あらすじ
家族の仲も温まる、絶品おでんをめしあがれ! 人情&グルメの大人気シリーズ 父の葬儀以来会っていなかった妹の愛弓から、高齢者向け施設に入ると言い出した母のことで連絡があった。両親とは気が合わず、縁が浅かったと諦めていた恵だが、日向や真行寺に励まされ、十年ぶりに「家族」と向き合おうとする。一方、めぐみ食堂で出会って結婚したカップルからは、次々に妊娠の報告を受けるが……。根三つ葉のチーズ炒め、新ジャガのカレーそぼろなど、新メニューも満載のシリーズ第13弾! 文庫書き下ろし。 〈目次〉●一皿目 鰹の里帰り ●二皿目 引きこもる鰯 ●三皿目 めでたいトマト ●四皿目 恋のパプリカ ●五皿目 最後の秋刀魚 ●『婚活食堂13』レシピ集
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Posted by ブクログ
最新作に追いついてしまった。
次作は11月発売か...
待ち遠しい。
相変わらずのめぐみ食堂、料理のレシピもあって嬉しい。
本作で恵の母親の登場、同じ事象についてポジティブな発想とネガティブな発想、真行寺の考えは嬉しい。
何事にもこうありたいと思う。
Posted by ブクログ
いつもながら優しいお話。
現実世界もこうやって、優しい人々に囲まれたい。
そんな優しい人々が、現実問題に直面して乗り越えていく様子を読むのが好きです。
Posted by ブクログ
2025年21冊目
半年に一度のお楽しみ、婚活食堂最新刊!!!
今まで登場する事がなかった恵の家族が13巻にして初登場。
読み終えた直後からいつも半年後が楽しみで仕方ない1冊。
Posted by ブクログ
恵さんのご家族(お母さんや妹夫婦,甥)が初めて?しっかり出てきた。
わだかまりから、雪解けまで。
めぐみ食堂にはいつもの常連さん。
妊娠のお話もあり、お客さん同士の新たなつながりもあり、いつもながらステキなお店だな、と思いました!
Posted by ブクログ
元・人気占い師だった玉坂恵が営むおでん屋「めぐみ食堂」を舞台にした、連作短編ヒューマンファンタジー。シリーズ13作目。
◇
ゴールデンウィーク明け。
初夏の訪れを実感しながら暖簾を上げると間もなく、最初の客が入ってきた。織部豊・杏奈夫妻で、顔を見るのは3ヶ月ぶりだ。
2人とも独身時代からの常連だったこともあり、結婚後も毎月1〜2回のペースで来てくれていたので、これだけご無沙汰なのは珍しい。
とりあえず飲み物を聞いたところ、豊は生ビールと答えたが、杏奈の注文は意外にもウーロン茶。いつもスパークリングワインなのにと思って恵ははっと気がついた。
「あのう、もしかしておめでたですか」
恵がそう問いかけると、杏奈も豊もうれしそうに微笑んで……。( 第1話「一皿目 鰹の里帰り」) ※全5話。
* * * * *
織部夫妻の「おめでた」という明るい話題で始まる13作目ですが、実は現代社会にありがちな問題がいくつも描かれています。
◎まずは、「老い」に直面する人の気持ち。
恵の母親( 冬子 )が初登場。冬子は夫に先立たれた10年前に自宅を2世帯住宅に改築し、次女の愛弓夫婦と同居をはじめました。
母と妹は昔から母娘仲がよく、婿の達哉も孫の幹哉も優しく善良なので、恵としては安心でした。
ところが、その母が急に施設に入ると言い出したと、愛弓から戸惑いの声で電話が。昔から母とあまり気が合わず父の死後は実家と疎遠になっていた恵ですが、母に会うため実家に向かったところ……。
☆恵は自立心が強く、人に面倒をかけることを潔しとしないところがあります。
実は母親の冬子も恵と気性が似ており、80歳を過ぎた自分が娘夫婦や孫の負担になる日が遠からず訪れることに耐えられないのでした。 ( 2人が衝突する原因も、似た者同士だったからですね。)
