あらすじ
変わりゆく町、新小岩南口の商店街の路地裏に佇む居酒屋・米屋。
魚拓だらけの店で今夜も女将が腕をふるいます。
父と娘、母と息子、すれ違う想いや許されぬ恋、そして忘れられないひと……。
出会いと別れをくり返しながら、みんな生きてゆく。
「食と酒」小説で大人気の著者が贈る、あなたにそっと寄り添う居酒屋物語、第3弾。
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前作と同時に購入していたので続けて読みました。
小説はお酒を飲みながら読むことがほとんどなのでこのシリーズは本当に心地がいいです。
第五話は主人公の元彼が現世ではない状態で登場しましたね。彼の粋さを秋ちゃんが紡いでくれていた。 こういう表現ができるのもこのシリーズの魅力の1つですね。
来月、また2冊続きを買います。
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どのお話も最後はわかっているから安心して読めます。水戸黄門的感覚?
それにしても、美味しそうなお料理ばかり!
このシリーズは作りやすいお料理を掲載してくれてるので嬉しいです。
さて、まずは何を作ろうかな。
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3巻から読んでしまいました。
簡単で美味しそうな料理がいっぱい!
話しの最後に え、この居酒屋なかったの?
幽霊はこの居酒屋だったか!
なんて思いました。
短編ですが それぞれにいい話しです。
二人組が店に入ってきて
ひとりはいい人 もう一人は嫌なやつ!
嫌なやつは 店を出て行く頃には ダメな運命が待っている。
それも 読んでる方は ストレス解消になる。
水戸黄門みたいだね。
料理も人間模様も 心温まる本でした。
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今シリーズも安定のワンパタ具合が心地よい。女将の生きている世界ではスマホなどのありえないものが登場しても『ヘンな板』持っている人もいるものね的に首を傾げる程度で華麗にスルー。この作品を読み始めた頃、現代と繋がっていることに気づいたら女将も米屋も消滅してしまうんじゃないかと密かに心配していたが、案外大丈夫なようにできているらしい。不思議ではあっても物騒なことはなにも、ない。だからこの物語は心地よいのかもしれない。まあ、不実な客には容赦ない結末が待っていたりもするが、それも人生をやり直すきっかけを与えてくれているのかもしれない。そう考えると米屋の存在はやっぱり優しい。そしてまだまだこのシリーズは続く模様。大変嬉しい。
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女将が1人で腕を振るう米屋。悩める人を放って置けない女将が訪れた人を救う。
シリーズものの第三弾。山口恵以子さんの作品はどれもちょうどよく温かく美味しく楽しい。
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新規の客が迷い込んでくる30年前に閉店したはずの居酒屋米屋。前作に続きお客様も幽霊が来るようになった。迷い込んできたお客様は秋穂や常連さんの幽霊に助けられて幸せになるけどお連れさんは不幸の始まり、て感じ。出てくる料理はどれも美味しそうだけど今回の秋刀魚は本当に羨ましい。昨シーズンは高いし細いしで作中のような太った見るからに美味しそうな秋刀魚は味わえなかった。
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新小岩駅前ルミエール商店街にある米屋。
米屋って名前だけれど、居酒屋。
そして、居酒屋は居酒屋でも、実在していない居酒屋。
このシリーズの好きなところは、さらっと読めて、ほっこりするところ。
少々、こじつけっぽいところも否めないが、そこまで気にはならない。
今回、読んでいて、今更気づいたこと。
単に幽霊のやっている居酒屋に、悩める人が行ったってわけではなく、その居酒屋の中は、時空が捩れているよなーと。
だって、そこで話したことを30年後の子供が親から聞いてるんだもん。
だから、実際は、居酒屋を発見した時代にタイムスリップしているってことよね。
今更ながら面白い設定だなー。。
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そこは商店街の裏通り。現在では整骨院になっている土地は、かつて米屋という居酒屋があった場所だ。
今から30年前に女将が亡くなり店も人手に渡って久しくなるが、今でも夕方になり悩みを抱えた人が通りかかると、米屋は忽然と現れるという。そして、悩める人は誘われるように暖簾をくぐる。
さて今夜、女将の心づくしの酒とアテに邂逅する客の抱える屈託とは …… 。
東京葛飾の新小岩にある居酒屋が舞台のオカルトファンタジー。『ゆうれい居酒屋』シリーズ3作目。
◇
誰かに呼ばれた気がして、秋穂は目が覚めた。どうやらうたたねしていたらしい。仏壇の前に座った秋穂は、さっきまで夢でおしゃべりしていた夫に手を合わせた。さあ開店の準備だ。
