【感想・ネタバレ】桜のかき揚げ 食堂のおばちゃん⑱のレビュー

あらすじ

姑の一子と嫁の二三、従業員の皐の三人で仲よく営む東京は佃の「はじめ食堂」。春になり、二三の娘で編集者の要、銀座老舗クラブのチーママの梓や魚政の山手、人気作家の足利など常連客たちとのお花見会をすることに。筍ご飯、新玉ネギとデコポンのサラダ、スペイン風オムレツなど沢山のおいしいごはんと新趣向の余興があり──(「桜のかき揚げ」)。表題作ほか「幻惑のフルコース」「おしんこマイラブ」「日陰のサラダ」「コンソメのふる里」の五話収録。六十五万部突破の大人気シリーズ、さらにパワーアップのシリーズ十八弾。

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ネタバレ

食堂のおばちゃんシリーズ第18冊目。
あいかわらず、お料理とお酒が美味しそうでした。


◾️第一話 幻惑のフルコース

お正月の1週間、日本各地のお雑煮を味噌汁代わりにランチにサービス。これ、食べてみたいです。
あんこ餅をお雑煮にいれるのは、知っていました。九州の友達に、実家から送って来たあんこ餅をもらったことだか、ご馳走になったことがあったので。

瑠美先生の紹介で、要が、グルメ本の著書で元CAでタレントの人に、別の切口のグルメ本を出す企画の相談を受ける。自分は担当でないので、同僚の担当者に紹介し、一緒にアイディアを出して企画を練った。企画がまとまった段階で、そのタレントは、別の大手の出版社に企画を持込み、そこで出版することに。ひどい。
そのタレント、今、出ているテレビ番組も降板予定で、焦っていただろうし、そういう人には、バチが当たると一子さん。

要が、瑠美先生にタレントを紹介されたお店は、多分、下記。
神楽坂、一つ星フレンチ、リヨン料理、螺旋階段
・ルグドゥノム ブション リヨネ
行ってみたいなぁ。


◾️第二話 おしんこマイラブ

皐が、一子さんにお漬物を習いたいと言い出す。
二三も喜び、今は、手が足りなくて、諦めていた一子特製のたくあんの再開も。たくあんは、砂糖を使わずスッキリとしたお味とか…食べてみたい。
皐は、一子の糠床も分けてもらい、漬物にはまる。そして、新しいアイディアの漬物も食堂で出してもらい張り切る。
そんな折、近所の工事現場に来ている職人さんが、食堂にやって来て、定食を食べ、ごはんも味噌汁もお代わりし、漬物を気に入りお金を払うからお代わりをしたいと。漬物が手作りで、自分の実家で食べていた物に近く、美味しいと。
漬物話しで、皐とも意気投合し、良い雰囲気に。
たくあんを漬けたので、1カ月後くらいに出せると伝えると、もうこの現場は終わりなので、来れなくなると。たくあんは、半年ほどは出せるので、また来て下さいと伝える。
しばらくして、職人さんが彼女を連れてやって来た。皐ちゃん…がっかり…。


◾️第三話 日陰のサラダ

常連のケンが、友人で柔道場を経営する稲成正輝と食堂へ相談に。正輝の妻が、離婚すると言い出し困っていると。
奥さんを食堂に連れて来て、美味しいものでも食べて、奥さんの話しを聞こうとなる。
いつもの通り、家族で話しあい…妻は、柔道家でもあるので、女子の指導も行い、経理や家の家事も担い忙しい。家事代行などのサービスを受けてみたら良いのでは?などのアイディアが。
結局、妻の不満は、自分に相談なく、正輝が色々勝手に決めてしまうこと。サラダみたいな日陰ものなのよと…。
美味しい物を食べて、美味しいお酒を飲んで、不満をぶつけて、解決かな。


◾️第四話 桜のかき揚げ

常連さんを呼んで、桜のお花見を企画するお話し。
行きつけのバーで飲んだ桜のカクテルも美味しそう。

百物語…1人ずつ怖い話をして、蝋燭を消す。最後の人が話し終えて蝋燭を消すと、お化けが現れる。
それにちなんで、嘘でもホントでも、珍しい話、昔自分が聞いた怖い話や、不思議な話をする。

