あらすじ
三種のコロッケ、鶏じゃが、野菜たっぷりタンメン、焼きめし……姑の一子と嫁の二三に手伝いの皐の三人で仲良く営む、東京は佃の「はじめ食堂」は、気取らないおいしい料理と時にはおせっかいも焼く人情味が魅力の人気店。賑やかなランチが終わった九月のある日のこと、近所の「鳥千」のご主人がやってきて、焼き鳥屋を閉めて引退し、店をラーメン屋を開業する女性に貸すという。それが大騒動の始まりで──元食堂のおばちゃんによる、続々重版の大人気シリーズ、ますます絶好調。(著者のレシピ付き)
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シリーズ14
この一冊で、カップル一組誕生‼️‼️
おめでたいことです。
前から、団さんのファンだったので、嬉しい❤️
それにしても、美味しそうなラーメン、美味しそうなコロッケ。
本当に幸せな小説。
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さすがだな山口恵以子さん、コロッケの話読んだだけでお腹が空いてね、目の前にないのに本当に不思議だよ料理は深い深すぎるー読みながら自分でも作るもんなー牡蠣鍋のポン酢と牡蠣のバター醤油焼き アサリとワカメの韓国風うどんだな。カウンターはお馴染みのメンバーだけど全然飽きないし千歳の結婚ハヤテのようにだね、一子の元カレに一刀両断は通快、たーだ一子の厨房の仕事量が激増してる 大丈夫かい
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あーん。今回も最高に面白かったよう。
文章が読みやすいのもいいんよなあ。
内容は基本的に同じなのにそれがいい。水戸黄門とか大岡越前を毎週好んで見ていた高齢者の気持ちがよくわかるわ…。
(違うか)
そのうえおいしそうレシピが次から次へと登場するので、料理ができる人っていいなあ、いや、
料理をする手間を惜しまない人っていいなあ…。
手間なしレシピ、と、著者は謳ってはるけど、それはあくまで「料理をする人にとっての手間」であって、わたしは皿を洗うことすら面倒臭い夜も多々あるので、そういうときはほんまにカップ麺しか食べられない…。
お豆腐と卵をチンしてとろみをつけてこねぎを散らす…。
めっちゃ手間やで?? (笑)
(そういうレシピがこの本に載ってたわけではないです。手間なしレシピの例えです)
でも、食べることは好きやし、外食に全然抵抗がないので、はじめ食堂みたいな素敵なダイナーが近くにあればいいのにな…。
居酒屋ぼったくりでも同じことを思った…。
あと、著者の本は女性が強いのもいいな。
強いって物理的に、ではなく、社会に合わせて自分を型にはめない女性が多いのがいい、と、いうこと。
それでいて、いかにもなスーパーウーマンじゃなくて、女性らしいこまやかさや温かみもあるのに、芯がある。
著者の書くような女性になりたいなあ、なんて思いつつ。
もっと若いころ(20代?)に読んでたらもっと違うことを思ったかな?
どうやろうなあ、若いころはこの面白さはわからんかったかもしれへんなあ。いや、わからんけども。
こんなふうに年齢を重ねるのも悪くないなって思いながら読んでるから、自分が若いころに読んで
「こんな風に年齢を重ねたいな」
と、思ったら、もっと違う今になっていたのかな、と、思う。
飽きずに読める
12巻目?間違っていたらすいません。ホント飽きずに読めて、それでいてヒューマン的な部分もあり展開が人柄を引き立たせるところが楽しく読める所に繋がっているのかなぁ。
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やっぱりすてきなはじめ食堂。ランチは小鉢を減らして値段据え置き。このご時世、どこまでやっていけるのか。
今回は近所にできたラーメン屋さんとのお付き合いも始まる。店主は女性で六本木の人気店で修行したらしい。権力争いで恋人の本音がわかるものだ。
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シリーズ14作目にもなると、安定の物語運びなのだけど、登場人物の成長や変化が見られてホッとする。性同一性障害の孫(体は男性、心は女性)を認められず、距離を置いていた祖父が食堂のおばちゃんたちのおかげで孫との関係を修復、今では孫の良き理解者となっていて、この2人の関係性がとても温かい。心配ばかりかけて、と詫びる孫に「心配できる相手がこの世にいるのは幸せなことだ」と応じる。
物語の中では他にも、一緒に泣いたり怒ったり、励まし合いながら生きている関係が幾つも登場する。刺激的な作品ではないかもしれないけれど、魅力的。
