あらすじ
旧態依然としたたたずまい、圧倒的精神性に裏付けられた存在感! 暴走族特攻隊長・柴千春の衝撃のエピソードが描かれるッッ!
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Posted by ブクログ
1巻は、その後の2巻から3巻の一連のストーリーとは異なり、各話完結の話です。
本編では、まるで私生活が見えない柴千春の送る日々と、強さの秘訣が描かれています。
刃牙キャラクターの外伝としても漫画としても面白かったです。
Posted by ブクログ
監修・板垣恵介、漫画・尾松知和『バキ外伝 花のチハル 1』秋田書店。
またしてもバキシリーズのスピンオフ作品が刊行された。今度は暴走族の特攻隊長、柴千春のエピソードが描かれる。あのアルバート・ペイン博士に『根性の天才』と言わしめた柴千春がその本質を余すこと無く魅せる。
これまでの数あるスピンオフ作品では、愚地独歩が主人公の『バキ外伝 拳刃』が1番だと思っていたが、意外にもそれに勝るとも劣らず面白い。
本編では多くの格闘家の中で異彩を放つ存在だった柴千春だが、絶対に誰も真似出来ない、男はこうあるべきという強い生き方を見せるところが魅力的だ。
このスピンオフには何と範馬勇一郎や花山薫までもが登場する。
本体価格660円
★★★★★
Posted by ブクログ
多くのスピンオフを生み出している刃牙シリーズから、新たにもうひとつ。柴千春の外伝作品です。
ヤンキーに求めてしまう強さ仁義無鉄砲を煮詰めて出来上がった柴千春。地下闘技場でのアイアンマイケルとのタイマン勝負は、あの大会のベストマッチ候補だと思います。今思うと、刃牙はリアルの先のファンタジーを追求してゆく作品なんだな、とリカしたように思います。初見から25年近く経っている今での感想です。
ヤンキーは嫌いで、ヤンキー漫画もあまり好きではないのですが、柴千春は嫌いになれない。まあ、悪さ強さに憧れる要素の中の、綺麗な上澄みを凝縮したようなところでしょうね。
面子を大事にする文化の中に生きているけども、自らひけらかすことをしない、というのがいいのでしょう。こちらから関わらない限りは、互いに無干渉。
刃牙のゴキブリダッシュの試し撃ちの際に、びびってしまった彼ですが、刃牙らへんが頭おかしいだけなので。一般人からしたら、相当意味不明な存在だと思います。
配信者の回みたいな「わからせる」のが好きですね。これは、ヤンキーがどうとかでなく、揚げ足とったもん勝ちみたいな文化ができつつある現状へのぶちかましだと思います。
多くのスピンオフがある刃牙シリーズ。花山や独歩のやつって休載?打ち切り?烈海王やガイアのは読んでないのだけど、読んでいた外伝の続きが読めないのは寂しい。
「花のチハル」もちゃんと終わりはつけてほしいです。スピンオフだからじゃなくて、全ての作品に言えることですがね。