【感想・ネタバレ】あなたとオムライス 食堂のおばちゃん⑧のレビュー

あらすじ

なつかしのオムライス、うすいえんどうの豆ごはん、ロールキャベツ、アジフライ──。佃はじめ食堂の常連客でお酒も卸している辰浪康平は四十歳すぎで気楽な独身。両親が息子の将来を心配して、代理婚活の会に入会した。子供の代わりに親同士が見合いして結婚相手を探すという。康平は三十三歳の女性とつき合い始めたが……。幸福な出逢いとかけがえのない思い出。はじめ食堂に集う人々の人生模様と、季節の美味しくて庶民的なご飯を描く、大人気シリーズ。(巻末に著者のレシピ付き)

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『結婚できない男』
『まだ結婚できない男』
時事ネタ?というのか、懐かしいドラマのタイトル出てきて、嬉しかった❤️
常連さんのお一人が亡くなって、シリーズ8にして初めて、あー、お別れもあるんだなって、実感しました。

…にしても、美味しそうなお料理だこと‼️‼️

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2025年07月08日

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各登場人物の料理にまつわる思い出や人間関係がよくわかる8巻でした。進展あり、お別れありでセンチメンタルな気分になりました。

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2024年10月31日

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あれっあれっ2人は現状維持なのかね、あの流れで熱海旅行後に必ずあるだろうと思って読んでござる。1番の息抜きが一食堂で恋人に使う時間を全部一食堂なんだろうな、なので時間は平等って事。毎回4千円くらい使うのが羨ましい限りです。後藤さんの悼みも突然だった だから題名だったのかな、オムライス話はとても良いです。いつもの顔触れの合間に料理の説明が的確で想像出来る。お酒もそう江戸開場とかほんと好きなんだろうな山口恵以子さん あー

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2024年03月12日

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いきなりの婚活話が始まって
「こっちでも、そのネタ!?」
とはちょっと思っちゃったけど(笑)、まあ、ええ感じにまとまったかな。

後藤さんがまさかの急逝で、そうか、この話も登場人物の年齢層が高いし、わたしもこっち寄りやんな…、などとちょっとだけしんみりした。

なんかもう最近ほんまに、やりたいことはやれる範囲でやっていかないと、「あとでやろう」の「あと」ってないよな…と、思うようになってきた。

でもまだその原動力が足りないから、もう少し年齢がたてばもっと思い切って
「迷うならやってみよう」
って思えるんかもしれへん。笑。

今はまだ、思い切ることに逡巡があるから、まだまだ青いのよ。笑

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2023年03月04日

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ネタバレ

やっぱりいいね、はじめ食堂。今回は常連の辰波康平さんの婚活話から。両親が心配するのもわかる。本人がその気にならないとなぁ。。。お相手の方もだまそうと思っていたわけじゃないと思うな。ただ、今の状況を脱したかっただけではないかな。社員旅行!いいな、伊東の温泉。女子が好みそう。
第5話。オムライスの裏側にそんな出来事があったなんて。でも、幸せに生きていたと言ってくれた一子さんに感謝。

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2023年01月26日

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オトナの恋がじわじわと発展していきそうな雰囲気。食堂を訪れるすべてのキャラクターを応援したくなる。オムライス、家庭それぞれの味、作り方があって郷愁を誘うものがあるらしいけど…冷凍食品でもコンビニでも売っているこの頃、作ってないなぁと反省。

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2021年08月08日

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ネタバレ

食堂のおばちゃんシリーズ8作目。奇しくも何年かぶりにオムライスを食べたせいかこの本は特に思い入れがあるなぁと。後藤さんと奥さんとのエピソードでほっこりしながら康平さんと瑠美先生の行く末ににやにやしていたら最後に大きな悲しみが。後悔と悲しみを乗り越えて人は強くなっていくのだろうか。

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2025年10月16日

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婚活の話も突然の人の死もあり、人生ってこういうことの積み重なりなのだと教えられた気がします。一子さんの一言に毎度ジーンときます。

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2025年01月26日

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あらまぁ康平さんと瑠美さんが…(ノ´∀`*)この巻で、良いお話が聞きたいわ〜(*^^*)とポワポワしていたところに、後藤さんがっ(TдT)でも、表紙を見た時から読み終えるまで、オムライスを食べたい気持ちに変わりなし(^q^)正統派のヤツな〜

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2025年01月10日

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私は本から影響を受けやすい。特に食事やデザートや旅は、欲望が沸々と湧いてくる。山口恵以子さんの作品は和食が多く、ほっこりしてしまう。

