押見修造のレビュー一覧

  • 惡の華(8)

    Posted by ブクログ

    思春期の少年の暴走と葛藤を描いた青春劇。

    中学編での奇行といい、高校編での周囲に馴染めない孤独感といい、
    つくづくこの主人公には共感を禁じ得ません。
    「どうしてそう恥ずかし気もなく楽しそうに生きられるのか?」
    僕も幾度も考えたことです。(今でも考えることがありますw)
    そんな孤独を抱える主人公ですが、見た目ほど不幸ではないようにも思えます。
    何故なら、短い人生で二人も理解者を得ているから。
    同じく、新ヒロインの常盤さんも幸せでしょう。
    隠した趣味を共有できる相手(主人公)を見つけたのだから。

    ただ、この二人の蜜月も決して安寧なものではないのかもしれません。
    まず、常盤さんの彼氏のコージ君。

    0
    2013年06月08日
  • 惡の華(8)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    常盤さんの彼氏たちの集まりに連れて行かれ→常盤さんの小説プロット→佐伯さん。
    心臓が痛くなるくらいに佐伯さんとの再会は、なんというか言葉を失う。
    あんなに好きになった女の子が、少し変わって(開いた胸元……)、にらむのではなく笑いながら呪いの言葉を投げてくる。
    「あのコも不幸にするの?」
    (「ボーイズ・オン・ザ・ラン」のあの子だ……)
    いまもっとも痛い漫画。

    0
    2013年06月08日
  • 惡の華(3)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    佐伯さんがぶっとんでくるのとは反対に
    仲村さんが人間らしくなってきて面白い。1〜3巻並べたときの背表紙の目が怖いです。

    0
    2013年05月23日
  • 惡の華(3)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    春日が自分のことを吐露するシーンは、
    誰でも一度は感じたことのようで、
    当時の自分を見ている気分になった。
    ここまで変態ではないけれど。
    思春期特有の青臭さがとてもよく出ている巻だと思った。

    0
    2013年05月13日
  • 惡の華(1)

    Posted by ブクログ

    読みやすい。
    そして仲村さんが、可愛く見えてくる不思議。
    佐伯さんより、可愛く描かれているのかな?

    0
    2013年05月13日
  • 惡の華(7)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今回もまた面白かった! 常磐さんが最初に出てきた時はどうだかな~と思ったけど、実は読書マニアだとわかったところのギャップにヤラれました。そして消えた仲村さんがまたいつか再登場することを信じています!

    0
    2013年05月01日
  • スイートプールサイド

    Posted by ブクログ

    「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」のほうがぐっときたけれど、個人的にはプールサイド、スクール水着、コンプレックス、思春期、眼球など好物がならんでいる良い作品でした。一巻完結の漫画は物足りなさを感じることもあるけど、"ファンタジー"として捉えやすいし、印象に残ればまたすぐに読み返せるし好きです

    0
    2013年04月29日
  • 惡の華(6)

    Posted by ブクログ

    世界の全ての悪は自分自身だということに気付いてしまった時、苦しくももがくことが必ずしも正しいとは見做されないものだ。
    見て見ぬふりして大人ぶる気持ち悪さを知る人には、この巻のあらゆる台詞が刺さるだろう。
    負に加速するこの疾走感、大好きです。

    0
    2013年04月28日
  • 惡の華(5)

    Posted by ブクログ

    佐伯さんがただれた中身を吐き出した!
    正直、佐伯さんが春日の告白を受けた時から予測していた展開ではあるが、こうして見ると本当に泥沼。
    今度は仲村さんが普通の女の子になってしまう展開に期待。

    0
    2013年04月28日
  • 惡の華(4)

    Posted by ブクログ

    春日が変態に目覚めた!
    そして見せる仲村さんの恍惚。
    ええすなぁ。
    そして相変わらず気持ち悪い佐伯さん!!
    きになる続き!!!

