山口恵以子のレビュー一覧

  • 愛よりもなほ

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    菊乃の人生がどう転がっていくのか気になりすぎて、あっという間に読み終えてしまった。菊乃にとって不都合な人間があっさりといなくなっていくのはややご都合主義かもしれないが、読み手にも飽きがこない展開だった。
    菊乃の考えや思いには一本筋が通っていて、過酷な状況下でもめげない彼女の有り様に心が打たれた。
    後半は菊乃とは別の人物を軸に話が展開するが、陰には菊乃の姿がある。ひとりの時代を生きた女性の人生譚として、非常に面白い作品であった。

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    2020年03月10日
  • 食堂メッシタ

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    思わずイタリア料理が食べたくなる。
    専門用語が多いのに、話に引き込まれてスルスル読めた。
    満希は、ほんとに魅力的な女性。
    こんなお店が実在して、しかも近所にあったら人生観が豊になるのに。

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    2019年07月28日
  • 工場のおばちゃん あしたの朝子

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    本屋さんで偶然見かけたときは タイトルに吹いた。
    食堂のおばちゃんのパロディ?って思って 笑。
    でも実際読んだら全然違う。
    ハートフルなところは共通してるけど。

    いろいろあるけど いい家族だなぁ。
    まさに3丁目の夕日。
    古き良き昭和って感じ。

    朝子のバイタリティ 分けて欲しいわぁ。
    魅力的なヒロインって みんなタフだよなぁ。
    うらやましい。

    山口恵以子 うまいなぁ。
    食堂のおばちゃんもそうだけど 読み始めたら 一気に引き込まれる。登場人物がみんなイキイキしてるせいかな。
    いまのところハズレなし。
    次回作も楽しみ。
    どんどん書いてー 笑。

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    2019年03月29日
  • 恋形見

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    数ページ読んでこの本好きだと思った。とても読みやすい。
    母に愛されず、隣家の兄さんを心の拠り所として成長する太物問屋巴屋のおけい。
    兄さんの「苦労ってやつは、それを背負えるだけの強えもんの肩に掛かってくるのさ」という言葉と兄さんへの想いを胸に異常なまでにヒステリックな母も可愛いだけの妹も主人(父親)を急に亡くしてしまった巴屋も全て背負う。
    帯に書かれている通り、ラスト涙が込み上げてきた。

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    2018年03月03日
  • 月下上海

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    面白かった。
    主人公 八島多江子のたくましい生き方が魅力的に描かれていて 一気に読んだ。他の登場人物もみんな魅力的で引き込まれた。
    ラストも余韻があって良かった。

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    2017年08月01日
  • 月下上海

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    ネタバレ

    多江子という人の聡明さと強さに圧倒
    第2次世界大戦中の上海とはこういう場所だったのか
    その時代の日本人と中国人
    そして、富裕層との格差が痛いほどで
    過酷な多江子の運命に、すっかりおじけずき
    多江子の強さと機敏に打ちのめされる
    とても力強く、オシャレで、女ごころが切ない
    素敵な小説でした

    人はどうにもならない運命がある
    周りが何を言っても、
    本人自身が引き返そうと思っても、
    一度運命が動き始めたら、
    もう、どうにもならない…。

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    2015年08月04日
  • おむすび縁結び 食堂のおばちゃん⑮

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    ネタバレ

    結婚式での友人スピーチで披露された千歳の料理・調理に対する思いと救われたとする友人のエピソードに感動。
    また、出産・育児とラーメン店の維持に思い悩む千歳の姿とその解決策を思いつく二三さん。正直、きっとこうなるだろうな、と予想していた通りになったが、それで良い、いやそれが良い!やっぱりこのシリーズ好きです。

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    2026年10月12日
  • 婚活食堂 13

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    婚活食堂として営業していた「めぐみ食堂」が第13弾では妊活食堂に⁈
    安定のシリーズ本であるが故に、登場人物の多さに自分の記憶力の無さに悲しくなってしまう(泣)
    今シリーズで1番印象に残ったのは、あの真行寺さんの言動
    ツンツン発動の中でも恵さんへのサポートがちゃんとされている
    とっても好感度アップ!

