山口恵以子のレビュー一覧

  • 月下上海

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    家柄も見た目も才能も持って生まれた主人公。
    そこに芯の強さ、負けず嫌いも相まってかっこよさ、頼り甲斐を感じた。でも恋愛面では相手に尽くしたり盲目になるのが人間らしい‥
    戦時中の内容であるから仕方ないけれど女性を物として、下のものとする描写が多くて苦しかった。。

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    2022年12月08日
  • 婚活食堂 2

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    おもしろいです!
    私は、この本を婚活食堂1から読んでいますが、
    どんどんこの元占い師の魅力にはまってきています。

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    2022年12月07日
  • ふたりの花見弁当 食堂のおばちゃん④

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    このシリーズを読むと、料理がしたくなります。

    いつもは面倒な食事作りが、ちょっとだけ楽しくなるんですよね〜
    本文にあるような、美味しそうなご飯は作れないけど、新しい料理にチャレンジしたくなります。

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    2022年12月04日
  • 婚活食堂 6

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    今回一番心に残ったのはまいさんのこと。ただ好きっていう気持ちだけじゃずっと一緒にいるのは難しいですよね。自分のことを大切に思ってくれてるってことが感じられないと気持ちが萎えてしまうのでしょうね。

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    2022年12月03日
  • 聖夜のおでん 食堂のおばちゃん⑫

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    姑の一子(いちこ)と嫁の二三(ふみ)が営む「はじめ食堂」の物語、第12弾。
    長らく一緒に働いていた、赤目万里(あかめ ばんり)が料理屋に本格修行に出ることになって「はじめ食堂」を前作で卒業した。
    ちょっと寂しいなと思っていたら、毎日、賄いを食べに来てから出勤ですって!
    賑やかさが失われなくて良かった。
    代わりに入った青木皐(あおき さつき)も、ほぼ勝手知ったるはじめ食堂で、接客はもちろんバッチリ、新しい料理のアイデアも出し始めて、おばちゃん二人の食堂に、また新しい風が吹く。
    美味しい料理がいろいろ出てきて、この作品を読むと、なぜか「食べたい」より「作りたい」が先に立つ。
    毎日晩ごはんを作るのは

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    2022年12月02日
  • あの日の親子丼 食堂のおばちゃん⑥

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    続けて読むと、マンネリしそうなので間隔を空けて読むと、忘れてしまった新しい登場人物がいるので、間隔は余り空けずに読むようにしなければと思います。今回は近所にオープンしたパン屋さんとバーの経営者、謎のフードコーディネーターが出てきます。少しずつ話が展開していきますが、読んでいると安心感があるので気づくと一冊を読みきってしまいます。気分転換で読書をしている私にとって山口さんの小説はまさに気分転換になるものです。

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    2022年11月29日
  • 婚活食堂 5

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    毎度の事ながら、料理もお酒も美味しそう。好きな人とこんなお店で一緒に食事を楽しみたいです。今回は展開が予想通りでした。

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    2022年11月10日
  • 夜の塩

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    戦後直後の東京を舞台にしたミステリー。政治家の汚職や官民接待、薬害など現在でもありそうな話と、当時の夜の接待の世界の話が絡み合って面白かった。料亭や芸者など段々と姿を消す中でそういう世界も体験してみたかったなぁと思わせる作品。すらすら読めた。

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    2022年10月30日
  • 月下上海

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    物語の舞台は、19世紀半ばに上海に設定された外国人居留地、即ち租界が舞台となっています。
    上海租界では様々な様式のモダンなビル群が並び、最先端の文化を享受することが可能な衛星都市で、ファッションの面でも大胆な最先端モードが発信されていました。
    『月下上海』で描かれている上海租界は、当時の雰囲気がとてもリアルに描かれ、まるで私は彼の地の風景を眺めているような感覚を抱いてしまいました。
    主人公の八島多江子は財閥の美しい令嬢であり、愛する夫との破局を機に、画家を目指して昭和17年に上海に赴きます。
    多江子は持前の美貌と才能に加え、物事に動じない性格が相まって、上海租界で画家としての社会的地位を確立し

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    2022年10月18日
  • ゆうれい居酒屋

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    新小岩にある「米屋」という居酒屋の女将・秋穂のもとへ悩みを抱えた客がやってくる。

    気取らないけど美味しい手料理に心を開いて話すお客にじっくりと悩みを聞いて気持ちを楽にさせる女将。
    こんな居酒屋が、あれば通いたくなる。

    そして、お腹の具合を見ながら頼める料理も気の利いたものばかり。
    サッと作れるものなのに美味しいとわかるのは、文章の巧みさなのか…。

    全5話あるが、さくさくと読めて料理も手軽に作れるものばかりだから試してみたくなる。

    「シャボン玉ホリデー」の話が出てきて、これを知ってる人って少ないだろうなぁ…なんて思ってしまった。


    なるほどそういうことで、ゆうれい居酒屋なんだ、とわかる

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    2022年10月16日
  • 焼肉で勝負! 食堂のおばちゃん⑩