企画は、大成功!
ちなみに、食堂で常連さんを招いて、10人ほどで開催。桜の切花を飾り…その料理に桜エビのかき揚げを出した。


◾️第五話 コンソメのふる里

昔、常連だった赤目将大という棋士の伝記を書きたいので、話を聞きたいと年老いた編集者が一子を訪ねて来た。
赤目将大は、万里の曽祖父。恵まれない家庭で育ち、結婚して子どもを儲けたが、幸せな家庭に馴染めず、浮気して離婚した。だが、ずっと養育費は払い続けていた。
万里の父も祖父も、曽祖父とは違い、とても真面目な人。
赤目将大は、将棋しか出来ない人で、編集者などが面倒を見ていた。キャバレーなどで、貧乏なホステスの話を聞くと、有り金全部渡してしまうような人で、憎めない人だった。
赤目将大は、食が細く、常連では、コンソメスープとお酒しか飲まなかった。
コンソメスープは、別れた妻が工夫して作ってくれた物に近い味で、通っていた。
そんな思い出話しを、昔、食堂で働いていた人も交えて、伝えた。


この本は、心温まるお話しです。

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2026年06月29日

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ネタバレ

シリーズ作の続き。どんどん新しい人が出てくると言うより、昔関わりのある方との思い出を振り返るシーンが多く、なんとなく思い出しながら読みました。相変わらず料理が美味しそう

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2026年05月05日

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焼き里芋のミソだれとチヂミ旨そう、作ろうっと。さて最終話の赤目の話で分かるけどお店が人を動かす 人の人生までも動かすと食堂の何が凄いって人なんだろうな。あと焼酎にスパークリングワインの選択肢が優秀すぎるな、お酒飲めないが勉強になります知らない単語ばっか

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2026年02月17日

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要と丹後を裏切った瑠美先生の元生徒のその後が知りたい〜。
これまでは大体、その後の章で出て来たような気がするけど…
まあ、気長に待とう。

お節介な話とか、お花見のお話会とか、とても良かった‼️

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2026年01月09日

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優しさがいっぱい散らばった本。

心に悪魔を住まわせている私には?先生を裏切ったあの方なんて、もっと痛めつけろー!なんてことを考えてしまいますが…。

そんな私でも、読後は優しい気持ちでいっぱいになります。
心がギスギスしたときに読むと良し。
そうでないときも、もちろん面白いけど。

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2025年10月20日

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シリーズ18作目の本作。
このシリーズが本作で終了してもおかしくはない様な巻末のお話でした。
お料理以外での一言、「人間の死は二回あると思うんだ。一回目は息を引き取った時。二回目は、誰にも思い出してもらえなくなった時。」
軽妙な会話の遣り取りの中でさり気なく挿入される言葉、なかなか出来るもんじゃないと思いました。

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2025年09月04日

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食堂のおばちゃんシリーズ18作目。毎回思うことは、本を開くなりはじめ食堂の常連客のような気持ちになってしまうこと。気心の知れたメンバーと織り成す春夏秋冬に今回もほっこり。お花見をお店で開く粋な計らいであったり、皐の仄かな恋模様、一人旅の本を巡る騒動などなど、盛り沢山。最終章では万里くんのおじいちゃんのお話が飛び出し西亮介さん登場。後期高齢者になっていたのにはびっくり。懐かしい面々と一子さんがクローズアップされそろそろ退場の時期も近いのかと勘ぐってしまう。

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2026年05月12日

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晩酌したくなるシリーズ。今回もお漬物や洋風の味噌汁等等沢山美味しい料理が出て来て久しぶりに味噌汁を作りました。
時事ネタが沢山出てくるのも読んでて楽しい。

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2026年02月04日

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一二三(にのまえ ふみ)と姑の一一子(にのまえ いちこ)が、従業員の皐(さつき)と三人で営む「はじめ食堂」のシリーズ、第18弾。
正月から初夏までの、年前半編。
季節。季節がとても大事。
異常気象なのかなんなのか、気候がおかしい中、旬の食材を使って料理で季節感をアピールしたり、イベントで盛り上げたり
日本の四季は消えていくのか・・・?・・・四季は消えつつあっても行事は残るのではないか?
世界遺産に認定された日本料理ですが・・・これを伝えていく事はできるのだろうか。

料理とお酒のマリアージュに力を入れている印象。
常連さんはたくさんいるけれど、辰浪康平(たつなみ こうへい)と菊川瑠美(きくかわ るみ)の登場が多い。
特に康平は、はじめ食堂専属の酒一般ソムリエみたいになっている。
常連客の会話を読むだけで、自分も一緒に雑談しているような気分が素敵。

印象に残ったのは、柔道の道場を経営する、稲成正輝(いなり まさき)の離婚騒動。
ついて来てくれるのが当たり前、自分が嬉しい事は妻も嬉しいに違いない。という、悪気のないところが却って始末に追えない「男の勘違い」。
NOを言えなくて、常にモヤモヤしていた女性が、ある日突然爆発する。
男が「いい人」であっても、なぜかそこに気づかない。
これが一番の、男と女の間の溝ではないだろうか。
深い!

