あらすじ
ミートソース、トリッパ、赤牛のロースト、鶏バター、アンチョビトースト……美味しい料理で人気の目黒の小さなイタリアン「食堂メッシタ」。満希がひとりで営む、財布にも優しいお店だ。ライターの笙子は母親を突然亡くし、落ち込んでいた時に、満希の料理に出会い、生きる力を取り戻した。そんなある日、満希が、お店を閉めると宣言し……。続々重版の大人気シリーズ「食堂のおばちゃん」の著者が放つ、料理と愛の物語。
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Posted by ブクログ
著者ご本人からXにて返信をいただき角川春樹さんが通う実際のお店の話だと聞いた。
主人公満希の情熱に頁を繰る手が止まらない。
イタリア料理への熱が凄まじい。
こんなお店、私も行ってみたい。
Posted by ブクログ
イタリアンといえば、オリーブオイル、トマト、バジル。
パスタやピザだけが、イタリアンではなく、
イタリアの街や地域によって、それぞれの料理がたくさんあることをこの本で知った。
1冊の本で、イタリアの各地の美味しいお店を食べ歩きしたような気分になれる。
実在のシェフをモデルにした小説。
「食堂のおばちゃん」の著者がイタリアンの美味しさをぎゅっと閉じ込めた。
Posted by ブクログ
食べ物が本当に沢山出てくる。
正直実際食べた事ない物ばかりなんだけど、どうしてこんなに美味しそうに感じるんだろう。
食材まで美味しそう!
食堂メッシタはあったら絶対行ってみたいお店です。
満希のイタリア料理にかける思いが強くてカッコいい!
この後のお話とかもちょっと気になるなと思いました。
Posted by ブクログ
同著者の比較的最近の作品(2021.08時点)。他のシリーズ作品に比べ、描写が深い印象。イタリア語や地域・周辺情報にも多く触れていて、良い意味で違った印象。
自分とは違う性、年齢、性格、人生の一部を共感しつつ読めた感じ。
Posted by ブクログ
思わずイタリア料理が食べたくなる。
専門用語が多いのに、話に引き込まれてスルスル読めた。
満希は、ほんとに魅力的な女性。
こんなお店が実在して、しかも近所にあったら人生観が豊になるのに。
Posted by ブクログ
読むだけでお腹いっぱいになってしまう本。
あまりにも美味しそうで、ペスカトーレを作ってしまった笑
満希のイタリア料理に対する愛と情熱がすごかった。
次のお店での満希の料理たちも、読みたいなーと思って本を閉じました。
Posted by ブクログ
読むと、『食べたい!』と思わせる小説でした。モデルとなった方は実在しているようですが、その方の努力の一端も垣間見えるようでした。個人的に続編を期待しています。
Posted by ブクログ
二十年近く前にイタリアに行きました。どこに行ってもトマトパスタが必ずつき、どれも美味しかった。イタリアではパスタはスープ扱いなんですね、日本の味噌汁と同じ。どこでもパワフルに動き回る満希。楠見さんて天才料理人だったのね。メッシタが近くにあったらぜひ行きたいなぁ。
Posted by ブクログ
メッシタとは酒場という意味。
若い女性がイタリアに留学。
修行しながら一流のイタリアン シェフになった物語。
修行後、自分の理想的なお店を開き、また次のステップへいくまでの間に回想したような構成。
とにかく美味しそうで、イタリアにゆっくりと訪問したくなる物語。
私もイタリアは巡ったことがありましたが、中でもローマで食べたボンゴレ ビアンコは最高に美味しかった。
地域的にはフィレンツェなどの郊外が良かった。
またゆっくりイタリアへ行ける日が待ち遠しいです。。
Posted by ブクログ
~2019.11.09
食堂のおばちゃんシリーズにも登場していた「メッシタ」。どんなお店なのか気になっていた。確かにおいしそうだけど、はじめ食堂ほどの魅力を感じないのはなんでだろう。
お客さんの描写が少ないからかな。
Posted by ブクログ
面白かったんだけど 満希がスーパーマン的に凄すぎて ちょっと引いた感じもある。
はじめ食堂の洋食版みたいなイメージで読み始めちゃったから 余計かな。
Posted by ブクログ
イタリア料理、美味しそう。元々イタリア料理は好きだけど出てくる料理はほとんど食べたことない気がする。想像するだけで生唾ものだ。料理はやっぱり努力もあるけど持って生まれた才能が半分以上の気がする。ほとんどの主婦は努力で毎日料理をしていてその力量が元々ない人は大変なんだ…自分も才能は半分以下かもなぁ。イタリアに行きたくなった、勿論。料理修行でなく食べ歩きで。こんな食堂が近くにあったらきっと通うだろうな。
Posted by ブクログ
ダメだ…。イタリア料理が食べたくて食べたくてどうしようもない。
手頃な値段で本格的なイタリア各地の料理が食べられる「メッシタ」。
店主・満希の人生の軌跡をたどりなから、ずっと一緒に料理をして食べ歩きをしていたような気分になりました。
料理の腕を磨くため留学をし、お店を渡り歩きながら貪欲に学ぶ彼女。驚くほどパワフルな女性でした。
食欲を刺激される1冊。
著者の作品は初めてだったのですが、次は「食堂のおばちゃんシリーズ」を読んでみたいです