【感想・ネタバレ】毒母ですが、なにか(新潮文庫)のレビュー

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Posted by ブクログ 2020年12月29日

毒親の小説って最近は増えましたね。
この小説では、年代、世代の経緯を丁寧に描いています。どちらかというと毒母側の描写ががなかった気もしますが。
結末も好きです。

ネタバレしたくないのでこの程度にしておきます^^

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Posted by ブクログ 2020年09月20日

母娘関係を扱ったもの、最近多いな。これは昭和の受験戦争を行きぬいた母が、わが娘にもお受験を無理強いし、最強の毒母になる物語。
最近、毒母ってとても悪者扱いされて、新書とかでは「母を棄てるべし」みたいなのも目にするし、有名人が実は私の母は毒母でしたと告発(?)する例もある。この小説でも、主人公の毒母ぶ...続きを読むりは最悪に違いない。しかし毒母ぶりを描いているだけの小説なのになぜか、主人公”りつ子”が”母”でなく、一人の女性であったならば、決して悪い人間ではなく、美貌をそなえ、賢く、自律しており、人に流されず、一生懸命に努力して生きてきた強い女性なので、「なんてヒドイ母親なんだ!」とは思えなくなる。そこが小説の醍醐味かな。
最後に「毒母ですが、何か」と開き直るところは、題名なんだからそう来ることは分かっていたにもかかわらず、「面白い!」と思った。

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