あらすじ
変わりゆく町、新小岩南口の商店街の路地裏に佇む居酒屋・米屋。
魚拓だらけの店で今夜も女将が腕をふるいます。
父と娘、母と息子、すれ違う想いや許されぬ恋、そして忘れられないひと……。
出会いと別れをくり返しながら、みんな生きてゆく。
「食と酒」小説で大人気の著者が贈る、あなたにそっと寄り添う居酒屋物語、第3弾。
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Posted by ブクログ
前作と同時に購入していたので続けて読みました。
小説はお酒を飲みながら読むことがほとんどなのでこのシリーズは本当に心地がいいです。
第五話は主人公の元彼が現世ではない状態で登場しましたね。彼の粋さを秋ちゃんが紡いでくれていた。 こういう表現ができるのもこのシリーズの魅力の1つですね。
来月、また2冊続きを買います。
Posted by ブクログ
新小岩駅前ルミエール商店街にある米屋。
米屋って名前だけれど、居酒屋。
そして、居酒屋は居酒屋でも、実在していない居酒屋。
このシリーズの好きなところは、さらっと読めて、ほっこりするところ。
少々、こじつけっぽいところも否めないが、そこまで気にはならない。
今回、読んでいて、今更気づいたこと。
単に幽霊のやっている居酒屋に、悩める人が行ったってわけではなく、その居酒屋の中は、時空が捩れているよなーと。
だって、そこで話したことを30年後の子供が親から聞いてるんだもん。
だから、実際は、居酒屋を発見した時代にタイムスリップしているってことよね。
今更ながら面白い設定だなー。。