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疲れてるときでも気楽に読み進められて、読んだあとは元気が出た。いつもは巻末のレシピ集は読まないけど、今回は作ってみたいものばかりで試してみようと思った。
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今回も美味しそうな料理とお酒、読んでいるだけでよだれが出そうです。前回出てきた焼酎フラミンゴオレンジ(千本桜 熟成ハマコマチも美味しそうでしたが)も出てきたし。ラーメンが美味しそう。エビに弱いので特にエビ味噌に惹かれました。人間関係の進展も気になりました。
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安定の面白さ。
事件は起こっても、絶対に解決するし、ハッピーエンド。
これが安心して読める所以だな。
毎度のことながら、料理が美味しそう。。
こんな食堂が近所にほしいものだ。。
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近所の焼き鳥屋の後にラーメン屋がはいりそこの店主千歳との交流が始まりました。千歳と八百屋の団のカップル誕生ではじめ食堂の人の輪が、また豊かになっていくのが嬉しくなりました。
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東京都中央区佃。
江戸時代から庶民の町として栄え、現代でも旧佃島地域は昔ながらの人情と風情のある古い街並みで知られている。
そんな佃で2人のおばちゃんが営む食堂兼居酒屋を舞台にしたグルメ&ヒューマンドラマ。『食堂のおばちゃん』シリーズ14作目。
◇
「ササミの梅和え素麺、セットでね!」
「俺、鰯のカレー揚げ!」
はじめ食堂のランチタイム。常連さんで今日も盛況だ。9月も末だというのにまだまだ暑いせいか、素麺やカレー味という夏メニューの注文が多い。
帰り際のサラリーマン男性が「おばちゃんとこ、ラーメンはやらないの?」と尋ねてきた。言葉を濁した二三だが、仕込の大変さを考えると正直なところ腰が引ける。それにラーメン専門店も多く、需要があるとも思えない。
客が引けた頃にやってきた常連客の三原と梓にそんなことを零したところ、「やってみる価値はあるのでは」と言われて驚く二三。さらに皐まで乗り気になっている。
3人は、専門店のように気張ったものを作る必要はなく、むしろシンプルなラーメンの方を喜ぶ客が多いと言う。二三と一子も前向きに検討する気になって、ランチ営業は終了した。
ところがラーメン談義が呼び水になったのか、はじめ食堂の並びにラーメン屋が開業するという話を聞いたのは、一子たちが賄いを食べ終わったときだった。 ( 第1話「ラーメンで、こんにちは」) ※全5話。
* * * * *
シリーズ14作目となる本作は、相良千歳のラーメン店開業秘話が中心テーマです。
物語は、はじめ食堂のランチ風景といういつものオープニングのあと、「鳥千」を営む串田さんが店を畳むことにしましたと挨拶に訪れたところから始まります。
鳥千ははじめ食堂の並びにある焼鳥屋さんで、一子たちにとって串田さんは昔からの商売仲間です。
でも串田夫婦も寄る年波には勝てず、息子夫婦が西麻布でイタリアンレストランをやることになったため、廃業を決意したという話でした。
その鳥千の空き店舗を居抜きで借りることになったのが、相良千歳なのです。
人気の大手ラーメン店で調理場を任されていた千歳は、数々のレシピも考案した腕利きの料理人です。まだ30歳と若いですが、思い切って独立しようと手頃な物件を探していて鳥千を見つけたということでした。
数日後、はじめ食堂に挨拶に訪れた千歳の為人に接した一子たちは、すぐに千歳を気に入ります。
折り目正しい態度。はきはきした口調。明快でまっすぐな受け答え。芯の強さがよくわかります。さらにショートカットを通り越した超短髪にも、覚悟のほどが伺えます。
協力できることは何でもするからと一子たちに受け容れられ、順風満帆で開業を迎えたかに見えた千歳だったのですが……。
本巻を通して、千歳はヒロインとして登場します。彼女は確かに魅力的な女性で、人間としてもプロの料理人としても素敵です。
さらに「ラーメン界の綾波レイ」と言われたビジュアルを持ち、おまけに健啖家でお酒にも強い。
極めつけはナイトとなる男性が千歳の前に現れます ( わりと早い段階です ) 。 読者もよく知るその男性とのロマンスも本巻の見どころとなっていて、まさにヒロイン!
