あらすじ
「日替わり、牛スジ麻婆」「韓国風海苔巻き、初登場!」「定番の鰯のカレー揚げ」「締めは、茶がゆか親子丼」……姑の一子と嫁の二三、通いの万里の三人で営む「はじめ食堂」は常連客でいつも賑やか。そんなある日のランチタイム、お客の様子が、どうもおかしい。馴染みのOLの一人が、そっと耳うちしてくれた。「ネットにはじめ食堂の悪口が──」あることないこと、ネットに大量投稿されているという……。家庭的な美味しい料理とたっぷりの人情で、大人気の「食堂のおばちゃん」シリーズ、第六弾、ますます絶好調!
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ようやく6巻め。
悪者が登場したけど、すぐに助けてくれる人があって、こういう軽いところが大好きなの❤️
美味しいお料理がたくさん出てくる上に、いろんな人たちのいろんな諸事情が絡んできて、本当に素敵な小説。
身体に良い、自分でも作れるけど、作ってもらえてたら嬉しいお料理屋さん、近くにあったら本当に幸せね❤️
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万里に引き抜きの話?!
つい、押し寿司に力を込めてしまう二三の姿にほっこりした。
親子丼にはそれぞれの思い出があるんだな。思い出に勝る味はなかなかないよねぇ。
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昨日今日の布団でめちゃくちゃ読んだ。面白いヨォ!
しかしこのシリーズはリアルにフィクションを絡めていく流れで、この話で令和になったところやった。ということは次あたりにこのパンデミックになるわけで…
著者はこのパンデミックをどう捉えはるのかなあとちょっと読むのが怖い気持ちもある…。読むけど…
176ページあたりの、一連の一子さんのセリフがみんな好き
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最近、食べ物絡みの小説ばっかり読んでるな〜と気づく。もともと食べること、美味しいものが好きだということもあるけれど、殺人事件とか後味の悪いエンディングを避けたい心境なのだと思う。
おばちゃんの周りで様々な事件は起こるけれど、いつも柔らかく受け止め、温かく見守る雰囲気が心を落ち着かせてくれる。
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安定安心の内容です(*^_^*)
心がほっこりします。
万里くんはいったいどこまで成長してゆくのか
はじめ食堂、どうなるんですかね。
私も親子丼食べたい~
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久しぶりに訪れた「はじめ食堂」。
「はじめ食堂」は、いつどんな時に訪れても温かく迎えてくれるとても優しい場所です❁⃘*.゚
日常生活に疲れて、ほっと一息つきたい時に…ついつい訪れたくなってしまいます。
今作では「はじめ食堂」が悪質なトラブルに巻き込まれてしまいましたが、常連のお客さんを始め、「はじめ食堂」を昔からよく知ってくれているメンバーにたくさん救われた一冊だったように思います。
毎回美味しそうなお料理がたくさん登場しますが、今作では鯖サンドと親子丼が…無性に食べたくなりました!!
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災難が起こった時に自分を責めるのではなく、どう対応したらよいかを考えるべきなのだと教えられました。どんなことが起こっても、きちんと対応できる一子さんたちの賢明さが素晴らしいと思いました。
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はじめ食堂の一子、二三、万里は健在だったが、はじめ食堂にとっては危機が訪れる。変化があるのは刺激的た。近所にできたパン屋の姉弟とバー月紅のマスター真辺の関係は?
悪意のありそうなキャリアウーマン風の女性の本性は?と展開がある。ネットの怖さも描写されている。
いつの時代も腹いせに他人を悪く言う淺ましい人はいるものだ。みをつくし料理帖にも近い内容の場面があった。そういった点で目新しさは無いが、ホッとする。
食堂のおばちゃんシリーズも温かい気持ちにさせられる。料理の表現も絶妙だ。
ミステリーや少し重い小説を読んでいると気が滅入ることもあるが、このシリーズは心温まり、気軽に読めるので好きな作品だ。
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サバサンドが食べたくなりました。
一度食べた事がありますが、作ってみたいかも。
パン屋のハニームーン姉弟と、バー月紅のマスターは、親子かな?と思っていたら、やっぱりそうでした。
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季節感を大切に、ボリュームたっぷりの定食が700円のはじめ食堂は昔ながらの味を守りながらも、若い視点を持つ万里のアイデアを取り入れ、新商品も次々と出す。やってみて、駄目なら辞めれば良い。やる気のないニートであった万里の成長。ある日やってきた洗練された女性からオーナーにならないかとスカウトが!