    0
    2013年04月28日
  • 惡の華(3)

    Posted by ブクログ

    佐伯さんが気持ち悪いくらいに恋にしがみつく姿がまた可愛くてズルいなぁ。
    個人的には仲村さんを応援します。

    0
    2013年04月28日
  • 惡の華(7)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    中学生編が激動のラストを迎えた。周囲の人間の愚鈍さに辟易し”クソムシ”と吐き捨て、”あの山の向こう側”に真実を求め、自分の街を離れようとした。しかし、”クソムシ”だったのは自分自身であり、真実などどこにもなかったと、二人は公開自殺を試みるのであった。その魂の叫びは生々しく聴衆、そして読者の心に入り込む。そう、我々も、クソムシだ。

    0
    2013年01月13日
  • 惡の華(7)

    Posted by ブクログ

    高校生編の始まり。あの一件から高男しか出てこないけど、これはこれでとても次巻が気になる内容。展開が読めない!

    0
    2012年12月19日
  • 惡の華(7)

    Posted by ブクログ

    まさかの新章。今までのことは全て序章でしかなかったのか。
    頼むからつまらない大人にだけはなってくれるなよ。

    0
    2012年12月11日
  • 惡の華(7)

    Posted by ブクログ

    高校生編に入った時の感じが、キラキラの恵美美里編の時に似てる。安達哲が、今はもう書けないだろうこの空気をまた味わえるのは嬉しいよね。
    作中に出てきたレスボスってのは、実在しないよね?

    0
    2012年12月09日
  • 惡の華(7)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    まさか続くとは。
    しかし仲村さんはいわばファンタジックな存在だった。
    むしろリアルな感触をもっているのは今回登場した常盤さん。
    学校内のピラミッドの上に位置しながらも、読書好き。
    しかも筒井康隆はほとんど読んでいて中井英夫の路線もわかって御手洗ものが好きで高野文子と大島弓子と風と木の詩が好きで小説も書いている!!!!!!!
    でもでも島田荘司好きなら古本屋で占星術殺人事件を手に取っているのはおかしい!
    でもいい!!

    いや。熱くなりすぎた。
    リアルなのではなくて、私の理想の女の子なのでした。単に。
    好きになってしまった。
    彼女に強く熱く迫ってしまう春日くんの気持ちがわかる。と
    いうよりかつての私

    0
    2012年12月08日
  • 惡の華(1)

    Posted by ブクログ

    1巻だけ読んだときは、少し変則的で極端だけど三角関係の黄金パターンになだれ込むのかと予想してたから4,5,巻の落ちていく感じと6巻の爆発力に意表をつかれた。すごい。
    あと学園ものにありがちな子供たちだけの出来事の一つとしてじゃなく、それぞれの親がしっかり出てくるのがいい。
    田舎町特有の閉塞感というものもよくわかる。(きっと札幌とか東京居た頃の自分じゃわからなかっただろう)

    0
    2012年10月19日
  • 漂流ネットカフェ 1巻

    購入済み

    いい意味で期待を裏切ってくれた

    タイトルがB級っぽかったのであまり期待していなかったが、
    試しに1巻だけ買ってみたらどんどん引きこまれて、
    一気に全巻読んでしまった。
    暴力、性、青春との葛藤、そして、切なくも爽やかな結末。
    文句なしに面白い。

    このサイトの紹介文がちょっと駄目だと思う。
    あの紹介文では軽いラブコメを想像してしまい、
    手に取らない人も多いんじゃないか?
    私も最初そうだった。

    2
    2012年12月14日
  • 惡の華(6)

    Posted by ブクログ

    展開を急ぐあまり、場面の要素そのままの説明セリフにしょんぼりした5巻だったけど……。

    6巻は、警察沙汰になったその後、3人それぞれの依存とすれ違いが強調されて描かれる。

    冷静さを取り戻した、というより、3人のなかでもっとも深淵をのぞいてしまっている佐伯さんの冷たい言動が、助演女優賞ものだった。

    春日と仲村さんは、相変わらず子供じみた方向にもがいているが、それでいい。もっとやれ! なぜならこれは少年誌のマンガだから。

    これ、100巻くらいまで続いてくれないかなー。

    3人が人生を終えるところまで読みたいッス。

    0
    2012年06月08日
  • 惡の華(5)

    Posted by ブクログ

    ついに佐伯さんやっちゃったって感じ。

    しかし主人公も最初大好きだったのに気持ち揺れたりしないんだろうか。

    0
    2012年02月07日