山口恵以子のレビュー一覧

  • 恋形見

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    太物問屋巴屋のおけいは母親から疎まれ妹だけを溺愛して、おけいに理不尽につらく当たる。それでも負けないで頑張るおけいを隣の小間物問屋の放蕩息子の仙太郎がやさしくしてくれるので彼を慕っている。
    ある日、仙太郎が家を出て行くという時に追いかけて行ったおけいは仙太郎から螺鈿細工の櫛をもらう。そして、その時仙太郎がいくら放蕩をしてもいい店にして待っているから必ず帰って来てと子どもながらに約束をして見送る。
    辛い事苦しい事理不尽な事に負けないおけいはどんどんその才能を伸ばし父の突然の死後も店を取り仕切って大店へと巴屋を導いていく。それもこれも仙太郎が帰ってくることを信じて櫛を見ながら頑張っていった結果で、店はどんどん大きくなっていく。
    その才覚と切符の良さ、一途な恋の結果が繁栄と綱渡りの物語として時代小説としておもしろい。

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    2025年12月08日
  • 幸せのカツサンド 食堂のおばちゃん⑯

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    働き出したこと自体に親が大喜びしていたあの万里くんが、美味しい寿司を握るまでになるなんてねえ...と長期連載ならではの時の流れを感じる16巻。
    急な「私、離婚します」に笑ってしまったが、そういえばこの本、強い女しか出てこない。
    それがサラッと読めるポイントなのかもと今更ながら感じました。

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    2025年12月07日
  • 婚活食堂 13

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     元・人気占い師だった玉坂恵が営むおでん屋「めぐみ食堂」を舞台にした、連作短編ヒューマンファンタジー。シリーズ13作目。 
              ◇
     ゴールデンウィーク明け。

     初夏の訪れを実感しながら暖簾を上げると間もなく、最初の客が入ってきた。織部豊・杏奈夫妻で、顔を見るのは3ヶ月ぶりだ。
     2人とも独身時代からの常連だったこともあり、結婚後も毎月1〜2回のペースで来てくれていたので、これだけご無沙汰なのは珍しい。

     とりあえず飲み物を聞いたところ、豊は生ビールと答えたが、杏奈の注文は意外にもウーロン茶。いつもスパークリングワインなのにと思って恵ははっと気がついた。
    「あのう、もしかしておめでたですか」
     恵がそう問いかけると、杏奈も豊もうれしそうに微笑んで……。( 第1話「一皿目 鰹の里帰り」) ※全5話。

          * * * * *

     織部夫妻の「おめでた」という明るい話題で始まる13作目ですが、実は現代社会にありがちな問題がいくつも描かれています。


    ◎まずは、「老い」に直面する人の気持ち。

     恵の母親( 冬子 )が初登場。冬子は夫に先立たれた10年前に自宅を2世帯住宅に改築し、次女の愛弓夫婦と同居をはじめました。
     母と妹は昔から母娘仲がよく、婿の達哉も孫の幹哉も優しく善良なので、恵としては安心でした。
     ところが、その母が急に施設に入ると言い出したと、愛弓から戸惑いの声で電話が。昔から母とあまり気が合わず父の死後は実家と疎遠になっていた恵ですが、母に会うため実家に向かったところ……。

    ☆恵は自立心が強く、人に面倒をかけることを潔しとしないところがあります。
     実は母親の冬子も恵と気性が似ており、80歳を過ぎた自分が娘夫婦や孫の負担になる日が遠からず訪れることに耐えられないのでした。 ( 2人が衝突する原因も、似た者同士だったからですね。)

     その他にも、冬子の入居した施設内で「老い」の絡む問題が3点ほど描かれています。
     人間は誰でも老いから逃れることはできないということを考えると、他人事とは思えませんでした。


    ◎2つめは、会社内の「パワハラ」問題。

     恵は実家で、施設に入る決心を固めた母を目にした他、愛弓のひとり息子の幹哉が引きこもり状態になっていることを知ります。
     冬子からの相談で恵が事情を探ってみたところ、幹哉は上司から執拗なパワハラを受けて、精神に不調をきたしていたことがわかります。どう動くべきか悩む恵ですが……。