はじめ食堂へ働くことを捨てきれない万里は断るが、女性はどうやらいわくありげだった。
逆恨みでネットへの悪口をかかれるなどトラブルも多発するが、人に愛される営業をしているはじめ食堂はかならず助けてくれる人がいる。昔からの常連客に、シンプルだけどおいしいパンを作るパン屋の姉弟に落ち着いた雰囲気で客に合わせたドリンクを提供してくれる寡黙だが誠実なバーの店主。頼もしい味方が新たに増えた。
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どんどん料理のジャンルが増えていて勉強になります。生ハムメロンならぬ生ハムマンゴーを初めて知りました。
万里くんの件もネット書き込みの件も珍しくハラハラ感の強い回でしたが、変わらず楽しめました。
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続けて読むと、マンネリしそうなので間隔を空けて読むと、忘れてしまった新しい登場人物がいるので、間隔は余り空けずに読むようにしなければと思います。今回は近所にオープンしたパン屋さんとバーの経営者、謎のフードコーディネーターが出てきます。少しずつ話が展開していきますが、読んでいると安心感があるので気づくと一冊を読みきってしまいます。気分転換で読書をしている私にとって山口さんの小説はまさに気分転換になるものです。
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東京都中央区佃。
江戸時代から庶民の町として栄え、現代でも旧佃島地域は昔ながらの人情と風情のある古い街並みで知られている。
そんな佃で2人のおばちゃんが営む食堂兼居酒屋を舞台にしたグルメ&ヒューマンドラマ。シリーズ6作目も5話からなる。表題作は最終話。
* * * * *
新レギュラーになりそうな3人が登場する第5話が表題作ですが、本巻の中心は第2話および第3話だと思います。
はじめ食堂にタウン誌の取材が入ることで亮介と亘がひさびさに登場し、万里に仕掛けられた引き抜きの罠の解決へと繋がっていくという、シリーズとしては少し大掛かりな展開。
2作目に孝蔵と一子の若かりし頃を持ってきたのはこのためだったことがわかります。孝蔵の弟子だった亮介と亘が立派になっていて、嬉しくなりました。
また、バー月虹がいい雰囲気で、ワケありのマスターも素敵です。ぜひバーともども、毎回登場させて欲しいと思いました。
それにしても、山口さんはカクテルにも詳しいのですね。もう尊敬に価します。
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シリーズ6。
今回もほっこりと心温まる作品でした。
最後にワンポイントアドバイス付きのレシピが載っていて作りたくなりました。
万里くんのお料理も好きだけど、
私は昔からある一子さんの料理が好みかもしれません。
素敵な常連さんがどんどん増えていって、
今後もはじめ食堂に期待です!
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白身魚の中華蒸しが美味しそう❤魚を鶏肉にすれば自分でもできるかも?餡かけ卵うどんもこれから寒くなったら絶対美味しそう!
万里に魔の手が…でも無事回避されてホッ。楽しそうに仕事しているけどいつもお客さんのために面倒なこと…食中毒にそなえてのサンプル保存とか…を惜しまずにがんばっているからピンチの時に周りが助けてくれる。
面倒くさくてもいつか報われると思っていろいろやろう。
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相変わらずの安定感。そして気楽に読めるのも魅力。楽しい漫画を読むときって何かお菓子を食べながら読みたくなるんだけど、食堂のおばちゃんシリーズは文字の本では例外的にお菓子食べながら読みたい本なのだ。いろいろ悩ましいことが出てくるのが毎回の常で、のっ取り未遂とか生き別れの父子の再会とか6作目となるとだいぶ手が込んできた感じ。それをまーるく収める一子さんの一言の含蓄あること。
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シリーズ 第六弾。
「スカウト」と「恋に落ちる」。
ほっこり だけど 最後は急な展開に。
続きが気になる。
白身魚の中華蒸し と すり流し は是非作ってみたいと思いました。
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安定のおいしそう感、人情感。さすが食堂。
鯖サンドとかコッペパンとか、食ブームも押さえているし、
令和への移り変わりとか、時代がちゃんと反映されているのも面白い。
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このシリーズを読むと、ちゃんとしたご飯が食べたくなる。こんな食堂、近くにあったらいいなぁ。でもやっぱり定食の量が多すぎる気が…。ご飯小盛で30円引きにして下さい。いや、お値段変わらずでもいいかな。
今回は、はじめ食堂がネットで誹謗中傷された話があった。
私は一子さんが悪く書かれるのが悲しくて、腹が立って。そして自分がどれだけ一子に心持っていかれてるのか知ったのでした。
最後の話が解決しない終わり方なのも、なんだか余韻が残ってよかったなぁ。
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一(にのまえ)家の、姑の一子、嫁の二三、そして通いの万里の3人で営む佃の名店「はじめ食堂」の物語。山口恵以子 著「あの日の親子丼」、食堂のおばちゃんシリーズ№6、2019.7発行。今回は万里をはじめ食堂から引き抜こうとする女性の出現、はじめ食堂について根も葉もない書き込みのネット犯罪などに襲われましたが、みんなの英知と常連のサポートで切り抜け、おいしいパエリアをw。一種の炊き込みご飯であるパエリア鍋、私の得意料理のひとつです(^-^) 失礼しましたw。親子で食べる親子丼もいいですね(^-^)
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食堂のおばちゃんシリーズ6作目。パン屋さんの姉弟とバーのマスター月虹の真辺さんが新たに登場。万里くんの引き抜きといい、予想通りの展開になったけれど、安心して読める面白さや美味しそうで意表を突くお料理の数々にいつしか心が和んでいる。すり流しって美味しいのかな。
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時々会いたくなる、はじめ食堂!
