【感想・ネタバレ】ふたりの花見弁当 食堂のおばちゃん④のレビュー

あらすじ

「あら、牡蠣と白菜のクリーム煮ですって、美味しそ~」「あたしは、メンチカツ定食」──姑の一子と嫁の二三に手伝いの万里の三人で営む「はじめ食堂」は、今日も常連客で大にぎわい。そんなある日、常連のひとり三原が、一子たちをお花見に招待したいという。三原は元帝都ホテルの社長で、十年程前に妻を亡くして、佃のタワーマンションに一人住まい。一子は家族と親しい人を誘って出かけるが……。心温まる料理と人情で大人気の「食堂のおばちゃん」シリーズ、第四弾。

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食堂のおばちゃん4。はじめ食堂の第4弾。

1話目 はじめ食堂の年末年始と万里くんの成長
2話目 ニューハーフの恋愛事情
3話目 要ちゃんの担当作家
4話目 みんなでお花見!
5話目 ダンス発表会の見学とGWの食べ歩き

巻末にレシピつき。

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2025年11月08日

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三原さんははたして
社交ダンスをするのか!
昔と今は違うけど,
今は今の良さがある.
でも昔を懐かしんでしまうのは人の差がだなー

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2024年07月10日

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山口恵以子さんのトーク&サイン会に行きました。あっという間に時間が流れてます。ほんと毎回同じ言の葉ですね、もう5月だよって 3冊なのにもう優れた&気に入った章があります。万里のやる気と諌める絶妙なタイミングとか、シェフの登場ですかとここぞの使い方、要の登場する所が好きで物語に厚みが出てくるしなによりも安定した登場人物だと思う=屋台骨。あーあのトークは忘れられないよ、川端康成のチョイ話もあったね。文庫本読み始めて途中で止めることが後ろめたいと思い込んでたけど、相性だから止めるのは必然だと言ってくれたのが1番

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2023年10月29日

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一子おばちゃんはもう80歳代も後半なんだ。それでも元気に厨房に立っている。はじめ食堂のご飯は確かに偏りがちな食生活によさそう。季節ごとのイベントをちょっとずつ盛り込む万里の提案に大賛成!食堂が盛り上がりそう。

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2023年01月07日

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山口恵以子さんのお人柄、そして彼女の世界観が大好きです。
今、デビュー作から順番に読んでいますが、このシリーズが特に私のお気に入り。
近くにこんな食堂が欲しい!

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2022年01月21日

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3巻から続けて読みました。安定の面白さです。本作は、おせち、節分、ひな祭り、花見と季節を感じるお話でした。最後はゴールデンウィークでお店はお休み。おばちゃんたちの食べ歩きの話。

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2025年03月16日

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いいね。人情食堂グルグルもの。無限に安心して読める。ただ、作者はどうもトランスジェンダーを美談の種に使ってる感じがあって、俺から見ると危ういなって気がする。もう少し鈍感だと普通にいい話で終わると思うんだけども、俺は気になるな。ところどころ泣かせるシーンもあってほんとずっと読めるよ。精神安定剤かなw

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2024年12月31日

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☆4

シリーズ第4弾

心温まる大好きなシリーズです!
はじめ食堂のメンバーはもちろん、常連客の皆さんも良い人ばかりなので、久しぶりに読み始めてもいつも温かく迎えてくれる気がします❁⃘*.゚
今作では新しく常連客になったメイ・モニカ・ジョリーンの3人がたくさん登場してくれたのも嬉しかったです。

まだまだたくさんシリーズが出ているので、引き続き楽しく読み進めていきたいと思います!
いつも美味しそうなお料理がたくさん登場するので、次巻ではどんなお料理に出会えるのかもとっても楽しみです(*´˘`*)

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2024年11月27日

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常連のお客様達と親しくなり様々な付き合い繰り広げられていきます。一人暮らしの人達の心の拠り所だなと思いました。常連さんの社交ダンスを皆んなで見に行ったり、お客さんに誘われて花見をしたり、素敵なお店です。

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2024年09月16日

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お節料理、節分、ひな祭り、お花見、GWが今回のテーマです。それに絡めて、美味しそうなお料理が登場し、お腹がすきます…。

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2024年04月10日

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過去の自分の思い出は音楽や書籍とともにあるように、食事や飲み物もともにその時代を彩る。

ローストビーフってお弁当に入れるものではない。我が家では一度だけ入っていたことがある。姉妹は弁当を開けてすぐに蓋をしたが、私は完食した。そして夕方救急車で運ばれた。夏の日の出来事だった。一子や二三と違って、我が家の母は大雑把でその血をみんな引き継いでいる。