    ☆パワハラ気質の人間が社内で権力の座に就くと、一時的には業績が上がることがあるかも知れませんが、長期的に見ると大きな不利益を被ることになる。そういったことが象徴的に描かれていました。


    ◎そして3つめが、「妊活」問題です。

     第1話冒頭の織部杏奈はすんなり妊娠したものの、30代半ばの矢野真帆とアラフォーの八並瑠央は不妊治療のため好きだったお酒を断つことに。
     2ヶ月前には播戸慶喜・由子夫妻に双子が誕生したこともあり、常連夫婦が子宝に恵まれるよう祈る恵の思いが天に届いたのか、矢野真帆も八並瑠央もめでたく懐妊するのですが……。

    ☆男性にもそれなりの協力を求められはしますが、女性の負担の方が圧倒的に大きいのが不妊治療。それでも苦労の甲斐あって妊娠できれば万々歳。
     けれど、6週目に入ったとめぐみ食堂に報告に来てくれた矢野亮太・真帆夫妻から、八並瑠央の流産を知らされた恵はショックを受けてしまいます。 ( 読んでる私もやりきれない気持ちになりました。)
     年齢的なハンデは仕方ないのかも知れませんが、画期的な不妊治療法が考案されることを祈らずにはいられません。


     恵女将の家庭事情が明かされた本巻。なかなか興味深い内容でした。私の推しの藤原海斗と峰岸(旧姓:沢口)秀の出番が少ないのが、少しさびしかったです。

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    2025年12月07日
  • ゆうれい居酒屋

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    タイトルに「ゆうれい」という単語があるけど、まったく怖くなく、むしろ人情話しにほっこりし、美味しそうな料理ばかり出て来て食欲が湧く内容。
    こんな居酒屋あったら通う!

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    2025年11月27日
  • 婚活食堂 3

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    結局仲人おばさんじゃんか!
    と思って読んでたけど、心根が違うのよね。
    人を救う…自分の自尊心満足心以外の気持ちなのよね

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    2025年11月20日
  • 毒母ですが、なにか(新潮文庫)

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    登場人物が多かったですが、サクサクと物語が進んでいくので非常に面白かったです。これでもか、これでもかというほどにりつ子ママの強烈さが逆に面白くなってきて、あっという間に読み終わってしまいました。
    私の実母はここまで強烈ではなかったですが...母を持つ娘なら少しだけでも共感する部分はあるのではないでしょうか。

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    2025年11月19日
  • 婚活食堂

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    おでんが食べたくなる!
    御縁をがつがつすオススメする仲人おばちゃんじゃなくて、よかった。
    ほんのり湯気のように温くなるお話。
    自分の幸せも噛み締められました。

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    2025年11月15日
  • バナナケーキの幸福 アカナナ洋菓子店のほろ苦レシピ

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    タイトルと装丁に惹かれて購入した作品。
    装丁も内容もとても素敵でした!!

    パウンドケーキ作りが大好きで得意な母 茜と
    その娘 七は
    医師の父(夫)から離婚を突きつけられてしまう。
    そこで意気消沈していた茜の元へ
    パウンドケーキをお店に置きたいと依頼が来る。
    そこから茜と七の人生が好転する物語。

    浮気をした夫には腹を立てたものの、
    好きなことを仕事にする茜の姿と
    それを一生懸命に支える七を見ていると
    読んでいる私も頑張ろうと力をもらえた!

    なによりバナナケーキとダークフルーツケーキが
    とても美味しそうで読みながらお腹すきました。笑
    そしてなんとレシピ付き!!!
    茜が一生懸命作っていたパウンドケーキのレシピも
    総じてとても素敵なお話でした!