前半は婚活がテーマなのだが、あれれっ、山口恵以子さんの別のシリーズにもあるけど、場面が違うだけなのだろうか?親の代理婚活って本当にあるのだろうか?背景に相手に尽くしたり思いやる気持ちが薄くなって来ているのかもしれない。元は他人同士が一緒に生活する煩わしさが伝播しているのは確かなことだろう。

私は流しそうめんはあまり好きではない。お箸の使い方が下手なので取り逃してしまうからだ。普通にそうめんなら冬でも食べたい。そしてオムライスは大好物だ。特に昔ながらのがいい。冷凍庫には冷凍のオムライスが常備してあるくらいに。

この作品を描かれたのはコロナ真っ只中だったのだろう。営業自粛だけでなく飲食店は特に労働人口減少も大きな問題だ。婚活から始まり、職場の人間関係も描かれていて、現代社会を反映しているところも考えさせられる。そして、はじめ食堂に関わる人に暗雲が・・・。

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2025年01月08日

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毎回垂涎もののお料理と日本酒。日本酒とスイーツのマリアージュも素敵。アボカドのクリームチーズ詰め美味しそう。酒屋の康平さんと瑠美先生の今後も気になります。

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2024年05月26日

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今回は、酒屋の辰浪康平さんの両親が、代理婚活の会に入会して…年下の女性といい感じになるも…訳ありで…。
料理研究家の菊川瑠美さんが、日本酒に合うスイーツを開発する依頼を受け、康平さんにアドバイスをもらい、なんとなく距離が縮まる。

コロナ禍に入っての物語ですが、楽しく心温まる雰囲気です。

最後に、後藤さんが亡くなり…一子さんのセリフが、ぐっときます。

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2024年04月14日

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オムライスに関する幸せな思い出。いつもながら一子さんの声かけは、温かい。死は孤独でも悲しいばかりのものでもない。今回はちょっと悲しいエピソードもありました。

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2023年10月11日

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食堂のおばちゃんシリーズの良いところは、大きな変化がないところ

でも、今回は違う
万里の成長をとても感じるし
はじめ食堂に集う人たちの関係性
そして、、

変化を感じる一冊でした

はじめ食堂に行きたい!オムレツ食べたい!

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2023年08月18日

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「いつもの」感が続いているなと思っていた中で、ドンとした出来事がありました。小説的には刺激ですが、ちょっと悲しくなってしまった。
このシリーズで時々触れられる、ずっと続くものはないという描写の最たるものですが、ただ日常が続いていくだけではないのがこの作品の良いところだと思います。

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2023年07月04日

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「食堂のおばちゃん」シリーズの第8巻。この巻では、常連客で酒屋の2代目、辰浪康平の両親が息子の婚活に乗り出します。康平以外にこの物語には、少しずつ登場人物が増えて「はじめ食堂」に通う人達が「はじめ食堂」を通じて人間関係をつくり、支えあう描写が人気の理由かなと思います。康平の婚活は?他の常連客の人生模様は?まだまだ続くこの物語。(物語が続く限り、「はじめ食堂」は繁盛して、美味しそうな料理も紹介されるのは当たり前ですが)

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2023年06月18日

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サザエさん的に続くものとばっかり思ってたからお別れの衝撃がすごかった
ただこれを乗り越えて登場人物のみんなの毎日が進めると作者が思えたこその展開だと思いたい

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2022年09月22日

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 東京都中央区佃。
 江戸時代から庶民の町として栄え、現代でも旧佃島地域は昔ながらの人情と風情のある古い街並みで知られている。
 そんな佃で2人のおばちゃんが営む食堂兼居酒屋を舞台にしたグルメ&ヒューマンドラマ。シリーズ8作目。全5話。

      * * * * *

 新陳代謝が始まった。そう思いました。今回は重大な展開が2件もあったのです。

 1つは、いきなり親主導で始まった、酒屋の若旦那・康平の婚活と、自分の康平に対する気持ち ( 作者は前々からほのめかしていましたね ) に気づいた、料理研究家・瑠美の屈託。

 これは予定調和路線なので温かく見守るだけですが、一子と二三が縁結びに乗り出したことで、何となく『婚活食堂』っぽくなってきた気がします。まあ吉事なのでよし! 