複雑なメイの気持ちとそれを弄ぶヤツ、メイにとっては大きな良い経験だと割り切ってほしいと思った。
不倫はそれぞれが幸せになることができるのだろうか?一子の「老いるのではなく大人になりなさい」という説得の仕方が、きっと相手に響く言葉なんだろう。

花見は三原さんのマンションで、桜の花の天幕のあるマンションってステキだなぁ。そしてその美しさに負けないほどの三原さんの思い出に、儚く寂しさを感じた。

今回は1月から5月の季節の物語5話だった。はじめ食堂に集う人たちの温かく、思いやりのある言動がなんとも心地よく目の中に飛び込んできた。
要や万里の成長も美しい文章で描かれている。人もお店も時間とともに変化していくものだ。季節の移り変わりだけでなく、時代の流れも上手く表現された作品だった。
今回もほわほわさせられた。私の時の思い出とともに。山口恵以子さんに感謝だ。

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2024年03月22日

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いつもながらお料理が美味しそう。こういう馴染みのお店に憧れるが自分にはそういうのがなくて残念。
昔の美味しかったお店が寂れ気味だったり変わってしまったりというところが心に残った。

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2023年11月30日

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今回も人情味溢れる佳作。
作中に出てくる料理はどれも美味しそうだけど、おばちゃんと万里が作った料理ならまた一味違うんだろうと思わせる、物語全体の雰囲気にやられてしまう。

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2023年10月06日

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お花見の思い出、新しい友達の広がり。
はじめ食堂を中心に広がっていく人の輪。
そしていつものおいしそうなお料理。

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2023年09月25日

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面白くて堪りません。
軽いタッチの語り口のなかに、沁みる言葉も...
みんな明るい面だけじゃないんだと改めて思わせるのが、上段に振りかぶらない処が嬉しい。

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2023年07月08日

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食堂のおばちゃん第4弾!
気持ちは自分もすっかり常連!
週に何回来店するかな?笑
人生決して楽じゃない。
しんどい思いをする事も多々。
でも「はじめ食堂」の常連でいたらそれらをなんとか乗り越えられるかもしれない。
「はじめ食堂」は、そんな心の拠り所。

今回も心とお腹をたっぷり満たしてもらいました!

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2023年05月20日

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フラフラしていた万里くんが次々メニューを考案している姿を、立派になって......と第3のおばちゃんのような気持ちで読んでいます。
これから、一子さんの年齢を感じさせる描写も増えてくるのだろうかと少しハラハラしながら、今回も安定の面白さでした。

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2023年04月26日

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4巻にもなると、常連さんの1人にでもなったかのような錯覚をしてしまいます

一子と二三の関係性が素敵です
血の繋がりはないのに、大切にしている思い出と今を共有している素敵な家族です

万里くんの料理のレベルアップにもワクワクします!

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2023年03月31日

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食堂のおばちゃんシリーズ、もう4作目。

今回は、登場人物たちにとっての変化は、二三の娘要が、勤務先の出版社で歴史小説の大御所先生の担当になったことくらいだろうか。
万里も料理人としての自信をつけてきて良い感じだし、一子と二三は相変わらず。

歳の離れた叔父に憧れを抱いている女性に対して、一子が言った言葉が、ちょっと泣けたなぁ。
歳をとるということは、十年前にできたことができなくなる、五年前にできたことができなくなる、そして昨日できたことができなくなるということだ、と。
最近、よく考える。60代半ばの私の母、十年後は同じようにいてくれるのだろうか?と。
歳をとるということ、出来ないことが増えていく。30代の私にとって十年はあっという間だ。60、70代でも、そんな体感時間なんだろうか。あっという間に、以前できていたことができなくなっていく恐怖、不安。それに向き合えるのだろうか。自分自身のことも、親のことも、お世話になった人たちのことも。
歳をとることについて、改めて考えた言葉だった。

ゼリー寄せは以前から「作れるなら作りたい!」と思っていたもののひとつ。
今回登場して、レシピも載っていた。
なんだか作れそう!
夏野菜が合うだろうなぁ。
オクラのさっと茹で、きゅうり、ミニトマトをコンソメスープで洋風に寄せたら、見た目も鮮やかで美味しそう。

