感情タグBEST3
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山口恵以子さんのトーク&サイン会に行きました。あっという間に時間が流れてます。ほんと毎回同じ言の葉ですね、もう5月だよって 3冊なのにもう優れた&気に入った章があります。万里のやる気と諌める絶妙なタイミングとか、シェフの登場ですかとここぞの使い方、要の登場する所が好きで物語に厚みが出てくるしなによりも安定した登場人物だと思う=屋台骨。あーあのトークは忘れられないよ、川端康成のチョイ話もあったね。文庫本読み始めて途中で止めることが後ろめたいと思い込んでたけど、相性だから止めるのは必然だと言ってくれたのが1番
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一子おばちゃんはもう80歳代も後半なんだ。それでも元気に厨房に立っている。はじめ食堂のご飯は確かに偏りがちな食生活によさそう。季節ごとのイベントをちょっとずつ盛り込む万里の提案に大賛成!食堂が盛り上がりそう。
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山口恵以子さんのお人柄、そして彼女の世界観が大好きです。
今、デビュー作から順番に読んでいますが、このシリーズが特に私のお気に入り。
近くにこんな食堂が欲しい!
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この雰囲気が大好き!(*´▽`*)♪はじめ食堂の皆さん+常連客の皆さん=家族と言っても過言ではない(^^)「ふたりの花見弁当」を読むと特にそう思う(^ー^)それに今回も美味しそうな料理がたくさん登場(*゜Q゜*)700円の日替わり定食も良いけれど、夜もいい酒が揃っている♪お店には行けないけれど、料理レシピが紹介されているのが嬉しい♪_〆(゚▽゚*)メモメモ
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誰でも人生で何かしらのトラブルや問題、悩み、後悔、不安を抱えているものだと思う。それでも他者に寄り添い、思いやることのできる人々がこの食堂にはたくさん集まる。
ここの常連になれたら、怖いものなくない?という気がする。
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過去の自分の思い出は音楽や書籍とともにあるように、食事や飲み物もともにその時代を彩る。
ローストビーフってお弁当に入れるものではない。我が家では一度だけ入っていたことがある。姉妹は弁当を開けてすぐに蓋をしたが、私は完食した。そして夕方救急車で運ばれた。夏の日の出来事だった。一子や二三と違って、我が家の母は大雑把でその血をみんな引き継いでいる。
複雑なメイの気持ちとそれを弄ぶヤツ、メイにとっては大きな良い経験だと割り切ってほしいと思った。
不倫はそれぞれが幸せになることができるのだろうか?一子の「老いるのではなく大人になりなさい」という説得の仕方が、きっと相手に響く言葉なんだろう。
花見は三原さんのマンションで、桜の花の天幕のあるマンションってステキだなぁ。そしてその美しさに負けないほどの三原さんの思い出に、儚く寂しさを感じた。
今回は1月から5月の季節の物語5話だった。はじめ食堂に集う人たちの温かく、思いやりのある言動がなんとも心地よく目の中に飛び込んできた。
要や万里の成長も美しい文章で描かれている。人もお店も時間とともに変化していくものだ。季節の移り変わりだけでなく、時代の流れも上手く表現された作品だった。
今回もほわほわさせられた。私の時の思い出とともに。山口恵以子さんに感謝だ。
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いつもながらお料理が美味しそう。こういう馴染みのお店に憧れるが自分にはそういうのがなくて残念。
昔の美味しかったお店が寂れ気味だったり変わってしまったりというところが心に残った。
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今回も人情味溢れる佳作。
作中に出てくる料理はどれも美味しそうだけど、おばちゃんと万里が作った料理ならまた一味違うんだろうと思わせる、物語全体の雰囲気にやられてしまう。
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面白くて堪りません。
軽いタッチの語り口のなかに、沁みる言葉も...
みんな明るい面だけじゃないんだと改めて思わせるのが、上段に振りかぶらない処が嬉しい。
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食堂のおばちゃん第4弾!
気持ちは自分もすっかり常連!
週に何回来店するかな?笑
人生決して楽じゃない。
しんどい思いをする事も多々。
でも「はじめ食堂」の常連でいたらそれらをなんとか乗り越えられるかもしれない。
「はじめ食堂」は、そんな心の拠り所。
今回も心とお腹をたっぷり満たしてもらいました!
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フラフラしていた万里くんが次々メニューを考案している姿を、立派になって......と第3のおばちゃんのような気持ちで読んでいます。
これから、一子さんの年齢を感じさせる描写も増えてくるのだろうかと少しハラハラしながら、今回も安定の面白さでした。
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4巻にもなると、常連さんの1人にでもなったかのような錯覚をしてしまいます
一子と二三の関係性が素敵です
血の繋がりはないのに、大切にしている思い出と今を共有している素敵な家族です
万里くんの料理のレベルアップにもワクワクします!
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食堂のおばちゃんシリーズ、もう4作目。
今回は、登場人物たちにとっての変化は、二三の娘要が、勤務先の出版社で歴史小説の大御所先生の担当になったことくらいだろうか。
万里も料理人としての自信をつけてきて良い感じだし、一子と二三は相変わらず。
歳の離れた叔父に憧れを抱いている女性に対して、一子が言った言葉が、ちょっと泣けたなぁ。
歳をとるということは、十年前にできたことができなくなる、五年前にできたことができなくなる、そして昨日できたことができなくなるということだ、と。
最近、よく考える。60代半ばの私の母、十年後は同じようにいてくれるのだろうか?と。
歳をとるということ、出来ないことが増えていく。30代の私にとって十年はあっという間だ。60、70代でも、そんな体感時間なんだろうか。あっという間に、以前できていたことができなくなっていく恐怖、不安。それに向き合えるのだろうか。自分自身のことも、親のことも、お世話になった人たちのことも。
歳をとることについて、改めて考えた言葉だった。
ゼリー寄せは以前から「作れるなら作りたい!」と思っていたもののひとつ。
今回登場して、レシピも載っていた。
なんだか作れそう!