軒先に暖簾を上げると、さっそく常連客が戸を開けて入ってきた。皮切りは沓掛音二郎と水ノ江時彦だ。 ( 実は2人とも冥界の住人だが本人たちにその自覚はない。)
午後9時に店から客が引けた。いつもの夜よりも少し早いが、もう看板にしようかと秋穂が迷っていると、喪服姿の中年男が入ってきた。
男は長い金髪を三つ編みにして肩に垂らしており、生え際には剃り込みを入れている。おまけに夜だというのにサングラスをかけている。怪しげな一見客に息を呑んだ秋穂だったが……。
( 第1話「イワシは33回転」) ※全5話。
* * * * *
今回は各話ともオープニングは秋穂と正美のやり取り ( もちろん秋穂の夢 ) で、亡き夫である正美の為人が少しずつわかる展開になっています。2人は子どもはいないものの、仲睦まじい夫婦だったのがよくわかります。
さて3作目も5話構成。いずれも心温まるお話でしたが、気に入ったのは第3話の「新小岩のリル」です。
堅実に生きるふみえと消費文化に毒された美貴。そのスタンスの違いが米屋では際立っています。分をわきまえるのか分を超えるのか。
米屋が秋穂1人で切り盛りできるだけのアテしか出さないことを考えれば、ふみえと美貴のどちらが落ち着ける店なのかははっきりしています。そこのところの描写がおもしろかった。
ところで、我が家のネコも完全室内飼いなのですが、ふとしたはずみで外に出たことが何回かありました。ただ出てみたものの室内とはすべてが違うためか、足がすくんでその場で固まってしまったので楽に保護できました。
それでも念の為に、爪研ぎを使って家へのルートを示す方法は覚えておこうと思いました。
長く飼っているとネコもかけがえのない家族だというのは実感しています。
今年で15歳の我が家の老猫。動きもゆったりしてきています。これからも仲よく暮らして、いざその日がきたらきちんと看取ってやりたいと思います。
本シリーズを通して描かれるのが「昭和は遠くなりにけり」という思いですが、それでも山口恵以子さんを育てた昭和の人情が、今でも変わらず人々に安心と元気をもたらしていく展開にうれしさを感じてしまいます。
そんなことを思って読み終えました。
「魔法のタレ」はさっそく作ってみます。甘エビがスーパーに並ぶときが楽しみです。
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時代劇みたいなワンパターン。
でも安心して読める。
通気時間に読むにはもってこい。
最終話、主人公は未来の人が客として訪れているのに気がついたのかな?
今
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イワシは33回転/ルアーはかすがい/新小岩のリル/
写真館とコロッケ/めぐりあう秋刀魚
優しい人?に話を聞いてもらって、ちょっとした美味しいものを食べれば幸せだね。
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ゆうれい居酒屋シリーズ3巻
イワシは33回転
ルアーはかすがい
新小岩のリル
写真館とコロッケ
めぐりあう秋刀魚
の5話
人生の大先輩たちにアドバイスもらえるっていうのは、良いなぁと思いました。
つまらない男に執着していた若い女性への「一人の時間を楽しめるようになりなさい」とか。
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このシリーズも3作目。
同じフォーマットの様でちょっとずつマイナーチェンジしてみたり。
今回特に気になったのは釣りの話。
一人で出来て、自由になれたりほっと出来たりする時間が持てる趣味。
そういった物があるといいよなぁ。
米屋、近くにあって常連になりたい。
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3冊を纏めて購入していたので、何とか3冊目まで来たが、やはりマンネリ感が付きまとう。
主人公の秋穂が夢で亡くなった夫の思い出の途中で目覚め、居酒屋を開店すると近所の人達が飲みに来て世間話と料理を頼む。新たな客が来て悩みを打ち明け、皆んなでアドバイスして解決する。後日、この客が店を探して無くて、焼き鳥屋に入るとアドバイスをくれた人達が居るが、みんな子供達だった、というパターン。お客の色々な悩みとつまみのバリエーションを楽しむという感じ。
現在、このシリーズも6作目まで発表されているが、残念ながらもうお腹一杯になってしまった。
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女将の時代と現在、この30年のズレが良い味を出しているんだよねぇ。
「アボカド梅ポン酢海苔大葉」‥これ、絶対美味いやつ!
木村拓哉主演の「HERO」の「あるよ」、懐かしい!
Posted by ブクログ
出会いと別れ、子供と親 料理と食 お客は、昔ながらの常連客元教員だった秋穂はこの大変な時期に生き残れることが難しい今20年も商売していた、主人が亡くなって1人で頑張っている、夢を見て始まるこのストーリー最後は必ず30年も前に死んだことになっている、あまり肩の凝らない本である。