最終話は、おなじみ忘年会。
千歳と彼氏、康平と瑠美の確定カップルのほか、山下先生と桃田はなも何となくいい感じ。何か婚活食堂めいた雰囲気です。
そして、シリーズを左右する大本命カップルになるのではないかと私が密かに思っている2人、万里と要にはまだその兆候はないものの、浮かれた気分で読み終えることができました。満足度の高い作品です。
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新しい登場人物、ラーメン店店主の千歳が登場。緩急あり楽しく読めました。
本シリーズ、毎回「忸怩たる」という単語が出現しますね。お、今回も来たぞ!という気持ちになります。
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今回は、はじめ食堂の並びにある焼き鳥屋「鳥千」が廃業し、お店をラーメン店に貸すことになった。そのラーメン店は、有名店で修行した女性店主、千歳。開業してすぐから、行列のできる人気店となったが、火事が起こったり、いたずら書きされたりと、災難が続く。はじめ食堂のおばちゃん達に励まされ、順調にラーメン屋は営業を続け、宅配八百屋の松原団と千歳も交際を始め、結婚することに。
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食堂のおばちゃんシリーズ14作目。佃のはじめ食堂は姑一子と嫁の二三が営む人気店。出てくる食事が実に美味しそうなのと2人の人柄の良さで安心して読み進められる、定番のお話でした。
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久しぶりにこのシリーズを読んだけど、相変わらずずっとお腹が刺激されて大変w ランチメニューも夜の居酒屋メニューも美味しそう。しかも安い!この物価高に23区内で700円。
今作から登場のラーメン店主千歳がメイン。
物騒な事件が続いて、おばちゃんシリーズらしくないなと思ったりもしたけど、ラストの展開に「えっ」と声に出るくらいの急展開。
忘年会に参加してみたい。
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「はじめ食堂」のシリーズ14作目。
今回は、常連さんたちはちょっと傍に控えて、新しい風が吹く。
「はじめ食堂」とともに古くから続いていた近所の焼き鳥屋の「鳥千」が店を畳んで、店舗は居抜きで貸すことになった。人気のラーメン店で修行した、相良千歳(さがら ちとせ)が独立して開業する「ラーメンちとせ」が入る。
挨拶に来た千歳を、二三はすぐに気に入った。
八百屋の松原団(まつばら だん)は、少し前から名前は出ていた。
このカップルは、常連に加わるのかな?
コロッケに関しては、同感。
手作りすると、本当に手間がかかるのだ。
でも「所詮はコロッケ・・・なのよね・・・」と、昔ママ友も言っていた。
努力の報われない一品なのである。
本のタイトルは「ときめきコロッケ」の方でも良かったかも。
第一話 ラーメンで、こんにちは
第二話 笑顔のタンメン
第三話 昭和の焼きめし
第四話 再会のリゾット
第五話 ときめきコロッケ
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はじめ食堂の近所の焼き鳥屋が閉店して居抜きで若い女性にラーメン屋として貸し出すと言う。だが、開店早々ボヤ騒ぎがあり…
若いのに1人で頑張る千歳が応援したくなりました。そして、自分で味噌汁の店を開店する気でいた皐が、はじめ食堂の居心地の良さと千歳が自分よりも若いのに店をやっている事に考え出したのもいいキッカケだったと思います。
できれば、万里が抜けたはじめ食堂には皐にいて欲しいです。
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読んでいると、ラーメンとコロッケがどうしても食べたくなる。
素敵なラーメン店主も応援したい。
現実にも、腕組みしたガンコ親父じゃなく
千歳さんみたいな人が増えるといいな。
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食堂のおばちゃんシリーズ14作目。ラーメン店主の千歳さんメインのお話。野菜屋さんの団くんがこんなにもかっこよかったとは。男ぶりを上げたと思ったら、まさかの急展開に嬉しいサプライズだった。瑠美先生も早く幸せになってほしいなぁ。ラストの「そして」が気になりすぎるので予定を変更して15巻を読むとしよう(笑)
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家族に読ませて貰ったのでこの巻からです。
何も知らずに読み始めましたが、素直な登場人物の心地いいやり取りは、すぐに馴染むことができました。何巻から読んでも楽しめそうです。
ちょうど寒くなってきたところに、美味しそうで暖まりそうなメニューが次々出てきて、お腹が空きます。(笑)
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家庭的な食堂兼居酒屋「はじめ食堂」を舞台にした連作。作者山口恵以子さんの作品はドラマ化されている婚活食堂の方が有名?ですが、
こちらも個人的にお気に入り。自作も楽しみです。
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一子さんの「喝」に今回もスッキリ!
言葉に重みがあるよなぁ。
店舗への空き巣用に「ご苦労費」という名の自衛策。
なるほどね、店舗を荒らされるくらいなら5万円くらいは安いものか。
貝類冷凍すると旨み増すという、本作家さんの別シリーズ「ゆうれい居酒屋」レシピ登場に歓喜!
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はじめ食堂もラーメンを取り入れようとした時、隣にラーメン屋がオープン、その後火災になったり、元彼がいつまでもぐずぐずしていたり、大変なことが多かったが、全て丸く収まり。最後はコロッケでうまく行った。
Posted by ブクログ
今回も色々おいしそうで食欲を刺激されまくり。
中でも、やっぱりコロッケだなー。
本当に、手間暇かかるのよ。おいしいんだけど。
新登場の千歳さん。あっという間のとんとん拍でびっくりだけど、よかったね。