

    今回も読ませる。今に集中して生きるために過去を清算しようとする、春日の信念を感じた。多くの人に批判され、時には表情が揺らぎながらも行動を止めない。そんな中、ただ見守ってくれる人たちの存在。過去というものは、そこまでして精算すべきかどうか?次巻にも期待。

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    2014年01月11日
  • 惡の華(2)

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    このマンガがすごい!最新版でも20位以内に
    ランクインしていましたが、
    一巻の「クソムシが」の表紙で有名なマンガ。
    こういう、話題になるひとことがある本なり漫画なりってやっぱすごいなーと思います。
    このマンガすごい!では2011年に10位だったみたいです。
    というわけで、もはや定番でしょうが今さら。

    主人公のさえない中学生・春日が、片思いするクラスのアイドル・佐伯さんの体操着を出来心で盗んでしまう。
    その様子を目撃した謎の同級生・仲村さんと奇妙な契約関係がはじまり…

    まともな自分と変態性の間で揺らぐ、主人公の葛藤のストーリー。

    仲村さんの春日に対する脅しが、
    普通に考えたら理不尽で理屈が

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    2014年01月02日
  • 惡の華(9)

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    やっぱここはくっつくよな~。改めてどんな異常方向に進んでいくのか、元いた街に戻ったとき、彼はどうなるのか。今後の展開が楽しみ。

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    2013年12月01日
  • 惡の華(8)

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    展開は新しくなって、昔の女との再会もあったけど、話の流れとしては足踏み状態。これからどうなるんでしょうか。

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    2013年11月25日
  • 惡の華(6)

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    終わる世界しか見えん。

    登場人物の立ち位置が極端になってきて収束に向かっているのか。多分読んでいる人は主人公にこうなっている理由がわからないような。

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    2013年10月30日
  • 惡の華(9)

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    ネタバレ

    常磐文は彼氏の仲直りし、その彼も春日に謝りたいと言ってきた。春日はそれを一旦は受け入れるが、佐伯奈々子が残した仲村のイメージが頭を離れなかった。
    春日は過去の自分が「依存」していたものから脱却しようと、クリスマスイブに文のバイト先に飛び込む。そして文もまた、春日といることで本当に自分のしたいことができると信じ、春日と付き合うことを決める。
    春日と文の青春が輝き始めた頃、祖父が倒れたという連絡が入る。春日は、封印していた群馬のあの街に戻る決意をする。

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    2013年10月29日
  • 惡の華(8)

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    あのリア充の集団に本当に充実している人はどの程度いるのだろう。
    隙間を埋めるべく必死に遊びの予定を詰め込み、空騒ぎを自覚しつつ空騒ぐ。
    そんなオサレ系女子に夢中になれるものがあって羨ましいと言われた。
    漫画オタクになりたい訳ではないだろうけど。
    空騒ぐことすらできないコミュ障の私は複雑な気持ちで、拗らしてるなぁと思ったのでした。
    高校生編に更にドス黒くなった佐伯さんが再登場。
    そして春日に呪いの言葉を吐き、去っていった…。
    常盤さんと爽やかな青春を謳歌するルートが消えてしまいそうです。

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    2013年10月13日
  • 惡の華(7)

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    ネタバレ

    この狭い世界の違和感ってやつを、過剰な自意識と劣等感を混ぜ合わせた過激な手段で表現してみた春日と仲村さん。
    熱狂は一瞬。日常に連れ戻されてしまいました。
    高校生編でも心が病みがちな春日ですが、十代ならまだ純粋さゆえと言い訳出来ますね。
    大人になってそれは困りますが。
    クソムシな自分を笑って許せるようになるまで物語は続くのでしょうか?

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    2013年10月09日
  • 惡の華(6)

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    親に『クソムシッ!』と言ってしまえたり、自分だけが誰かを救ってあげられるとか、誰かだけが自分を救ってくれるとか思い込んだり
    恥ずかしくて、本当に愚かだなと思うのですが、そんな衝動の赴くまま暴走できるエネルギーが少し羨ましくもあります。
    夏祭りの日、計画は実行され、若気の至りの行き着く先はどこなのか。
    期待してます。

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    2013年09月30日
  • 惡の華(8)

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    ネタバレ

    常磐文の部屋に入ったところで文の彼氏が登場し、仲間の溜り場に連れて行かれる春日。だが、やはり打ち解けるはずもなく、場の空気は固まってしまう。春日は文の部屋でみつけた小説のプロットを読みたいと話し、文はようやく自分を理解してくれる人が現れたと感じる。
    春日と文の物語が進むかを思われたとき、街中で偶然佐伯奈々子が現れる。そしてあの忌まわしき記憶を呼び戻す。

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    2013年09月24日
  • 惡の華(5)

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    自意識過剰な中学時代、閉塞感に押し潰されそうで鬱々悶々とした...。そんな気分の描写がリアルなので、イケナイ行為によって解放される爽快感が凄まじいです。
    彼らは「向こう側」に辿り着くことができるのでしょうか?
    話が破綻したまま終わりそうな予感もしますが、次巻続読です。

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    2013年09月22日
  • ぼくは麻理のなか 2巻

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    マンションで読む。その手のジャンルものではありません。でも、それが悪いわけではありません。素直に、作家の力量を感じざる得ません。他の作品も読んでみようかな。

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    2013年09月01日
  • 惡の華(9)

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     生きているからこそ歩んでもいい道が描かれた第9巻。

     惡の華を握りつぶすは生者の手。中学生のあの時、仲村さんに手を放された時から春日の時は止まっていました。そんな幽霊な生活のなか出会った自分を救ってくれる物語を書いてくれた女性。壊したことは事実のまま、それでも生きているからこそ自分の惡の華を握りつぶした春日がとても良かった。自分の罪を認めて、それでもなお前に進めることができる。思春期からの卒業としては素晴らしいの一言。

     しかし、ここからが。ここからこそが本当の惡の華なのではないかと思います。過去と真正面から向き合うっていうのは正直本当に嫌で嫌で苦しいものですが、それでもやらなきゃいけな

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    2013年08月21日