押見修造のレビュー一覧

  • 血の轍 1

    ネタバレ

    息子を溺愛する母・静子

    「血の轍」の第1巻を読みました。猫が亡くなった時の、静子のほほ笑みが異質で怖いです。静子がしげるを崖から突き落とし、また同じようにほほ笑んでいました。これはどういったことなんでしょうか?「過保護なお母さんの恐怖」を感じます。まだまだ謎が多く今後の展開が気になって仕方がありません。同級生の吹石さんが次のターゲットにならなければイイなと思いました。

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    2017年12月14日
  • 血の轍 1

    ネタバレ

    読んだ後表紙の生々しさに気づく

    「悪の華」「ハピネス」で評価された作家・押見修造先生の最新作。

    今までの作品同様、生々しすぎるリアリティを淡々と描くような内容で良い意味で読むのにカロリーを使います。

    サイコホラーやサスペンス的な内容なのですが、キャラの精神面に深く踏み込んでおり、それらを上手くストーリー上で転がす感じが巧妙でかつ、秀逸です。

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    2017年12月08日
  • 血の轍 1

    ネタバレ 購入済み

    何故か引き込まれてしまう

     はじめはほのぼのとした普通の親子かと思いきや…母親の狂気が突然見え始めました。毒親をテーマにしたものだということはなんとなくわかるのですが、実際の毒親は表面上だけであったとしてもこんなに穏やかな振る舞いはできないです。特に子供の前では。そこがまた怖いのです。はっきりとまわりからも息子からも毒親だとはわからないところが。どこか現実感が薄く感じるところも何故か不思議と引き込まれてしまいました。

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    2017年12月07日
  • 血の轍 1

    ネタバレ

    毒親サスペンス

    初っ端から不穏です。

    綺麗な絵なのになんだか怖い。

    そんな始まり方です。

    地味だけどぞくっとするような綺麗なお母さんに、あの平凡なお父さんはミスマッチな気がしますがどうなんでしょうか。

    いわゆる毒親のお話ですが、スケールの違う毒親っぷりがすごいです。

    サスペンス映画を見ているような感覚になります。

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    2017年12月06日
  • 血の轍 1

    日常的なホラー漫画

    最初は普通の優しそうなお母さんと少し過保護な息子がでてくるだけの漫画だと思っていましたが、次第に毒親としてエスカレートして行くのが怖かったです。舞台の時間はちょうど昭和後期くらいですが、自分もこの時が子供の年代ですのでかなり親密感がありました。田舎の独特な雰囲気もよく描かれています。

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    2017年12月05日
  • 血の轍 1

    懐かしい風景

    この作品では出だしにとても懐かしい風景が出てきます、田んぼや田舎特有の路地や商店などと、どこか懐かしく何故が魅了されてしまいます。

    学生の時にプールの授業がある日はズボンの下に水着を履いて学校に行くなどと、どことなく身近に感じるシーンが多く出てきて、昔を思い出して懐かしい気持ちになりました。

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    2017年12月05日
  • ぼくは麻理のなか 6巻

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    1-6よんだ。続きも読む予定。入れ替わりネタなのかな。ネタバレウィキで読んだあとなんだけど、いまいち信じられない。描き手の熱量を感じる、温度感のある絵。

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    2017年12月02日
  • 血の轍 1

    Posted by ブクログ

    押見修造はほんとうにこういう緊張感出すのがずば抜けて上手い。普通に家族っぽいのに段々怖くなってくる。

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    2017年11月15日
  • 血の轍 1

    ネタバレ 購入済み

    これは毒親フォローの漫画かも?

