板垣恵介のレビュー一覧
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板垣恵介『刃牙らへん 4』秋田書店。
ようやくの第4巻。噛道を極めたジャック・ハンマーと白亜紀から蘇ったピクルとの闘いが始まる。
この『刃牙らへん』は、やはりジャック・ハンマーを中心とした闘いが描かれるのか。ドーピングや骨延長手術だけでも卑怯なのに、通常の格闘技では反則とされる噛み付きを『噛道』と言い張り、チタニウムの入れ歯で噛み付き捲るジャック・ハンマーは狂気じみている。
以前、ジャックはピクルにアッサリと負け、餌にされるという屈辱を味わったはずなのに、何と言う強さか。投げ、打撃、極めといった近代格闘術に加えて、噛道を駆使したジャックはピクルを一方的に粉砕する。
と、そこに現れた花山 -
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原案・板垣恵介、原作・夢枕獏、漫画・藤田勇利亜『漫画 ゆうえんち 7』秋田書店。
5巻をもって完結した夢枕獏の『小説 ゆうえんち』でイラストを担当した藤田勇利亜が漫画化するという何ともややこしい作品。
第7巻に到達。完結までにはあと何巻を要するのだろうか。
藤田勇利亜の作画は、板垣恵介の描く『刃牙シリーズ』よりも登場人物がおどろおどろしく、妖怪じみている。その点は夢枕獏の伝奇小説や格闘小説の方に近いのかも知れない。ハリウッドザコシショウの誇張ものまねみたいなものだ。
『ゆうえんち』に葛城無門に縁のある人物が現れる。その名は葛城無門の育ての父親の弟の神奈村狂太。何者か知らないが、恐ろし -
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なぜ、柴千春に惹きつけられるのか?
その答えが提示されているバキ外伝「花のチハル」3巻です。
あきらめない。絶対にあきらめない。この精神性こそが柴千春の魅力。
龍書文との喧嘩を見ていた観客が、一斉にひざまづき祈りを捧げる姿勢になったのは熱狂に巻き込まれたとはいえど、やりすぎかなぁと思いましたが、最大トーナメントでも、同じような意味合いの場面がありましたね。舎弟たちに抱えられながら、退場するやつです。
彼の持つ混じり気のない不屈さを、高潔という形で表すのならば宗教画のようになるんでしょう。
一方、花山薫と対峙する郭春成。見事なまでに噛ませ犬になった彼が、どんな戦いを見せるのか。消力会得する