押見修造のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
生きているからこそ歩んでもいい道が描かれた第9巻。
惡の華を握りつぶすは生者の手。中学生のあの時、仲村さんに手を放された時から春日の時は止まっていました。そんな幽霊な生活のなか出会った自分を救ってくれる物語を書いてくれた女性。壊したことは事実のまま、それでも生きているからこそ自分の惡の華を握りつぶした春日がとても良かった。自分の罪を認めて、それでもなお前に進めることができる。思春期からの卒業としては素晴らしいの一言。
しかし、ここからが。ここからこそが本当の惡の華なのではないかと思います。過去と真正面から向き合うっていうのは正直本当に嫌で嫌で苦しいものですが、それでもやらなきゃいけな -
購入済み
変態
1巻のみ読んだ。主人公と仲村さんの変態が止まらない。強制的に脱がす→強制的に着せる、とあらためて文章にするとやはり意味不明だ。倫理的にも物理的にもおかしい。しかも、どうみても変態に着替えさせている。もうついていけない。絵柄も不気味だ。ブサイクなキャラがわりと登場するが、それより絵柄の雰囲気がどこか無機質な印象を受ける。このサイトで見た作品では、かなり続きが気になるが、中身を知っていてこれを買うのはかなりの強者だ。あまりの変態さに星4つつける。表紙はぬるい。騙されないよう。
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Posted by ブクログ
空虚だった春日の心に喜びが起こる7巻。
止まっていた時。仲村さんから拒絶され、孤独に苛まれていた春日を救ってくれた常磐さんの小説。もう一度、歩ける希望を春日に持たせた瞬間、過去の女佐伯さん登場。レストランでの邂逅シーンは、あの町で起こってしまったことを亡きものにした者と忘れられない者の会話でした。それを象徴していたのが、各話の間に挟まれる押絵で、春日と常磐さんはバラのような花を持っているが、佐伯さんだけは散ってしまった花の上に立っているシーンが描かれていました。押見先生の描く女子はいつも変わり身が早くビッチになりやすいですが、佐伯さんの相手がどことなく春日に似ているのはなんだか救われまし