あらすじ
本格格闘小説の父・夢枕獏版『バキ外伝』、待望の漫画化ッッ!! 刃牙ワールド×獏ワールド!! 主人公・葛城無門は、“武神”愚地独歩がその才能を認め養子とした克巳の兄!! 刃牙ワールドに『餓狼伝』や『獅子の門』のキャラクターまで登場する超ド級エンターテインメントッッ!!
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Posted by ブクログ
原案・板垣恵介、原作・夢枕獏、漫画・藤田勇利亜『漫画 ゆうえんち 7』秋田書店。
5巻をもって完結した夢枕獏の『小説 ゆうえんち』でイラストを担当した藤田勇利亜が漫画化するという何ともややこしい作品。
第7巻に到達。完結までにはあと何巻を要するのだろうか。
藤田勇利亜の作画は、板垣恵介の描く『刃牙シリーズ』よりも登場人物がおどろおどろしく、妖怪じみている。その点は夢枕獏の伝奇小説や格闘小説の方に近いのかも知れない。ハリウッドザコシショウの誇張ものまねみたいなものだ。
『ゆうえんち』に葛城無門に縁のある人物が現れる。その名は葛城無門の育ての父親の弟の神奈村狂太。何者か知らないが、恐ろしく強い。この先、葛城無門と闘うことになるのだろう。
第7巻の読みどころは柳龍光と神野仁との同門対決だ。しかし、闘いが始まって間もなく、次巻への持ち越しとなる。気を持たせるなぁ。
週刊少年チャンピオンで月1連載されているのは知っているが、敢えて目にしないようにしている。
本体価格720円
★★★★