【第一話 幻惑のフルコース】
二三の娘の一要(にのまえ かなめ)は、出版社に勤務している。
常連客で料理研究家の菊川瑠美から、コメンテイターでエッセイストの相葉由布(あいば ゆう)を紹介された。すでに食のエッセイ本が人気を博しているが、新しい趣向で、またグルメ本を出したいという
【第二話 おしんこマイラブ】
糠床は奥が深い。同じレシピで作っても、毎日かき回すうちにその人だけの味になる
【第三話 日陰のサラダ】
サラダは単なる付け合わせではないと思う、個人的には。
【第四話 桜のかき揚げ】
お花見の趣向として、一人一話、珍しい話をする。
天ぷらとかき揚げは、桜の花にふさわしい、桜鯛、桜海老。
【第五話 コンソメのふる里】
将棋のことしか考えられない火宅の人であった赤目将大(あかめ まさひろ)は赤目万里(ばんり)の曾祖父にあたる
かつて『将棋春秋』の編集部にいた谷山芳次(たにやま よしつぐ)は、無茶苦茶だったけど憎めないその生き様を本にしたいと言う
赤目将大は一子と孝蔵がはじめ食堂をやっていた頃の常連で、注文は必ず、コンソメスープとビールだった

はじめ食堂の昔語り、一子は亡き夫の孝蔵(こうぞう)と食堂を切り盛りしていた頃を夢のように思い出す・・・なんだか最終回みたいなラストだった。

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2025年11月04日

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ネタバレ

はじめ食堂もついに値上げ。それでも安いですよね。
漬物とかお雑煮とか、色々勉強になります。

瑠美の元生徒の由布に何か罰があるかと思ってましたが、後日はかたられないのが残念。
利用するだけ利用して別の大手出版社へ持ち込むのは許せないです。

万里が店を持つにはまだまだみたいで、今後が楽しみです。

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2025年10月02日

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「少なくとも自分なら、別れ話をするときに美味しい店は選ばない。ご飯がまずくなるから。」がよかった。
一子さん、二三さんが昔のドラマや曲を振り返る場面が多くなっているように感じ、ここにもいつか終わりが来てしまうのかしらと勝手に寂しくなってしまった。

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2026年07月02日

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瑠美先生と康平さんはいつ結婚するの?康平さんのお母さんが反対してるにしても結婚するのか、結婚はしないパートナー状態で行くのかははっきりした方がいいのでは。要の出版社をコケにした元CAのタレントさんはこの先なんかで出てくるのかな。間が開くと忘れちゃうからあまり引っ張らないでほしいな。

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2026年05月29日

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ついに長年700円でやってきたランチが値上げに!毎回、はじめ食堂のランチがいかに安いかを表現する文章に時事ネタや昔の流行語を入れるなどしているので、「今回はどんなネタで来る?」というのもちょっと楽しみ。また食堂のおばちゃんたちの人生相談的なものも参考になるかも。

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2026年03月15日

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皐月のちょっとした恋の予感?万里のひいおじいちゃんの話しとか、何か今後の展開を似合わせるような雰囲気もありましたが、でも何もないかもしれませんね。
ちょっと世代交代を示唆するような哀感を感じましたが、そろそろ幕引きなんでしょうか。

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2026年03月14日

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花見の余興での小話は一風変わっていて楽しめた。
康平の卸しているお酒、特にスパークリングワインが気になる。この食堂は季節の旬な食材で構成されたメニューが美味しさの秘訣だな。

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2026年01月30日

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はじめ食堂の1日が始まり、馴じみのお客さんに料理を出し食事して帰る。いつもの食堂の時間が展開され、時々その中でぬか床の作り方や、ピアノバイオリン、日本の固典芸能その他の話が、そして人生相談まで、はじめ食堂は心温まるみんなの居場所。

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2025年10月23日

Posted by ブクログ

いつも通り美味しそうなご飯とお酒。
皐ちゃんの恋がさらっと終わってしまったのと、冒頭の不義を行った人のその後があまり書かれておらず。
必ず、次の巻に持ち越しかな?

新キャラクターのケンが毎回でてくるけど、ちょっとワンパターン感は否めないない。

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2025年08月12日

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季節の流れとともに野菜を中心とした旬の料理を味わう。いつものはじめ食堂の時間が展開されます。
ケンの登場場面が増えて、中心人物となってますね

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2025年08月04日

Posted by ブクログ

珍しく新展開なし。むしろ過去を振り返る話あり。でもそれでいい。ああこういう店が近くにあれば。
そういえば定食七百円が八百円に値上がった。七百円時代がすごく短かったようだ。

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2025年07月28日

Posted by ブクログ

姑の一子と嫁の二三、従業員の皐の3人で仲良く営む
東京は佃の「はじめ食堂」。春になり、常連客たちとの
お花見会をすることに…。レシピも掲載。

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2025年08月17日

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