    茜と七にはこれからも幸せに暮らしていて欲しいと
    思いました

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    2025年11月06日
  • 桜のかき揚げ 食堂のおばちゃん⑱

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    一二三(にのまえ ふみ)と姑の一一子(にのまえ いちこ)が、従業員の皐(さつき)と三人で営む「はじめ食堂」のシリーズ、第18弾。
    正月から初夏までの、年前半編。
    季節。季節がとても大事。
    異常気象なのかなんなのか、気候がおかしい中、旬の食材を使って料理で季節感をアピールしたり、イベントで盛り上げたり。
    日本の四季は消えていくのか・・・?・・・四季は消えつつあっても行事は残るのではないか?
    世界遺産に認定された日本料理ですが・・・これを伝えていく事はできるのだろうか。

    料理とお酒のマリアージュに力を入れている印象。
    常連さんはたくさんいるけれど、辰浪康平(たつなみ こうへい)と菊川瑠美(きくかわ るみ)の登場が多い。
    特に康平は、はじめ食堂専属の酒一般ソムリエみたいになっている。
    常連客の会話を読むだけで、自分も一緒に雑談しているような気分が素敵。

    印象に残ったのは、柔道の道場を経営する、稲成正輝(いなり まさき)の離婚騒動。
    ついて来てくれるのが当たり前、自分が嬉しい事は妻も嬉しいに違いない。という、悪気のないところが却って始末に追えない「男の勘違い」。
    NOを言えなくて、常にモヤモヤしていた女性が、ある日突然爆発する。
    男が「いい人」であっても、なぜかそこに気づかない。
    これが一番の、男と女の間の溝ではないだろうか。
    深い!

    【第一話 幻惑のフルコース】
    二三の娘の一要(にのまえ かなめ)は、出版社に勤務している。
    常連客で料理研究家の菊川瑠美から、コメンテイターでエッセイストの相葉由布(あいば ゆう)を紹介された。すでに食のエッセイ本が人気を博しているが、新しい趣向で、またグルメ本を出したいという
    【第二話 おしんこマイラブ】
    糠床は奥が深い。同じレシピで作っても、毎日かき回すうちにその人だけの味になる
    【第三話 日陰のサラダ】
    サラダは単なる付け合わせではないと思う、個人的には。
    【第四話 桜のかき揚げ】
    お花見の趣向として、一人一話、珍しい話をする。
    天ぷらとかき揚げは、桜の花にふさわしい、桜鯛、桜海老。
    【第五話 コンソメのふる里】
    将棋のことしか考えられない火宅の人であった赤目将大(あかめ まさひろ)は赤目万里(ばんり)の曾祖父にあたる
    かつて『将棋春秋』の編集部にいた谷山芳次(たにやま よしつぐ)は、無茶苦茶だったけど憎めないその生き様を本にしたいと言う
    赤目将大は一子と孝蔵がはじめ食堂をやっていた頃の常連で、注文は必ず、コンソメスープとビールだった

    はじめ食堂の昔語り、一子は亡き夫の孝蔵(こうぞう)と食堂を切り盛りしていた頃を夢のように思い出す・・・なんだか最終回みたいなラストだった。

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    2025年11月04日
  • 婚活食堂 1

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    もと占い師って所が胡散臭いと思ったけど読み進めるうちにそこまで気にならなかった。
    でも『食堂のおばちゃん』シリーズの方が献立の解説が詳しく“料理をつくりたい!”という気分になり個人的には好きかも。
    婚活食堂シリーズはどちらかと言うとストーリーメインな感じ。

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    2025年11月03日
  • あの日の親子丼 食堂のおばちゃん⑥

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    安定安心の内容です(*^_^*)
    心がほっこりします。

    万里くんはいったいどこまで成長してゆくのか
    はじめ食堂、どうなるんですかね。

    私も親子丼食べたい~

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    2025年10月30日
  • パスタの花咲く ゆうれい居酒屋7

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    今回は初さくら整骨院が営業している姿が出てきた。作者の思い入れのある整骨院だったのね。劇中に出てきた一角、一度行ってみたいお店なんですよね。なかなか機会がないのですがますます行ってみたくなった。米屋に何度も行ける人と行けない人の差は何?常連になってる人もいるし。5話の奥さん、慰謝料自分が払わなきゃいけないと分かってないの?心底おバカな女。