夏野菜が合うだろうなぁ。
オクラのさっと茹で、きゅうり、ミニトマトをコンソメスープで洋風に寄せたら、見た目も鮮やかで美味しそう。
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このシリーズを読むと、料理がしたくなります。
いつもは面倒な食事作りが、ちょっとだけ楽しくなるんですよね〜
本文にあるような、美味しそうなご飯は作れないけど、新しい料理にチャレンジしたくなります。
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佃の食堂兼居酒屋「はじめ食堂」を舞台にしたヒューマンドラマ。
シリーズ4作目。5話からなる。
表題作は、常連客で元帝都ホテル社長の三原の亡妻との思い出がテーマになっている。
* * * * *
やはりおもしろい。個人的には『婚活食堂』シリーズより好みに合っています。
以前にも延べたのですが、常連客が多士済々でそれぞれの役割分担がうまくできているところがいい。役者が揃っていることで、何が起こっても無理なく対応することができるのが、このシリーズの強みだと思います。
もちろん頼もしい常連客たちが集うサロン的な役割をはじめ食堂が果たしているからで、まさに設定の妙と言えるでしょう。
三原は要所ではじめ食堂を支える役どころのですが、ついにプライベートの一端や亡妻にまつわる心情が明かされます。その丁寧な描写から、作者が三原をかなり大切に扱っているのがわかるいい話でした。
また、3話目と5話目は趣向を変え、ライトミステリータッチで楽しめました。
山口さんの変幻自在の筆力には感心するばかりです。
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シリーズの4冊目。読むとお腹が空いてきます。はじめ食堂の家族と従業員の万里君にランチと夜の常連さんと万里君の友達。アットホームですいすいと読めます。
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食堂のおばちゃん シリーズ第四弾。
今回も姑 一子、嫁 二三子、アルバイトだけど若頭の万里が営む「はじめ食堂」が舞台。
今回は万里の元同級生の青木皐とその仲間のニューハーフ3人組の活躍も。
料理もどんどんグレードアップしているよう。
今回もほっこりなよいお話でした。
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今回は非日常的な出来事もあって、いつもと違う雰囲気もたまには楽しめました。
メイちゃん達が大好きだけど、彼女たちが絡む話はいつもホロリとさせられます。素敵な人と出会えますように!
それから、お店のランチ定食の量が多いなーと前から思っていたら、巻末レシピの作者からのワンポイントアドバイスに『私はものすごい大食いなので~』と書かれていました。やっぱり!
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万里君の成長を嬉しく思ったり、新しいメニュー気になるとか思いながらニヤニヤして読めた。
今回も色々な料理に癒された。特に白菜のクリーム煮と季節野菜のゼリー寄せが気になって自分でも作りたいと思った。
美味しいものはやっぱり人を笑顔にしたり幸せにするなーっと思えた。
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タイトルにある「ふたりの花見弁当」の章が良かった。
豪華な弁当より、想いの詰まった弁当、しかしもう食べることは叶わない思い出の。
悲しくもあり、いい思い出でもある話。
そんな思い出を持ちたいような、持ちたくないような。
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安定の。
何冊か読んで、その年の世相がリアルに反映されていることに気づく。
そして不倫とか浮気は結構な頻度で起こる。
それだけ身近なトラブルなのか。
とか考えてしまうくらいのリアルなご近所感。
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シリーズ4冊目も安定のほのぼの感。ああ、この登場人物の人たちに囲まれて生きることができたらどんなに幸せなことか……。
一子さんがこんなことを言ってた。「数学なら、一足す一は必ず二になるけど、人生はそうならないものね。優しくて正直で努力家で、非の打ち所のない善い人が、その人に相応しい幸せな人生を送れるかっていったら、必ずしもそうじゃない。むしろ、みんなから憎まれるイヤな奴の方が、大きな成功を手に入れたりする。店も同じよ。どんなに誠心誠意頑張っても、五年先、十年先なんて、誰にも分らないわ。一寸先は闇とは、よく言ったものよ」(p.224)って。
勧善懲悪のようなこのシリーズでもこういうことが語られるんだって思いつつ、著者の山口さんらしい(こないだエッセイ『おばちゃん街道』を読んだからね)。神さまはその人が耐えられる試練を与えるというし、善人こそ苦難がつきまとうと思うべきか。
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食堂のおばちゃんシリーズ第4弾。どの料理も作りたくなるし、一子さんがいるからこそのはじめ食堂。毎度のことながら、茶の間でファミリードラマを堪能してるかのように、気楽に読んで楽しめる。
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食堂のおばちゃんシリーズ第4弾。
今回も美味しそうな食事とともに展開される各種ストーリー。
正月、節分、雛祭り、花見と、今回は季節のイベントごとが多かった。
時折みせる各登場人物たちの寂しさ。
みんな、色々と抱えているよね。と思う。
はじめ食堂を良い意味での船着場にして、生きている気がする。
みんな、もちつもたれず。。
巻末の言葉で、作者が大食漢だと、自分で書いていたが。。
やはり!と思う(笑)
ランチも夜のお料理も、読んでいると中々のボリュームで、中々の種類なので、大食漢の自分にはぴったり!と思っていたら、お仲間でしたか(笑)
美味しい季節のご飯が食べたくなる。