山口恵以子のレビュー一覧

  • あの日の親子丼 食堂のおばちゃん⑥

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    最近、食べ物絡みの小説ばっかり読んでるな〜と気づく。もともと食べること、美味しいものが好きだということもあるけれど、殺人事件とか後味の悪いエンディングを避けたい心境なのだと思う。
    おばちゃんの周りで様々な事件は起こるけれど、いつも柔らかく受け止め、温かく見守る雰囲気が心を落ち着かせてくれる。

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    2021年06月13日
  • 毒母ですが、なにか(新潮文庫)

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    ネタバレ

    すっっごい面白かった!
    良かれと思って、とか、あなたのためを思って、って全部自己満足でそういうことをしてる自分が好きなだけであって、全然相手の気持ちを汲んでないんだな
    相手に自分の意見を押し付けてる時点で、もうその人の気持ちは全然無視してなにもかもを奪ってる気がする
    これに関しては押し付けられる側になったことがないと一生気づくことなく、他の人にやっちゃうことだと思う

    何度もりつ子に対して腹を立てたけど、自分の見栄ばかりを考えていたせいで愛していたもの全てを失う結果になっちゃって、同情もした

    気づかないうちにこんな母親になってしまわないか、母親になるのが若干怖いと思った

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    2021年05月15日
  • 婚活食堂 2

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    2021年44冊目。
    婚活食堂シリーズ第2弾。
    ラストはもしかしたらいつもこの終わり方なのかな??!あー、おでん食べたい!

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    2021年05月11日
  • 毒母ですが、なにか(新潮文庫)

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    毒親の小説って最近は増えましたね。
    この小説では、年代、世代の経緯を丁寧に描いています。どちらかというと毒母側の描写ががなかった気もしますが。
    結末も好きです。

    ネタバレしたくないのでこの程度にしておきます^^

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    2020年12月29日
  • 愛よりもなほ

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    菊乃の人生がどう転がっていくのか気になりすぎて、あっという間に読み終えてしまった。菊乃にとって不都合な人間があっさりといなくなっていくのはややご都合主義かもしれないが、読み手にも飽きがこない展開だった。
    菊乃の考えや思いには一本筋が通っていて、過酷な状況下でもめげない彼女の有り様に心が打たれた。
    後半は菊乃とは別の人物を軸に話が展開するが、陰には菊乃の姿がある。ひとりの時代を生きた女性の人生譚として、非常に面白い作品であった。

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    2020年03月10日
  • 食堂メッシタ

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    思わずイタリア料理が食べたくなる。
    専門用語が多いのに、話に引き込まれてスルスル読めた。
    満希は、ほんとに魅力的な女性。
    こんなお店が実在して、しかも近所にあったら人生観が豊になるのに。

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    2019年07月28日
  • 工場のおばちゃん あしたの朝子

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    本屋さんで偶然見かけたときは タイトルに吹いた。
    食堂のおばちゃんのパロディ?って思って 笑。
    でも実際読んだら全然違う。
    ハートフルなところは共通してるけど。

    いろいろあるけど いい家族だなぁ。
    まさに3丁目の夕日。
    古き良き昭和って感じ。

    朝子のバイタリティ 分けて欲しいわぁ。
    魅力的なヒロインって みんなタフだよなぁ。
    うらやましい。

    山口恵以子 うまいなぁ。
    食堂のおばちゃんもそうだけど 読み始めたら 一気に引き込まれる。登場人物がみんなイキイキしてるせいかな。
    いまのところハズレなし。
    次回作も楽しみ。
    どんどん書いてー 笑。

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    2019年03月29日
  • 恋形見

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    数ページ読んでこの本好きだと思った。とても読みやすい。
    母に愛されず、隣家の兄さんを心の拠り所として成長する太物問屋巴屋のおけい。
    兄さんの「苦労ってやつは、それを背負えるだけの強えもんの肩に掛かってくるのさ」という言葉と兄さんへの想いを胸に異常なまでにヒステリックな母も可愛いだけの妹も主人(父親)を急に亡くしてしまった巴屋も全て背負う。
    帯に書かれている通り、ラスト涙が込み上げてきた。

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    2018年03月03日
  • 月下上海

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    面白かった。
    主人公 八島多江子のたくましい生き方が魅力的に描かれていて 一気に読んだ。他の登場人物もみんな魅力的で引き込まれた。
    ラストも余韻があって良かった。

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    2017年08月01日
  • 月下上海

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    ネタバレ

    多江子という人の聡明さと強さに圧倒
    第2次世界大戦中の上海とはこういう場所だったのか
    その時代の日本人と中国人
    そして、富裕層との格差が痛いほどで
    過酷な多江子の運命に、すっかりおじけずき
    多江子の強さと機敏に打ちのめされる
    とても力強く、オシャレで、女ごころが切ない
    素敵な小説でした

    人はどうにもならない運命がある
    周りが何を言っても、
    本人自身が引き返そうと思っても、
    一度運命が動き始めたら、
    もう、どうにもならない…。