色々ありながらも美味しいご飯と人柄、常連さん達に救われながら、はじめ食堂ここにあり!
自分が行ったら何食べるかなぁ〜
選べない…やっぱり親子丼? 笑
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今回の新キャラは、近所にできたハニームーンというパン屋を営む萌香とたいがの姉弟と、月虹というバーを営む真辺さん。
はじめ食堂の面々はこの二つのお店を気に入っているので、今後も登場するかな。
万里のスカウト引き抜き話から、はじめ食堂のネット誹謗中傷まで、はじめ食堂的には相当大きな事件が起こったけど、犯人は同じ人なので、一つの出来事の延長線上というか、小さくまとまった感はある。
牛すじ麻婆とはなんぞや?と思いましたが、最後のレシピを見てなるほど、麻婆はいろんなものに合うのね。
牡蠣麻婆なんて超美味しそうじゃありませんか!
本当にこの作者さんは食べ物とお酒にくわしいね。
この本の中では、時代が平成から令和に移ったところだったが、現在2025年の米値上がり問題をはじめ食堂はどうするのだろう…時事ネタ。
おにぎり2個とおかず付きで150円って、いつの時代の話よ?と思ってしまった。
はじめ食堂、いつも「安くはないが高いとは言わせない」と書いてあるけど、安すぎるんだよね。親子丼と小鉢二つサラダ味噌汁漬物付き700円(500円親子丼と定食セット200円)って、安すぎだよね…?
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私が『食堂のおばちゃん』に出会ったのは2018年のこと。
その年のうちに第4弾まで読み終えて
第5弾『真夏のやきそば』を読んだのは2020年。
あれから4年半ものご無沙汰で…
でも、「はじめ食堂」は変わらず営業していて
一子(いちこ)と二三(ふみ)、
そして万里はさらにパワーアップして美味しい料理を出していた。
第6弾でははじめ食堂のメニューが国際色豊かになっていく。
この本が発行されたのは2019年で
2020年開催予定だった東京オリンピックも目前だったしね。
はじめ食堂は美味しい料理がいただけるだけでなく
ちょっとしんどい心に
優しく寄り添ってくれる場所でもあるのよねぇ。
はじめ食堂も数々の困難に見舞われるんだけど。
そのたびに力を合わせて
常連さんたちに支えられて乗り越えていく。
第6弾で「はじめ食堂」を巻き込んだ災難に対して
一子の言葉
「だから災難に遭ったときは、原因を考えちゃダメ。
『どうして私がこんな目に?』
なんて考えても時間の無駄。
元々理由なんかないんだから。
そして、一番いけないのは自分に原因を求めること。
『私が悪かったからこんなことになった」なんて、
絶対にいけません。
災難は空から降ってくるんです。
雨に降られたのは人のせいじゃなくて、
雨が降ったからです。
人は悪くありません」
そして二三の言葉
「私たちがこれからやるべきことは対策よね。
傘を買うか、借りるか、雨宿りするか…」
うん!
傘を買ったり、借りたり、雨宿りしたり。
その時々に選びながら
今日もぼちぼち行きましょう~
巻末には「はじめ食堂」人気メニューのレシピ付き^^
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親子丼はあんまり作らない。たしかに難しくないのにあんまり作らない。久しぶりに作りたいと思った。
私はニューハーフが常連になったのがとても好き。
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嫁姑と娘の幼馴染の3人が営むはじめ食堂。
昼は定食屋晩は家庭料理中心の創作居酒屋として常連さんに愛されている。
シリーズ第6作の今回は、
人気パン屋を営む姉弟、バーのマスターなど新しい登場人物も出てき、万里の引き抜き話のエピソードなど盛りだくさん。楽しんで読めた。
Posted by ブクログ
食堂のおばちゃんシリーズ6作目。
相変わらず、でてくる料理の美味しそうな描写!!
最近、仕事終わりの真夜中に本を読むことが多いので、夜食が食べたくなって仕方ない。。
飯テロ本(笑)
今回の舞台は、平成から令和に変わるタイミング。
実在していない食堂だけれど、会社員のランチの場となっていた食堂。。。昨年から続くコロナ禍で、今はどんなふうにしているのかしら。。と、心配をしてしまいました。
この本の中で、すごく響いた言葉があった。
一子の言葉。
『「だから災難に遭ったときは、原因を考えちゃダメ。「どうして私がこんな目に?」なんて考えても時間の無駄。元々理由なんかないんだから。そして、一番いけないのは自分に原因を求めること。「私が悪かったからこんなことになった」なんて、絶対にいけません。災難は空から降ってくるんです。雨に降られたのは人のせいじゃなく、雨が降ったからです。人は悪くありません。」』(176頁)
Posted by ブクログ
このシリーズは気軽に読める。
ちいさな事件がポツポツおきるが基本は日常そのもの。
本人たちには一大事だけど、何気ない日々が積み重なっている。
一子と二三があまり存在感が強くなりすぎず、ナレーター的な存在を放っているが、この二人があってこそのはじめ食堂。
ここによる人たちがどんどん注文している読むと心の中で自分もそれ注文します!と言っている。