【感想・ネタバレ】バキ外伝 花のチハル 3のレビュー

あらすじ

新宿歌舞伎町で繰り広げられる根性の天才・柴千春vs無敗の凶人・龍書文。実力的には圧倒的不利な柴千春が、龍書文の“抜拳”に立ち向かう。が、まったく勝ち目が見えない。それでも、それでも立ち向かう柴千春が見せた奇跡とは…!?

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Posted by ブクログ

本誌で、サイバーグ009の付録が付いた時の話から収録されています。
内容が熱いです、気持ちを盛り上げて心を温めてくれます。
戦いを観て感じるリアリティが凄いんですよね 
まるで山水画を見て、それが眺望に思えた時に、ふと涼風を想うような感じです。
疾走感に力強さの粘りが合わさった絵が男らしくてカッコイイです。
そしてリアルすら凌駕する漫画のイマジネーションの爆発に、煌めきを感じました。
この3巻では大迫力の握りこぶしを見ることができます、ここまで強いコブシは初めて見ました。
人生に必ず何度かある引いてもいけないし、負けてもいけない勝負を観れて最高でした
二次創作にはキャラクターの純度を引き出して主人公として立てることも出来るのだなぁとはじめて思えました。
漢を観戦できるオススメの漫画です!

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2024年12月30日

Posted by ブクログ

なぜ、柴千春に惹きつけられるのか?
その答えが提示されているバキ外伝「花のチハル」3巻です。

あきらめない。絶対にあきらめない。この精神性こそが柴千春の魅力。

龍書文との喧嘩を見ていた観客が、一斉にひざまづき祈りを捧げる姿勢になったのは熱狂に巻き込まれたとはいえど、やりすぎかなぁと思いましたが、最大トーナメントでも、同じような意味合いの場面がありましたね。舎弟たちに抱えられながら、退場するやつです。
彼の持つ混じり気のない不屈さを、高潔という形で表すのならば宗教画のようになるんでしょう。

一方、花山薫と対峙する郭春成。見事なまでに噛ませ犬になった彼が、どんな戦いを見せるのか。消力会得するためのイベント戦みたいな位置付けの喧嘩になりましたね。2発目も消力で回避するとは思わなかった。こちらは決着つかずの無効試合みたいですが、成長する中国拳法最高の遺伝子はどこに辿り着くのか。郭春成の成長は予想外です。

青田刈り大好き寂海王は、胡散臭さがあるんだよなぁ。
アングラからの解放という活動理念は理解できても。見た目かなぁ。某Youtuberみたいなことやらないよね。

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2024年12月30日

Posted by ブクログ

監修・板垣恵介、漫画・尾松知和『バキ外伝 花のチハル 3』秋田書店。

本編の『刃牙らへん』も休載ばかりの上に同じことを繰り返すばかりだし、この『バキ外伝 花のチハル』も早々にネタが尽きたのか既視感のある描写ばかり。3巻目にして、がっかりしてしまう。

『バキ外伝』で、唯一まともで、しっかりとストーリー展開されているのは『漫画 ゆうえんち』だけだ。もっとも、原作である夢枕獏の『小説 ゆうえんち』が面白いが故なのだが。


いきなり繰り広げられる新宿歌舞伎町での台湾黒社会無敗の凶人・龍書文と紫千春の闘い。範馬刃牙のゴキブリダッシュに千春のキリスト状態と既視感のある描写が続く。そして、ついにネタが尽きたのか、何故か花山薫と郭海皇の息子・郭春成の闘いが描かれる。

本体価格720円
★★★

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2024年11月24日

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