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    2015年08月04日
  • 手配する女

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    ビル清掃員と地面師の二つの顔を持つ女性の半生を描いた小説。面白くて一気読み。自分が手配したなりすましは犯罪に手を染めるしかなくなった落伍者。そんな人たちを手助けしているのだと信じるところが恐ろしい。

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    2026年07月25日
  • 婚活食堂 15

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    今回は前回、婚活失敗した律子さんと、新手で作家元夫婦がメインで、章ごとに区切りはついているけど実質長編で読み応えありましたよ。真行寺とか役割がはっきりしていて安心して見てられますね。常連はメインの出番が終わって名脇役で花を添える感じになってきました。
    最後の作家の言葉・・まさか、これでちゃんちゃんで完結、って訳ではないですよね??

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    2026年07月23日
  • 手配する女

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    地面師におけるなりすましキャストを用意する「手配師」になった女。

     面白かったです。ダークヒロイン誕生の物語というか。難しいことはなく、ただの女性が手配師として活躍していく。ちょっと中山七里の「嗤う淑女」を思い出しましたが、それに比べたら殺人などなく、各章ごとにテンポよく”案件”が進んでいくので飽きることなく楽しく読めました。

     終盤、もう残り少ないけどこれどうするの?と思ってましたが、うまいことまとめたのにもちょっと感心。やや都合よく押し込んだ感はありましたが、もろもろがちゃんと片付いた終わり方なのもよかったです。

     食堂のおばちゃんシリーズなど、食事中心の人情噺の作家さんだと思ってい

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    2026年07月19日
  • 手配する女

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    ネタバレ

    詐欺に会ったことをきっかけにして、社会からも家族からも存在を抹殺された女性が地面士詐欺の手配師となり、大金を手に入れていく
    彼女は最初の仕事から、手配師として抜群の能力を見せる
    犯罪に手を染めながら、人助けをしたいと考える主人公
    まさにダークヒロインだ

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    2026年07月18日
  • コロッケに愛を! 食堂のおばちゃん⑳

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    食堂のおばちゃんも20作目となりました。おめでとうございます。今回は万里とはなちゃんにも新展開あり、近所に新しい店もできたりと読みごたえがありました!
    まだまだ続きそうですね。楽しみです。

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    2026年07月18日
  • 婚活食堂 15

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    ネタバレ

    婚活パワースポットの「めぐみ食堂」

    妻に不倫され捨てられた作家・池辺と、結婚相談所に入会してはいるものの、あまり結婚に大して重きを置かないキャリア官僚の律子。

    この2人がどうやって結婚までいくのか楽しみでした。
    池辺が律子の料理に対して苦手意識を克服させた経緯が格好良かったです。

    頭は良いけど、その分頭でっかちな律子では思いつかない視点で寄り添ってくれた池辺。別れた奥さんとの視点の違いを指摘したのもまた律子で、お似合いのカップルでした。

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    2026年07月16日
  • 婚活食堂 14

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    今回は常連さんは藤原海斗さん関係で、焼き鳥太田ともてもてで結婚まで行き着かない南条。女性軍は常連の友人枠で官僚の律子と秘書の菜穂、結婚相談所から派遣店員の信子、ぽっと出の国木さんが婚活戦線上に上り、これに恵のお母さんに周辺の話しに適当に常連がからんで進むという。真行寺はできすぎな役回りですね。

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    2026年07月13日
  • スイカと自転車 ゆうれい居酒屋9

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    安定の面白さ、料理の実用書としても使えるかも...
    早速ピーマンとタラコ和えを作ってみた。
    もうあっと言う間に9巻とは、ちょっと驚くけれど面白いから全然飽きない。
    個人的には5話目、老けた鮭が特に良かった。
    米屋の常連さんの子供たちと、往年の秋穂を懐かしむ話も今までとはちょっと違う嗜好か...

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    2026年07月11日
  • 桜のかき揚げ 食堂のおばちゃん⑱

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    1.食堂の常連さんで料理研究家の瑠美先生が要を食事に誘う。瑠美先生の生徒さんで元CAで「スカイめし」という本を出している人がまた本を出したいのだと言う。リヨン料理を美味しくいただくが、料理本は要の担当ではない。2.食堂で働く皐は味噌汁のお店を出したいと修行中で、漬け物を習いたいと言い出す。大根の漬け物は重たいからとやめていたが、皐が任せてと言うので干し大根を30本注文する。3.柔道場を営む夫は生徒の為にと九州の道場と合同合宿を計画するが、それを聞いた妻が大激怒して離婚すると言い出す。4.桜の季節お花見会を計画するが、食べて飲むだけじゃつまらないとエイプリルフールにちなみ、ほら話会をする。5.放

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    2026年07月10日
  • 手配する女

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    地面師グループの中でなりすまし役を手配する「手配師」の女性が主人公
    彼女の人生が流れるように進んでいく。詐欺にあい、失って、地面師詐欺に加わったことで充実感のある人生になったんだろうと思う

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    2026年07月04日