山口恵以子のレビュー一覧
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安定の「はじめ食堂」、安定の常連さんたちがベース。
その常連さんたちと集まって美味しいものを食べながら行事を楽しむ場面は、毎回一度はあり、賑やかで彩りも感じられ、読んでいて気持ちも華やぐ。
今回は、隅田川の花火大会だった。
巣鴨を訪れるお婆さん、長らく遠ざかっていた故郷に里帰りした山下医師。
人は年を取ると、一番幸せだった時の記憶を思い返して反芻するようになる。
でも、今だって、美味しいものを食べていればいつでもちゃんと幸せでいられる。
『第一話 どっちの唐揚げ』
歳を重ねても輝き続ける女優であり続けるには。
『第二話 迷子の塩大福』
万里とはなたち若者のお散歩ガイドのようである。巣鴨に若者 -
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私はカレーが大好きだ。シュークリームの方が好きだけど・・・。うちのカレーはドロドロカレーで、作り方や具材の量によって、各家庭で異なる。ドロドロカレーなので、一日置くと母はヨーグルト状の牛乳を足してくれていた。「えっ、ちょっと待って、おかあさ〜ん、それ腐った牛乳だよ。」と妹が指摘していたが、私は食べていた。というわけで、我が家は腐った牛乳にも耐えられる体に育った。
巻末のカレーのレシピを見ていると、美味しそうで自分でも作ってみたくなる。スープカレーも好物だ。ただ、カレーうどんは少し苦手だ。
東京オリンピックの件は、利権のために夏に行われたと書かれているが、私利私欲に溺れるものはいつか破綻するも -
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「この先の明治大学の側に、一昨年開業したホテルがあります。山の上ホテルというこぢんまりしたホテルなんですが、とても評判が良いんですよ。そこのバーが落ち着いていて雰囲気が良いそうなんで、是非ご一緒してください」
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「食堂のおばちゃん」「婚活食堂」で人気の
著者が渾身の力で描く愛と復讐のサスペンス!
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国立大学を卒業し、名門私立女子校で
英語教師として働いていた十希子は、
突然、母の死を知らされる。
商社の男と心中したというのだ。
男は資金課長。
鉄鋼会社との架空取引に関与したとして、
検察に召喚される寸前だっ -
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はじめ食堂の一子、二三、万里は健在だったが、はじめ食堂にとっては危機が訪れる。変化があるのは刺激的た。近所にできたパン屋の姉弟とバー月紅のマスター真辺の関係は?
悪意のありそうなキャリアウーマン風の女性の本性は?と展開がある。ネットの怖さも描写されている。
いつの時代も腹いせに他人を悪く言う淺ましい人はいるものだ。みをつくし料理帖にも近い内容の場面があった。そういった点で目新しさは無いが、ホッとする。
食堂のおばちゃんシリーズも温かい気持ちにさせられる。料理の表現も絶妙だ。
ミステリーや少し重い小説を読んでいると気が滅入ることもあるが、このシリーズは心温まり、気軽に読めるので好きな作品だ。 -
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東京都中央区佃。
江戸時代から庶民の町として栄え、現代でも旧佃島地域は昔ながらの人情と風情のある古い街並みで知られている。
そんな佃で2人のおばちゃんが営む食堂兼居酒屋を舞台にしたグルメ&ヒューマンドラマ。『食堂のおばちゃん』シリーズ14作目。
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「ササミの梅和え素麺、セットでね!」
「俺、鰯のカレー揚げ!」
はじめ食堂のランチタイム。常連さんで今日も盛況だ。9月も末だというのにまだまだ暑いせいか、素麺やカレー味という夏メニューの注文が多い。
帰り際のサラリーマン男性が「おばちゃんとこ、ラーメンはやらないの?」と尋ねてきた。言葉を濁した二三だが、仕込の大変 -
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東京都中央区佃。
江戸時代から庶民の町として栄え、現代でも旧佃島地域は昔ながらの人情と風情のある古い街並みで知られている。
そんな佃で2人のおばちゃんが営む食堂兼居酒屋を舞台にしたグルメ&ヒューマンドラマ。『食堂のおばちゃん』シリーズ15作目。
◇
「ロールキャベツ!」
「私、鶏唐ね。ご飯半分で」
はじめ食堂のランチタイムは今日も慌ただしい。味がいいのはもちろん、日替わり1人前 700円という値段は魅力だ。しかもご飯と味噌汁はおかわり自由なのだ。
さらに調理場から覗く一子と二三の笑顔やフロアを担当する皐の客あしらいのうまさも店の雰囲気を良くしている。
こうし