山口恵以子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
独身・還暦で作家をしながら母の介護をしている山口さんのエッセイ。
介護エッセイかと思いきや自身の身の回りの話やキラキラした芸能活動の話も多め。でも日常の生活の中に介護というずっしりとしたものがある。
認知症の症状がある母のお世話をしながら食堂でバリバリ働いたり、プロットや小説を書くのはとてもとても大変だったでしょう。とてつもない努力家だし、母の愛情からくる覚悟も伝わってきます。
「人間、口から物が食べられる間は大丈夫」と著者は信じているように、日記には母の食べたものが記録されており、ラーメンのスープでも、ショークリームのクリームだけでも、あの時から見たらこれだけ食べれたのだから上出来。「朝はこれだけ食べれた!」とママの回復や衰えに一喜一憂していたのが印象的でした。『辰巳芳子の「さ、めしあがれ。」』の滋養スープは参考にしたいです。 -
Posted by ブクログ
「はじめ食堂」のシリーズ14作目。
今回は、常連さんたちはちょっと傍に控えて、新しい風が吹く。
「はじめ食堂」とともに古くから続いていた近所の焼き鳥屋の「鳥千」が店を畳んで、店舗は居抜きで貸すことになった。人気のラーメン店で修行した、相良千歳(さがら ちとせ)が独立して開業する「ラーメンちとせ」が入る。
挨拶に来た千歳を、二三はすぐに気に入った。
八百屋の松原団(まつばら だん)は、少し前から名前は出ていた。
このカップルは、常連に加わるのかな?
コロッケに関しては、同感。
手作りすると、本当に手間がかかるのだ。
でも「所詮はコロッケ・・・なのよね・・・」と、昔ママ友も言っていた。
努力の報われない一品なのである。
本のタイトルは「ときめきコロッケ」の方でも良かったかも。
第一話 ラーメンで、こんにちは
第二話 笑顔のタンメン
第三話 昭和の焼きめし
第四話 再会のリゾット
第五話 ときめきコロッケ