板垣恵介のレビュー一覧
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格闘漫画の金字塔「刃牙」シリーズにおいて屈指の人気を誇る中国拳法の達人・烈海王。シリーズ第4部「刃牙道」にて、剣豪・宮本武蔵との死闘の末、惜しくもその命を散らしてしまった烈海王だったが、ハッと目覚めると異世界に…!!?? 烈海王が異世界転生ッッ!! 原作者・板垣恵介、苦笑いッッ!! まさかの衝撃スピンオフ作品、開幕ッッ!! 烈士・烈海王の中国武術は剣と魔法の世界で通ずるのかーッッ!!??
宮本武蔵に斬り殺された烈海王が、異世界で最強を求めて強者と戦う異世界転生ものだが、あくまでも功夫を武器に挑む!
しかも敵はリザードマンやフレイム使いの天草四郎などの強敵!
異世界でもブレない烈海王の強さが楽 -
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「オレの負けだッ~~許してくれェェッ~」
最凶死刑囚シコルスキーの絶叫敗北宣言により幕を閉じた地下闘技場での超軍人ガイアとの死闘。
あの時から幾日か…。
リベンジを果たすため、ガイアのもとにやってきたシコルスキー。そんな2人がなんやかんやで同棲開始ッッ!? 今度の死闘は四畳半が舞台だッッ!! 刃牙シリーズ衝撃の“同棲”スピンオフ、ここに開幕ッッ!!
異常なピンチ力を持つシコルスキーと環境利用闘法師範ガイア!
なんとかリベンジバトルを挑もうと仕掛けるシコルスキーとあしらいながら暮らし続けるガイアの奇妙な同棲生活が、なんだかんだで認め合うシコルスキーとガイアの奇妙な友情やバトルを絡めて描かれて -
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ついに無門と柳の決戦が始まった「ゆうえんち」4巻。
これがラストバトルとなるか、それとももう一盛り上がりあるのか。ありそう。
決戦の前に明かされた無門と愚地克巳の父親死亡の真相。サーカスにいた頃の生みの親と、育ての親の結末。育ての親というと語弊があるか。克巳はおそらく、ことの真相は知らないのではないのかな?事件当時はまず知らないし、現在でもどうなのか。それについての描写あったかなぁ。
育ての親というのは、無門も克巳も神奈村正介でなく、松本太山であり愚地独歩であるのは、その後の彼らの成長を見れば自明。語弊という言葉では足りないな。
過去を語り終えて、さあ決戦という前にまさかの愚地独歩参戦。相 -
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柳龍光と神野仁、葛城無門と羽鳥薫、葛城無門と神奈村狂太。
まさか神奈村狂太が無門の叔父だとは、まさか御留式の使い手とは。「ゆうえんち」で明かされた人間関係の中でも結構なレベルの驚き。
これ大丈夫?バキ世界の相関図どんどん更新されてゆくのだけど。案外、世間は狭いんだなぁ、と思います。そして、久我重明の存在が夢枕獏ワールドとの繋がりも生んでしまっているので、もう広がりすぎて何が何だか。
便利すぎるよ、彼。そもそも「獅子の門」と「餓狼伝」をつながってしまう形で久我重明を登場させたのは、板垣さんなのでお互い様か。
「好きにやってください」の二人なんでしょうね。
なかなか出会えない柳と無門。違う場所で -
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多くのスピンオフを生み出している刃牙シリーズから、新たにもうひとつ。柴千春の外伝作品です。
ヤンキーに求めてしまう強さ仁義無鉄砲を煮詰めて出来上がった柴千春。地下闘技場でのアイアンマイケルとのタイマン勝負は、あの大会のベストマッチ候補だと思います。今思うと、刃牙はリアルの先のファンタジーを追求してゆく作品なんだな、とリカしたように思います。初見から25年近く経っている今での感想です。
ヤンキーは嫌いで、ヤンキー漫画もあまり好きではないのですが、柴千春は嫌いになれない。まあ、悪さ強さに憧れる要素の中の、綺麗な上澄みを凝縮したようなところでしょうね。
面子を大事にする文化の中に生きているけども -
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原案・板垣恵介、原作・夢枕獏、漫画・藤田勇利亜『漫画 ゆうえんち 3』秋田書店。
全5巻をもって完結した夢枕獏の『小説 ゆうえんち』でイラストを担当した藤田勇利亜が漫画化するという何ともややこしい作品。
やはり、原作とは少し構成やストーリーを変えてきた。オリジナリティが加わるのは大歓迎。原作に登場しなかったキャラクターが登場しても面白い。しかし、ストーリーはなかなか進まない。3巻を終えても、『ゆうえんち』の入口すら見えて来ない。
主人公の葛城無門は愚地独歩の養子になる愚地克巳の実兄という設定で、無門の師匠の松本大山は範馬刃牙の恋人である梢江の父親という設定だ。
既に夢枕獏の『小説 ゆ