山口恵以子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「食堂のおばちゃん」第19弾。
最近は、名前の上がる常連たちの顔ぶれが決まってきた。
賑やかさよりも、会話の内容重視な感じ。
常連客との会話は、懐かしい昭和を思い出させる。
今と昔の世相の違いを一緒に雑談している気分。
私も作者と同じ、昭和の人だからかも。
それは、単純な、「昔は良かった」という懐古ではない。
変化を楽しんだり、あれはちょっと黒歴史だったと苦笑いしたり。
客観的に見られる場合はいいが、いわゆる「生き残りに失敗した」立場の人はそうでないのだろう。
近くの病院の変遷が語られた。元は造船所で働く人々のための病院だったが、時代に合わせて変わって今も続いている。
はじめ食堂も、一流ホテル -
Posted by ブクログ
昭和20年8月15日終戦〜昭和生きた、昭和の女一代記、戦後〜復興、高度成長期の日本を描いた私小説ですねー
昭和三十九(一九六四)年は、忘れられない年となった。その年の十月十日から二十四日にかけて、東京オリンピックが開催されたのだ。翌年、開会式を記念して十月十日が祝日「体育の日」に指定された。
昭和四十一(一九六六)年六月、ビートルズが来日した。
昭和四十五(一九七〇)年は、三月から九月にかけて、大阪で万国博覧会が開かれた。
昭和二十七(一九五二)年の夏の終わり―― 「……結婚することになってね」
「あ、自己紹介が遅れた。谷口勝弥です」、「白山朝子です。この旅館の娘」
この女将は藤