押見修造のレビュー一覧
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購入済み
変態
1巻のみ読んだ。主人公と仲村さんの変態が止まらない。強制的に脱がす→強制的に着せる、とあらためて文章にするとやはり意味不明だ。倫理的にも物理的にもおかしい。しかも、どうみても変態に着替えさせている。もうついていけない。絵柄も不気味だ。ブサイクなキャラがわりと登場するが、それより絵柄の雰囲気がどこか無機質な印象を受ける。このサイトで見た作品では、かなり続きが気になるが、中身を知っていてこれを買うのはかなりの強者だ。あまりの変態さに星4つつける。表紙はぬるい。騙されないよう。
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Posted by ブクログ
空虚だった春日の心に喜びが起こる7巻。
止まっていた時。仲村さんから拒絶され、孤独に苛まれていた春日を救ってくれた常磐さんの小説。もう一度、歩ける希望を春日に持たせた瞬間、過去の女佐伯さん登場。レストランでの邂逅シーンは、あの町で起こってしまったことを亡きものにした者と忘れられない者の会話でした。それを象徴していたのが、各話の間に挟まれる押絵で、春日と常磐さんはバラのような花を持っているが、佐伯さんだけは散ってしまった花の上に立っているシーンが描かれていました。押見先生の描く女子はいつも変わり身が早くビッチになりやすいですが、佐伯さんの相手がどことなく春日に似ているのはなんだか救われまし -
Posted by ブクログ
私は、中身が空っぽだった上に、(カバー裏の言葉を借りると)思春期に苛まされた口だ。
個人的に、孤独とそれを重ね合わせる春日の姿が印象的な巻。
是非、常磐の言葉とその次にくる春日の表情から彼の気持ちを想像してもらいたい。
高校生らしく楽しむ人とは一線を引く春日が細かい描写で描かれている。
7巻から見られるその表情は彼の壁を感じさせるばかりで、切なくなる。
そこに遠慮なく踏み込んでくる存在、上かあら見下ろすその視線には、嫉妬からくる悪意しか感じない。
それでも春日と常磐から感じたのは、その人達に対する優越感でもなく嫉妬でもなく「違う」という気持ちを強くさせる
孤独。これに尽きた。
高校生時 -
Posted by ブクログ
ネタバレ二巻まではただのイタイ漫画かと思ってたけど、そうじゃないということが三巻で遂に判明。
三巻のために一、二巻があるよと聞いてたけどたしかにそうだと思った。
絵がすごくうまくなってたから余計ずどーんときた。
誰が変態だとか佐伯さんはなんでそんなに春日くんのこと好きなのとか仲村さんマジキチとかそういう話じゃないと思うの。
かっこよさそうな本を読む。変態のふりをする。自分に価値を見出してくれる人に固執する。
自分の生きてる世界をくだらないと思う。見下すことで自分を保つ。ダメなのは自分じゃなくて自分がいる場所だ。抜け出せばもっと面白い生活に変わると思っている。
きっと全部、「何もない自分」「何もできな
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