あらすじ
本格格闘小説の父・夢枕獏版『バキ外伝』、待望の漫画化ッッ!! 刃牙ワールド×獏ワールド!! 主人公・葛城無門は、“武神”愚地独歩がその才能を認め養子とした克巳の兄!! 刃牙ワールドに『餓狼伝』や『獅子の門』のキャラクターまで登場する超ド級エンターテイメントッッ!!
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
原案・板垣恵介、原作・夢枕獏、漫画・藤田勇利亜『漫画 ゆうえんち 4』秋田書店。
全5巻をもって完結した夢枕獏の『小説 ゆうえんち』でイラストを担当した藤田勇利亜が漫画化するという何ともややこしい作品。
第4巻。まだまだ『ゆうえんち』には辿り着かぬのだが、オリジナリティが効いていて非常に面白い。
師匠の松本大山の仇を討つために主人公の葛城無門は柳龍光の居場所を探す。無門はかつての柳龍光の師匠であるマスター国松の元を訪ねる。相変わらず不気味な国松。
国松との死闘から生還した無門は久我重明に柳龍光が参加しようとしている『ゆうえんち』のことを聞く。
夢枕獏の原作には無かった『ゆうえんち』の由来が久我重明の口から語られる。ここが第4巻の最大の山場だ。なるほど、『ゆうえんち』とは明治時代から続いていたのか。しかし、『ゆうえんち』を主宰する蘭陵王とは一体何者なのか……
本体価格660円
★★★★★
Posted by ブクログ
バキ外伝小説の「ゆうえんち」のコミカライズ4巻。
マスター国松、柳龍光のヤクザ襲撃、謝男、ゆうえんち縁起。
登場するたびに妖怪化が増してゆくマスター国松。このおじいちゃんはどこまでもどこまでも、気が触れているような感じで言って欲しいです。多分、一定の人気があるんだと思う。気味の悪さがとにかくあるけども、待ってましたの気持ちも一定以上あるのかな。まあ、あのマスター国松が、という一種の試金石になっているのかな。
明治から続く「ゆうえんち」という存在。『東天の獅子』の裏側のような物語。
どこもかしこも、夢枕獏と板垣恵介のクロスオーバーが散りばめられている。