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    2025年10月27日
  • 見てはいけない

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    思い違い、思い込み、そこからくる狂気の愛
    20〜40ページ程度の短編にも関わらず
    戦慄、恐怖、切ない恋など
    読んでて気持ちが混乱!
    狂気な愛を
    そして優しい愛

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    2025年10月26日
  • ゆうれい居酒屋

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    東京の新小岩にある不思議な居酒屋にて、女将さんがお客さんたちの悩みにそっと寄り添ってくれる。出てくる料理がどれも美味しそう。このシリーズまた読みたいです。

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    2025年10月26日
  • 見てはいけない

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    ネタバレ

    全体的にビターな短編集。

    救いがあったりなかったり、ハラハラ展開で読み応えありました。

    お気に入りは「夕顔」
    人気絶頂のバンドマンとダラダラ3年付き合っていた夕那。最初はキラキラした思いだったけど、気が向いた時だけ来るセフレ関係に嫌気がさしていた…

    真面目な教師に交際を申し込まれ、好意はあるけどバンドマンほどの熱量がなく揺れていたけど、とあるキッカケで吹っ切れた夕那の前向きな行動にスカッとしました。

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    2025年10月25日
  • 夜のお茶漬け 食堂のおばちゃん⑪

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    ネタバレ

    食堂のおばちゃんシリーズ11作目。
    とうとう来るべき時が来たかぁ。万里くんがいつかは去ってしまうのではと危惧してが、とても自然な流れで次のステージに行くことに。気になるのが一子さん。寄る年波には勝てないではないけれど、随所随所に匂わせ的な描写が出てくる。取り越し苦労であってほしい。
    メイちゃんの加わったはじめ食堂はどんな雰囲気になるのか楽しみ。
    納豆のお茶漬けと白いオムライスはとっても気になった。
    水餃子がとってもいいお仕事していたね。
    万里くんがんばれー!

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    2025年10月24日
  • 恋するハンバーグ 食堂のおばちゃん②

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    食堂のおばちゃんシリーズ第2巻。第1巻から時代は遡り、はじめ食堂がまだ洋食屋だったころから始まる。一(にのまえ)孝蔵、一子夫妻と高家族、そして3人の弟子たち。この食堂ではなぜか聖路加の心外女医さんがしょっちゅう心マをしてて、というか6編中2編で心マしてればしょっちゅうと言ってもいいのではなかろうか。
    巻末にレシピつき。作中に出てきたホワイトソースで煮るロールキャベツが気になる。今度作ってみようかな。

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    2025年10月24日
  • 食堂のおばちゃん

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    一(にのまえ)一子と一(にのまえ)二三(ふみ)の嫁と姑が営むはじめ食堂。佃で多くの常連さん達に囲まれながらの日々を描く。現在も18巻まで続くシリーズもの。
    今回のお品書きは
    ・三丁目のカレー
    ・おかあさんの白和え
    ・オヤジの焼き鳥
    ・恋の冷やしナスうどん
    ・幻のビーフシチュー

    巻末にレシピつき。野菜のゼリー寄せと鰯のカレー揚げを作ってみたいな。

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    2025年10月24日
  • 婚活食堂

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    おでんが本当においしそうで、読んでいるだけで心まで温まりました。
    近くにあったら毎日通いたくなる食堂。
    めぐみさんの優しさに癒されます。

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    2025年10月18日
  • あなたとオムライス 食堂のおばちゃん⑧

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    食堂のおばちゃんシリーズ8作目。奇しくも何年かぶりにオムライスを食べたせいかこの本は特に思い入れがあるなぁと。後藤さんと奥さんとのエピソードでほっこりしながら康平さんと瑠美先生の行く末ににやにやしていたら最後に大きな悲しみが。後悔と悲しみを乗り越えて人は強くなっていくのだろうか。

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    2025年10月16日