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    2026年10月10日
  • コロッケに愛を! 食堂のおばちゃん⑳

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    安定の食堂小説。美味しいメニューのオンパレードは変わらない。こういう店が近所にあったなら、全く幸せというべきだ。しかし、万里とはな、2人のいい話が直前で自分から潰される。勿体ない。これは話を長く続けるための著者の工夫?ちょっと納得いかないな。

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    2026年10月04日
  • うちのカレー 食堂のおばちゃん⑦

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    古き良きものは残しつつ、新しいことへの挑戦も忘れないはじめ食堂。訪れれば誰もがほっとするそんなアットホームな食堂。
    免許返納問題や、在宅医療、万里の調理師試験、メイちゃんとおじいちゃんの話等今回も沢山のなるほどー!と、感動ウルウル…、自分ならどうするだろう?等色々考えさせられました。やっぱりこのシリーズ好きだな。

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    2026年10月03日
  • 食堂のおばちゃん

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    ネタバレ

    温かい食堂の雰囲気が伝わる作品。
    出てくる食べ物がどれもおいしそうで、さらに自分でも作れそうなものもあり、自分の料理意欲も上がった。巻末にレシピがあるのもうれしい。

    大きな事件や波があるわけではないが、そこに生きる人々の日常に自分も溶け込んでいるようで心地よかった。

    コロッケのレシピとともに『こんな面倒臭い料理、愛がないと作れません』と添えてあって完全に同意した。

    ★愛情っていうのは無理を強いるものなの。やりたくないこと、嫌なこと、辛いことでも愛する誰かのためにせざるを得ないのが愛というものなの。

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    2026年10月03日
  • 見てはいけない

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    「食堂のおばちゃん」で馴染んでいたので、こんな表紙の話も書くんだとびっくりして読んでみた。
    面白かったー。
    ハラハラしたり、「うわっ」と思ったり、ほろりとしたり、スッキリしたり、いろんな短編集。
    最後の「腹上死」が一番好き。こんな題名なのに、すごい。

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    2026年10月02日
  • バナナケーキの幸福 アカナナ洋菓子店のほろ苦レシピ

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    2人が作るバナナケーキ、ダークフルーツケーキが食べたい!!最後にレシピも載ってます!

    ストーリーには母と娘のお互いの優しさがギュッと詰まっていて、読んでいて優しい気持ちになります。

    そして本当にパウンドケーキ食べたくなります笑!

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    2026年10月02日
  • 手配する女

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    決して良い行いでは無いが実際救われてる人も居る、そういう境界線が曖昧な善でもあり悪でもあるそんな状態なのに何処か心が温まる感じがした。

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    2026年09月29日
  • 食堂メッシタ

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    この本を読む前に読んでたのがちょっと憂鬱な本だったので、サクサク楽しく読めたけれど、イタリア料理に詳しくないので料理名からのイメージが浮かばなかったのが残念。
    ピザが出てくるとホッとした次第。

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    2026年09月29日
  • 婚活食堂

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    東京・四谷のしんみち通りにある小さなおでん屋を舞台に、結婚で悩む男女が女将のふしぎな力にみちびかれるように縁を結ぶ物語。おでんやお通しが美味しそうで、ついついページをめくる魅力がある。結婚をめぐる悩みもリアルで、現代の結婚事情が垣間見える。シリーズとなっているので、続巻も読み継いでいきたい。

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    2026年09月28日
  • あの日の親子丼 食堂のおばちゃん⑥

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    今回はこのシリーズにしてはなかなかハラハラするところもありました。万里は自分は何をしたいのか?将来どうしたいのか?考える場面に直面。
    一子のドンと構えた落ち着いた存在も頼もしい。
    何があってもこの食堂は不滅。
    新しい常連も増えてますます商売繁盛!

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    2026年09月28日
  • めしのせ食堂

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    ご飯のお供とか考えたことなかったです〜
    お茶漬け好きなので美味しくなるなら試したいです〜

    人に使われるより
    自分で何かやりたいの
    人に使われて窮屈するより
    自分だけでのびのびと
    生きていければ最高よ!
    (感想という名の詩)

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    2026年09月23日
  • 金曜日のビストロジュン

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    週1回しか開かないイタリアンの店が舞台。客は1人をメインにして8人まで。すべて招待客。メニューはなく、全客に対して5品提供する。美味そうな料理のオンパレード。最大の謎は有料なのか無料なのか。有料なら1人3万円くらい?
    書きたいのはメインの客のストーリーだろう。それぞれ泣かせる話が繰り出される。落ち込んだ客も料理によって癒され、立ち直っていく。ちょっと簡単すぎる感も。
    主人は成功したビジネスオーナー。次は日本料理に変えてやるらしい。山口恵以子、読ませる。

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    2026年09月18日
  • コロッケに愛を! 食堂のおばちゃん⑳

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    ネタバレ

    皐月がはじめ食堂の居心地の良さに、自分の店が少し遠のいているのは私的には嬉しいです。

    万里もスカウトくるまでになったとは!
    でも、はじめ食堂で培ったベースがあるが故に、自分の目の届かない所は嫌ってのは判る気がしました。

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    2026年09月17日