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2022年12月16日

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このシリーズを読むと、料理がしたくなります。

いつもは面倒な食事作りが、ちょっとだけ楽しくなるんですよね〜
本文にあるような、美味しそうなご飯は作れないけど、新しい料理にチャレンジしたくなります。

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2022年12月04日

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 東京都中央区佃。江戸時代から庶民の町として栄え、現代でも旧佃島地域は昔ながらの人情と風情のある古い街並みで知られている。
 そんな佃で2人のおばちゃんが営む食堂兼居酒屋を舞台にしたグルメ&ヒューマンドラマ。シリーズ4作目。5話からなる。
 表題作は、常連客で元帝都ホテル社長の三原の亡妻との思い出がテーマになっている。

      * * * * *

 やはりおもしろい。『婚活食堂』シリーズより個人的には好みに合っています。

 以前にも書いたのですが、常連客の皆さんが多士済々で、それぞれの役割分担がうまくできているところがいい。役者が揃っていることで、何が起こっても無理なく対応することができるのが、このシリーズの強みだと思います。

 もちろん、頼もしい常連客たちが集うサロン的な役割をはじめ食堂が果たしているからで、まさに設定の妙と言えるでしょう。

 三原は要所ではじめ食堂を支える役どころのですが、ついにプライベートの一端や亡妻にまつわる心情が明かされます。その丁寧な描写から、作者が三原をかなり大切に扱っているのがわかるいい話でした。

 また、3話目と5話目は趣向を変え、ライトミステリータッチで楽しめました。
 山口さんの変幻自在の筆力には感心するばかりです。

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2022年06月12日

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シリーズの4冊目。読むとお腹が空いてきます。はじめ食堂の家族と従業員の万里君にランチと夜の常連さんと万里君の友達。アットホームですいすいと読めます。

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2022年01月19日

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食堂のおばちゃんシリーズ4作目。四季の移り変わりを心尽くしのイベントで盛り上げるはじめ食堂。個人的にはおせちのローストビーフが好きだったかな。
最終章の古い時代を懐かしむくだりはやっぱり時の流れには逆らえない寂しさが滲み出ていて。メイ、モニカ、ジョリーンも加わってたのしさが一段と増したのは嬉しい。

少しこのシリーズ面白いけれど、飽きてしまったのは否めない。
このまま読み続けるのか、はたまた小休止を入れるのもありかもしれない。

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2025年09月26日

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相変わらずの素敵な登場人物の方々。
ご近所ならば、絶対に交ぜてもらいたい。

それにしても、刑事さんたちが張り込んでる甘味処へズカズカ入って行くなんて…
いや、あたしも十分やる可能性あるわー(笑)

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2025年04月25日

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下町の人情あふれる食堂のお話。安心して読めます。
この小説も4巻目。あー書いてる作者もおばちゃんだからかなー、実感がこもっているのだろうなーと思いました。

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2025年01月22日

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シリーズ第4弾。
「はじめ食堂」の料理は毎回美味しそう!
巻末のレシピも嬉しい。
心温まる料理と人情の組み合わせ、最高です。

特に好きだったのは、
第1話   おせちのローストビーフ
第4話   ふたりの花見弁当

食堂で働く一子、二三、万里くんと常連さんたちの距離感がいい。
家族じゃないけどたくさんの時間を一緒に過ごし、一喜一憂を共にしている感じ。
さりげなく見守って、応援して、当たり前のように心も力も合わせられるってすごい。

食堂を舞台に繰り広げられる人間模様も食堂メニューも、楽しみながら安心して読めるシリーズで読むたびにホッとしています。
着々と読み進めていきたい。


『美味しい物というのは、どうしてこんなに人を幸せにするのだろう』

『世の中は面倒なことだらけです。自分の選んだ道をまっとうしようと思ったら、避けて通れないことが色々あります。』

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2024年09月13日

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よくも展開が最後に「あーこういうこと!」と思えて面白い。
でも私はシャーロックホームズとかも読みたいな。となんとなく思う。

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2024年09月02日

Posted by ブクログ

万里君の成長を嬉しく思ったり、新しいメニュー気になるとか思いながらニヤニヤして読めた。
今回も色々な料理に癒された。特に白菜のクリーム煮と季節野菜のゼリー寄せが気になって自分でも作りたいと思った。
美味しいものはやっぱり人を笑顔にしたり幸せにするなーっと思えた。

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2024年01月14日

Posted by ブクログ

ぼーっと読むのに良い本。
牡蠣と白菜のクリーム煮作ってみたい。これからの寒い時期に食べたくなります。

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2023年11月22日

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タイトルにある「ふたりの花見弁当」の章が良かった。
豪華な弁当より、想いの詰まった弁当、しかしもう食べることは叶わない思い出の。
悲しくもあり、いい思い出でもある話。
そんな思い出を持ちたいような、持ちたくないような。

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2022年08月22日

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