    個人的には押見さんはあまり好きではなかったが、毒親がテーマだというのに何か惹かれて購入した
    毒親とその子供を非難したり嘲笑う感じの内容なのだろうかと思いながら読み始めたが、一巻を読んだ範囲で感じられたのは、むしろ毒親と子供の間の愛情への同情と、その愛情を無神経かつ無邪気に批判する従兄弟の親子への敵対視だったように思う
    これからの展開は楽しみ

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    2017年10月10日
  • 血の轍 1

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    置かれた状況としては「裏・惡の華」とも言えそう。
    そんな環境の中で、本作では母親に焦点が当たる。
    母親の過去は? 母親の性格は? 妙な色気はどこから?
    画集「ファムファタル」も欲しいな。

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    2017年10月02日
  • ハピネス(4)

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    これから逃避行が始まるのかと思ったら早くも別れが訪れそうな予感……。面白いんだけど、もうちょっとパンチがほしいかな。衝撃的な展開だけが表面的に通り過ぎていく感じ。ぐるぐる渦巻くような作画がどんどん面白くなっているので、どうせならもっと精神的なものを読みたい。

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    2017年04月09日
  • ハピネス(3)

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    動きのある作画とか背景は怪しいけど、この人の描く表情は格別だ。絵から感じる焦燥感がすごい。五所さんがかわいい。
    物語は動き始めて何か大きな陰謀みたいなのを匂わせてきた。こういう展開になるのかーベタやなーと思いつつ、今後の押見修造節炸裂を今か今かと待つ。

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    2017年04月09日
  • ハピネス(1)

    購入済み

    感想 ハピネス(1)

    謎のタイトル。今後の展開が予測できない。そして、引き込まれる画。眼力のある少女たちが魅力的に描かれている。なのに、男子はイマイチ。
    とにかく、読み続けたい一冊でした。

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    2017年03月21日
  • ぼくは麻理のなか 9巻

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    ネタバレ

    なーるほど……結末を知ってみればこの漫画、実はどこにもトンデモ要素オカルト要素がない。
    夢落ちといえば単純な片づけ方になる。
    「内側から夢落ちの顛末をミステリタッチで描く」といったところか。

    わたしは、すでに死んだ姉の偽物。
    ああ、あそこに、わたしと無関係な男がいる。さえない。だめな。でも、あの人はあの人自身だ。
    あの人になりきって、あの人の生活を想像。
    わたしはあの人に成り代わって、あの人の生活を送る。
    あの人はしかし、「わたしのなか」に入り込んできて、わたし(あの人)があの人(わたし)になる。その顛末は塗りつぶしておこう。
    つまりはわたし麻理の内面の物語。サイコセラピーともいえる。

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    2016年12月10日
  • 惡の華(1)

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    ドキドキした…主人公が普通の子だからか、他者に流されて堕ちていく様を見るのは心が痛む。もどかしくて心臓に悪い。これがイイコ過ぎたり、嫌な奴だったらまた違ってくるんだろうけど。なんかすごく主人公に感情移入してしまって、嫌なドキドキで苦しい。そして作者もそうとう変態(笑)

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    2016年10月20日
  • 志乃ちゃんは自分の名前が言えない

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    吃音症の女の子が声を取り戻して行くための戦いを描いた、青春マンガ。読み切り1冊でさらっと読める。作者の体験談が盛り込まれているので、吃音症の辛さがじんわり伝わってきました。

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    2016年07月31日
  • 惡の華(1)

    購入済み

    思春期満載

    自分自身これでもかって青春したので、こんな作家さんがいたのかと思いました。あれからウン十年、無性にあの頃が恋しくなります。そんな気分になったときぴったりです。

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    2016年06月14日
  • ハピネス(2)

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    アクション描写に難あり、でもやっぱ表情むちゃくちゃいい。女の子もかわいい。ぐいぐい読ませられる! どんな話になるんだろうか〜気になる〜

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    2016年01月07日
  • ぼくは麻理のなか 7巻

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    虐待が原因の多重人格症で確定かな?思い出したのは身を守るために封じられていた記憶?
    幼い頃の記憶が蘇り、母の顔を見て倒れた麻里。そして、麻里のなかには麻里も小森も居なくなった…。
    せっかく依さんと一線を越えそうなぐらい仲良しになれたのに。どういう結末に持っていくつもりなんだろうなぁ。

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    2016年01月03日
  • 志乃ちゃんは自分の名前が言えない

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    「どもり」「吃音症」を作者の実体験を基に描いた作品らしい。ただ、あとがきにもあるようにそのような言葉は一切でてこない。
    もっと「誰にでもあるような物語」

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    2016年01月02日