 2つ目が、レギュラーの1人、後藤の死でした。
 オムライスに絡むイベント2つ ( 亡妻との初デートの想い出と、親友の山手との「別れの杯」っぽいオムライスのシェア ) が続いた時点でイヤな予感はあったのですが、やはり少なからずショックを受けました。友に先立たれてしまった山手がガックリいかないかも心配です。

 また、後藤の死が、山手や三原、はては一子にも起こり得ることだと読者に印象付けた出来事でもありました。
 シリーズが続けば彼らも死に近づく。作品にリアリティを与えたインパクトは大きいと思います。

 余談ながら、はじめ食堂の夜の常連たちにはいつも感心します。
 日曜以外ほぼ毎日来店し、オススメメニュー数品を食べ3合相当を呑む。しかも日本酒は入手困難な銘酒揃い。勘定は5千円は下らないでしょう。健康面とともに家計面も心配してしまいます。

 康平と瑠美の恋の行方も気になりますが、レギュラー陣が健全な生活を送れるかどうかも気がかりです。

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2022年06月20日

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今回の一子さんのセリフを読んだら、歳を重ねて親しい人が亡くなったり、自分があの世へいくことが少し不安でなくなりました。
だんだん近くなって、いずれ隣町。
そんなご近所さんなら、寂しくないかな。

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2022年06月14日

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あなたとオムライス
心がほっとあったかくなりました。
そして涙。寂しくなりますが、
はじめ食堂の一子さんの言葉に救われました。

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2022年03月25日

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今回も作ってみたい、なおかつ食べてみたい料理であふれかえっています。そんな幸せな感情とは別に、コロナウイルスの話題も掲載されていました。オモシロイ、だけでは終わることができない本に仕上がっています。特にコロナが流行してから2年経った今、当時のことを振り返ると…。なんとも言えなくなりますね。主人公の方たちは、どう乗り越えていくのか、主人公の苦難と自分の苦難をついつい重ねて読んでしまいます。

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2022年03月24日

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シリーズ第8弾。

「うすいえんどう」料理がたまらなく美味しそうだった。
豆ご飯食べたいー。

そして常連の康平さんの婚活。
うまくいくといいな。
次作ではまとまってるかな?

最後の最後、
常連の後藤さんの話にはビックリした。

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2021年12月20日

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熱海の慰安旅行いいな〜。金目鯛の煮付けたべてみたい。でも¥3000って妥当?旅行中ならだせるか?
康平と菊川先生の大人ロマンスはどうなるのかな〜。
次作で展開あるかな?

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2021年10月28日

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2020年バージョン。コロナ、どんな風に描かれるのか気になっていたのですがすっきり。
常連さんたちに動きあり。
いいことも悪いこともちゃんとあるのが、
この食堂のいいところ。

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2021年08月22日

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婚活の本も読んだけど、婚活食堂はあんまり興味が持てなかったけどこちらの展開は面白かった。頭の中でドラマができている。

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2024年09月07日

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二一子、二三の姑嫁とバイトの万里が働くはじめ食堂のあったかい料理と常連さんたちの物語。
今回は常連の酒屋康平さんのお見合い話、瑠美先生の恋バナ、最後には驚きのエピソードも。
軽く読めて温かい気持ちになれるおすすめのシリーズ。

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2024年02月11日

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ネタバレ

流し読みだけどそれがいい、まじで安定のシリーズ。
まさかの後藤さんがさらっと死んだのがびっくり!!
ちょっと展開メモしておかないも忘れそうなのであえてメモです。

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2022年08月12日

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どんどん増えてく食堂のおばちゃんシリーズ。読んだかまだ読んでないかわからなくなってしまうくらい口当たり軽く後味くどくない、それでいて心が落ち着く物語が続く。まだまだ読み続けたい。

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2022年06月12日

Posted by ブクログ

食堂のおばちゃんシリーズ第8弾。
相変わらずはじめ食堂の3人は心優しく、出される料理はどれも美味しそう。
この作品を読む時は『こんな食堂が近所にあったらいいのになー』と考えながらフィクションを楽しんでいるので、東京オリンピック開催延期、新型ウイルスの流行など時事ネタがストーリーに織り込まれると瞬間ドキッとしてしまう。2020年はそんな年でしたね…。

常連客の皆さんにもそれぞれに変化があり、突然の出来事に驚きを隠せず思わず声が出てしまう箇所も。

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2021年12月07日

Posted by ブクログ

コロナ禍のはじめ食堂。
でも、その苦労は、サラッとしか表現されておらず、まあ、持ち直してよかったな。と思うと共に、この後のことを考えると、大変だ。。と思ってしまう。

その他に、婚活と死についての題材。
婚活の部分、自分に言われているようで辛くなってしまった台詞もあったけど。。
感情移入しすぎだな。

死については、びっくりだったが、幸せな食の思い出と共に最期の食事を迎えられて、よかった。。と、思った。
さあ、自分は最期に何を食べたいだろうか?
いや、誰と食べたいだろうか?

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2021年08月13日

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