あらすじ
悩んだときには、まずは美味しい料理をどうぞ! 元占い師の女将が常連客たちの結婚の悩みを解きほぐす、人気の人情グルメシリーズ「めぐみ食堂」の仕入れ先である、豊洲市場の鰹節屋の娘が“玉の輿婚”の末、子供を連れて実家に戻ったという。事情を聞いた恵は、同じく仕入れ先である、つまもの屋の若旦那から彼女との恋の仲立ちを頼まれ、ひと肌脱ごうとする。一方、ある常連客の女性が、一度に二人の男性から思いを寄せられて……。豆腐と塩鮭の鉢蒸し、マンゴーのカナッペなど、お酒に合う新メニューも満載の人気シリーズ第11弾! 〈目次〉●一皿目 蕎麦で愛して ●二皿目 からし菜の哀しみ ●三皿目 萌えろ、キャンプの火 ●四皿目 ホタルイカのお相手 ●五皿目 危うし、マンゴー! ●『婚活食堂11』レシピ集
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Posted by ブクログ
シリーズ11作目になり、どんどん登場人物が増えてきたが、舞台である「めぐみ食堂」で繋がりが生まれてストーリーが広がっていく。もしこのお店が実在したら、きっとお客さん同士で仲良くなっていくのだろうなと想像するとほっこり。そして今回も美味しそうなメニューが続々、安定の読みごたえ。
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2024年34冊目
年に2回、大好きなシリーズの新刊が読める幸せ…!!!
恵に、背後に灯る明るい温かな色の光が見えてくると胸の高鳴りが止まらない。
気付けばもう11巻目。次回作も楽しみな1冊。
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もう11巻、常連客の恋バナと美味しい料理で読み飽きないシリーズ。食堂のおばちゃんシリーズと一緒にずっと読んでいきたい作品です。登場人物人物がどんどん増えてきて次第についていけなくなり始めているのは私だけでしょうか。
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大好きなシリーズ第11弾!
まだまだ婚活パワー健在で、新しいご縁が生まれていく様子に立ち会えるのは幸せ。
前作はハラハラすることも多かったですが、今回は穏やかな気持ちで読めるお話しが中心に感じました。
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元・人気占い師だった玉坂恵が営むおでん屋「めぐみ食堂」を舞台にした、連作短編ヒューマンファンタジー。シリーズ11作目。
◇
その日、恵が訪れのは、東京メトロ新宿3丁目駅から5分ほど歩いた路地にある雑居ビルだ。縦に長細いビルの1階には理髪店が、3階以上の各階には小さなオフィスが、それぞれ入っている。恵の目的の店はその2階にあった。
狭い階段を上った先には「蕎麦居酒屋ひなた」と書かれた看板が上がっており、その脇に胡蝶蘭の祝い鉢が1つ置かれている。鉢には「丸真トラスト」という名札が添えられていた。
「こんにちは」と言いながらドアを開けた恵に、「いらっしゃい」と元気な声がカウンターから返ってくる。明日開店するこの店の女将、桂木日向だ。
日向は昨年末にふた月ほどめぐみ食堂で女将としての研修を積み、この度めでたく開業の運びとなったのだった。
カウンター席5つと2人がけテーブル1つの小ぢんまりした店内を見回した恵は……。
( 第1話「一皿目 蕎麦で愛して」) ※全5話。
* * * * *
10巻でひと段落と思っていたので、この巻からは何か新しい展開になるのではと期待して読みました。
思ったとおり、新展開の幕開けを祝うかのように賑やかな内容で、恵の初弟子・日向の独立あり、新たに結ばれるご縁あり、古馴染さんたちの久々の登場あり、子どもの誘拐事件ありと、とても楽しめる展開でした。
中でも特筆すべきは、ある常連さんの女性に芽生えたご縁についてです。
そのご縁に巡り会った女性とは、「クールビューティー」沢口秀。自立心と正義感が強く、頭もいい。登場人物の中でいちばんカッコいいと、私が思っていた女性です。
彼女は恋愛しにくい体質であるという設定なので、山口恵以子さんがどんなストーリーを考えていらっしゃるか、前々から気になっていました。
展開は読めてしまうのですが、感動的なラストシーンが用意されていて満足でした。
恋愛しにくい体質と言えば、藤原海斗 ( 男性陣ではいちばんカッコいい!) についてもチラリと触れられているところがあり、それが来たるべきドラマの前フリのように思われたので、続巻もおおいに期待できそうです。
ただ今回は、他作品とのコラボはお休みだったので、少し淋しく感じました。
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またまたほわっと楽しませてもらった。
お客さんから勧められた一杯を飲む恵さんが好き。
ついつい菊池桃子さんが思い浮かんでしまうが、こんなお店が近所にあったら、と心から思う。
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一番恋愛から遠いと思っていた人物が二人からプロポーズされるとは。相変わらず意外性があった。そしてプロポーズがあったからと全てはいと言う訳ではないと改めて感じた。登場人物、これだけ多いのにこんがらがらないのは作者の手腕なんだろうなぁ。
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移動の電車でほぼほぼ読んだ。クールビューティの秀さんの結婚良かったです。ウニのお店…いいなあ。宝くじでも当たらないか…。美味しいものちょっとずつ食べて美味しいお酒飲みたいとしみじみ思う。
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『ベビーリーフ』事件もあり最終話はハラハラ・ドキドキもありいつもながらおでんも大皿料理も季節の一品も美味しそうで…恋の成就もあり盛りだくさんの読み応えでした。
『食堂のおばちゃん16』に恵さんと真行寺さんも登場するそうでまた読むのが楽しみです。
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まるで小説と言うよりも漫画を読んでいるかのようにすらすらと読める。
ラスト、秀が幸せになり、本当によかった。
他のメンバーも皆幸せになることを祈っている。
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「食堂のおばちゃん」シリーズの新刊が発売されるまでと思って読み始めたら、あっと言う間に11巻。
毎回小さな事件は勃発するけれど、これもまた愉しみ。
ちょうど読み終わったら、食堂のおばちゃん新刊発売のお知らせ。
慶次郎縁側日記を1冊はさんで、新刊です。
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めぐみ食堂の仕入れ店の娘が玉の輿婚の末、出戻った。酷い仕打ちをされているのをみた他の店の若旦那が再婚相手に名乗りを挙げて…
玉の輿ってやはり格差婚だと上手くいかないんですね。旦那も庇う所が浮気するとは。
それでも、離婚してからやっと人間的に分かり合えて良かったです。
若旦那とも上手くいきそうで、この先楽しみです。
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銀座の老舗料亭の若旦那、自分の意思はないのか?自分が一目惚れした妻を母親から守れず、出て行った子供を連れ去って来いと言われても反論できない、て情けない。先代からの料理人が残っているんだから経営面では優秀なのかもしれないけど人としてどうよ?しおりは功とのほうが幸せだろうね。秀もあっさりくっついたなー、唐津さんも最後かっこいいね。今回は懐かしい面々も帰ってきて楽しかった。
Posted by ブクログ
全てが整っているから、プロポーズした時「ハイ」の返事があるとは限らない。最後、秀は幸せになりよかった。それにしても恵食堂の食べ物が美味しそう。おでん食べたい。