山口恵以子のレビュー一覧
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一という姓は戸田恵梨香が出ていたSPECに出てきた。姑の一子と嫁の二三がやっているはじめ食堂の心温まる物語。
カレーも良いけど、冷汁食べたくなった。早く6月こないかなぁ。昔ながらのカレーが絆を作る。
鰯も良いなぁ。魚料理も大好きで肉料理も好きなので、ハーフアンドハーフにしてほしい。白和えが一子と二三の出会いを繋ぐ。日本食にはどこか不思議な力があるように思う。
焼き鳥屋の跡継ぎもホッコリさせられた。
冷やしナスうどんも美味しそうだ。万里も色んな意味で頑張れ。
ビーフシチューでは亡き夫の供養と一子が言う。夫婦の絆っていいなぁと感じる。そして夫はすごい人だった。その人が好きだったら無理もする、 -
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『ゆうれい居酒屋』シリーズ第4弾!
本書も、第1弾~第3弾までと同様に、とても楽しませてもらいました。
とりわけ、第二話と第三話は心に染みるいいお話でした。
このシリーズの良さの一つは、”短編であること”に間違いはないと思いますが、第二話や第三話のような秀抜な作品(勿論、第1弾~第3弾にもありました)になると、もっと内容を膨らませ、深堀して、(このシリーズとは別になりますが)長編に仕上げてほしいという我儘なお願いをしたくなります。
また、第五話にも触れておく必要があります。
このシリーズのもう一つの良さに、”パターン化”がありますが、第五話での「終わり方」が今までのパターンとは異なります。(「 -
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山口恵以子さんの作品を読んだのは、本書が初めてです。
いつも立ち寄る本屋さんの文庫本コーナーで物色していると、『ゆうれい居酒屋』というタイトルが目に飛び込んできました。
直ぐに手に取って、裏面のあらすじに目を通すと、
”ちょっと不思議でしみじみ温かい居酒屋物語”とあり、これは「ちょっと面白そうだな」と思い、次に最初の数ページを読んだところで、これは「読まねば!」とレジに向かいました。
読む前の期待を裏切られることなく楽しいひとときを過ごさせていただき、(裏面のあらすじどおり)しみじみ温かい気持ちになりました。
人気シリーズなのでしょう、現時点で『ゆうれい居酒屋4』まで刊行されているようです。
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ネタバレ新小岩駅前ルミエール商店街にある米屋。
米屋って名前だけれど、居酒屋。
そして、居酒屋は居酒屋でも、実在していない居酒屋。
このシリーズの好きなところは、さらっと読めて、ほっこりするところ。
少々、こじつけっぽいところも否めないが、そこまで気にはならない。
今回、読んでいて、今更気づいたこと。
単に幽霊のやっている居酒屋に、悩める人が行ったってわけではなく、その居酒屋の中は、時空が捩れているよなーと。
だって、そこで話したことを30年後の子供が親から聞いてるんだもん。
だから、実際は、居酒屋を発見した時代にタイムスリップしているってことよね。
今更ながら面白い設定だなー。。