その他にも、冬子の入居した施設内で「老い」の絡む問題が3点ほど描かれています。
人間は誰でも老いから逃れることはできないということを考えると、他人事とは思えませんでした。
◎2つめは、会社内の「パワハラ」問題。
恵が実家で施設に入る決心を固めた母を目にした他、愛弓のひとり息子の幹哉が引きこもり状態になっていることを知ります。
冬子からの相談で恵が事情を探ってみたところ、幹哉は上司から執拗なパワハラを受けて、精神に不調をきたしていたことがわかります。どう動くべきか悩む恵ですが……。
☆パワハラ気質の人間が社内で権力の座に就くと、一時的には業績が上がることがあるかも知れませんが、長期的に見ると大きな不利益を被ることになる。そういったことが象徴的に描かれていました。
◎そして3つめが、「妊活」問題です。
第1話冒頭の織部杏奈はすんなり妊娠したものの、30代半ばの矢野真帆とアラフォーの八並瑠央は不妊治療のため好きだったお酒を断つことに。
2ヶ月前には播戸慶喜・由子夫妻に双子が誕生したこともあり、常連夫婦が子宝に恵まれるよう祈る恵の思いが天に届いたのか、矢野真帆も八並瑠央もめでたく懐妊するのですが……。
☆男性にもそれなりの協力を求められはしますが、女性の負担の方が圧倒的に大きいのが不妊治療。それでも苦労の甲斐あって妊娠できれば万々歳。
けれど、6週目に入ったとめぐみ食堂に報告に来てくれた矢野亮太・真帆夫妻から、八並瑠央の流産を知らされた恵はショックを受けてしまいます。 ( 読んでる私もやりきれない気持ちになりました。)
年齢的なハンデは仕方ないのかも知れませんが、画期的な不妊治療法が考案されることを祈らずにはいられません。
恵女将の家庭事情が明かされた本巻。なかなか興味深い内容でした。私の推しの藤原海斗と峰岸(旧姓:沢口)秀の出番が少ないのが、少しさびしかったです。
Posted by ブクログ
自分の親のことを考えました。いつまでも元気でいて欲しいです。できることをせねば。
そして恋?憧れ?みたいな気持ちを抱くのは人生に彩りをもたらしますね。年齢は関係ないですね。6万の時計が適切なのかは疑問ですが…。登場人物の皆さんが幸せでよかったです。
Posted by ブクログ
今まで登場しなかった、恵の家族が初登場。
母とはウマが合わなかったのが納得でした。それでも、母に可愛がられていた妹とはそこまで距離なさそうなのが意外でした。
めぐみ食堂で結ばれたカップル達のベビーラッシュになりそうな予感でしたが、残念な夫婦もいて切なかったです。
甥っ子も目標が出来、引きこもりから脱出できて良かったです。
Posted by ブクログ
結婚の次は妊娠ラッシュ。
美味しそうなご飯とお酒と幸せそうな人々で嬉しい。
ここに来て恵さんの家族の話で新鮮だった。
どんなに年を取っていても老いていくのは常に初めての経験。
冬子さんみたいな老後の過ごし方はいいなと思う
Posted by ブクログ
恵みの母が、介護施設に入所した妹の甥も、引きこもり。何もかも初めての事70歳80歳も本人は初めてみんな初めての道を歩いて生きている限り未知の世界を歩いて居る。恵食堂のレシピも「あ、これを作ってみよう」と思うものは少しメモしている。生きている限りは3食付いて回る。施設に入れば別問題になるが、別のことを考えなければならないのかなあ。それこそ歩いて行くしかない今は。
Posted by ブクログ
いつもの通りと言える。新しい展開は恵の母、妹の家族が現れること。今まで一度も登場していないだろう。そして介護問題と引きこもり問題に入っていく。
恵の将来はどうするのか。そろそろ作者も気になってきたようだ。ちょっと中で触れられる。
それにしても旨そうな料理が続く。ちょっと野菜に偏りすぎてきたようだが、春夏の時期なので仕方ないのか。