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    久しぶりの社会派テーマ。発達障害の子どもたちの食が垣間見られて、それに対するおばちゃんたちの思いやりが素敵だった。

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    2022年10月16日
  • 婚活食堂 7

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    一生結婚しない、するつもりがないと答えた人が過去最高だったという調査結果がニュースになったところ。それでもこのお話の中では、わりと順調にカップルが成立している。実在したらいいかも。

    結婚はゴールではないけれど、リスタートの1つになるのかな?と思った。これまでのモヤモヤに区切りをつける、どうにも嫌な状況から抜け出すきっかけにする、というのが今回のお話。

    全ての結婚にロマンティックなシナリオがある訳じゃないし、理由も人それぞれなんだなと。

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    2022年10月08日
  • 聖夜のおでん 食堂のおばちゃん⑫

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    万里が卒業して、食堂がどうなるかちょっと心配だったけど皐が加わって相変わらず賑やかそうで安心した。
    今回はみんなで旅行に行ったりして動きがあってワクワクした。この本の中はアフターコロナになってる。羨ましい。次回も楽しみ。

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    2022年10月05日
  • あなたとオムライス 食堂のおばちゃん⑧

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    サザエさん的に続くものとばっかり思ってたからお別れの衝撃がすごかった
    ただこれを乗り越えて登場人物のみんなの毎日が進めると作者が思えたこその展開だと思いたい

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    2022年09月22日
  • 聖夜のおでん 食堂のおばちゃん⑫

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    ネタバレ

     修行の為はじめ食堂を去った万里の代わりに皐が加わった。万里が居なくなって寂しい反面、ニューフェイスの皐もはじめ食堂に馴染んでいて、このメンバーも中々良い関係だと感じました。

     そして、常連の瑠美と康平カップルもいよいよ家族紹介となったけれど、康平の母はあまり良くは思ってないのも解らなくはないですが、それぞれの家族の形があるんでしょうから、本人達が望んでいるのであれば、これはこれでアリなんだと思います。
     めぐみ食堂もチラッと出てきて、いつか共演してくれると良いですね。

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    2022年08月30日
  • 聖夜のおでん 食堂のおばちゃん⑫

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    ネタバレ

    万里ははじめ食堂からは卒業したけど、話の中には登場してくるので安心した。最後にめぐみ食堂が出てきた。婚活食堂も読まなくちゃ☺

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    2022年08月26日
  • 夜の塩

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    面白かったー。
    松本清張作品をもっと女性目線にして、軽くした感じ。
    昭和を感じれるし、引き込まれるんだけど男性がみんな主人公を好きになる展開が出来過ぎ。
    予想つくけど、津島お前もかと笑ってしまった。
    あとよく母親と同じ人を好きになれるなとも感じちょっと微妙。

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    2022年08月24日
  • 愛は味噌汁 食堂のおばちゃん③

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    食堂のおばちゃんシリーズ。
    万里がどんどん活躍しているなぁ。
    最後はちょっと不穏な雰囲気になったけど、一子の采配によりまあるく収まった。

    新キャラ「メイ」も登場。万里の同級生。これまた好感持てるいいキャラだ。
    娘・孫である要より、万里と一緒にいる時間のほうが長くて、万里のほうが家にも馴染んでる気がするよ。もうちょっと要に絡んできてほしい!

    砂肝茹でてごま油と生姜の千切りあえるやつ、美味しそう~。

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    2022年08月16日
  • 焼肉で勝負! 食堂のおばちゃん⑩

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     東京都中央区佃。江戸時代から庶民の町として栄え、現代でも旧佃島地域は昔ながらの人情と風情のある古い街並みで知られている。
     そんな佃で2人のおばちゃんが営む食堂兼居酒屋を舞台にしたグルメ&ヒューマンドラマ。『食堂のおばちゃん』シリーズ 10 作目。 
     全5話で表題作は4話目に配されている。

          * * * * *

     本巻のポイントになる話は、1話目と5話目でしょう。

     1話目は「発達障害」にスポットを当てた作品です。

     こだわりや思い込みが強い傾向にあるのが発達障害を持つ人たち。それは食べ物の好き嫌いにも顕著に現れます。
     それでも味覚の嗜好が狭いだけで、かつて口にできな

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    2022年08月06日
  • さち子のお助けごはん

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    料亭の一人娘だった飯山さち子が、父を失い、夫の出奔をへて出張料理人として活躍していく話。
    出てくるメニュー、なんとなく私とは縁遠いものが多い(下戸だし)が、やはりどれも美味しそう。
    こんなサービスを利用できる境遇になってみたいものだが、多分ムリだな。
    我が家の、結婚以来一度も私が作ったものを「美味い」と言ったことのない夫、さち子さんの料理だったら、言葉に出して絶賛するかしら。

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    2022年08月01日