ニコ・ニコルソンのレビュー一覧

  • マンガ 認知症

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    『本を読んだら散歩に行こう』で紹介されていた本。認知症関係の本は何冊か読んだけど、当人の行動の理由を説明してある。
    認知症の介護にはギブ&テイクが成り立たない。無償の愛「ケア」が、いつのまにか強制「コントロール」に変わってしまう。当人も暗闇にいるような孤独。
    もちろん自分が介護するときにこの用に考えられるとは思えない。そもそもここまで頑張れない。
    でも知識として事前に理屈を知っておくのは助けになると思った。
    そして介護現場の方に感謝の気持でいっぱいです。

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    2024年11月25日
  • ネコは言っている、ここで死ぬ定めではないと

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    この二人でこのタイトル!そりゃ読むでしょと思い手に取った。まとまりすぎていない友人同士のだらだら飲みのような感じが死というテーマにむしろ合っている。

    ただ猫死するほどネコ好きの読者が手にするには漫画のネコの”ねごとちゃん”が擬人化されててあんまりかわいくないのがいまいちで、思い切りネコらしく描いてほしかったと思う。人物と背景はうまいなあと思ったので、この作者はおぶうの兄弟さんと真逆で本当は動物より人間が好きな人なのかもしれない。

    カバーにもネコいないし勿体ないな・・・と思っていたら、最後のほうでタイトルの由来が会話されており、あ、そういう意図だったのかとわかる。しかしそうならば、単に図形と

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    2024年11月03日
  • マンガ 認知症

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    漠然と認知症は自分がなっても親がなってもコワイ病気だと思っていましたが、どうゆうものか理解できて対処や準備ができそうです。

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    2024年10月31日
  • マンガ 認知症

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    介護する側だけでなく、介護される側、即ち認知症本人の見る世界の一端を知ることができたように思う。
    親が介護になったら無理をせず、外部に助けを求めることができることを覚えておこうと思う。
    要介護者は見当識障害という状態に陥ることが多く、過去現在未来、場所、環境などが曖昧、あやふやになっていることが多く、そういった状況に一番不安を覚えているのは要介護者本人なわけである。だから要介護者に対しては笑顔で接することが重要なのである。

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    2024年08月03日
  • 呪文よ世界を覆せ(1)

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    お笑いコンビ・虎蜂(とらんばち)の虎屋戸太郎は焦っていた。
    漫才が全くウケないのだ。
    相方はピン芸人としてブレイクして引く手あまたの活躍。
    恋人も失い、同棲していた住処も失い、失意のどん底にあった戸太郎は、不思議な女性・多悠多(たゆた)に出会う。
    戸太郎がつぶやいたボヤキが、57577の短歌になっているというのだ。
    多悠多に一目惚れした戸太郎は、彼女の気を引くため、歌集を読みはじめる──。



    偶然つぶやいた言葉が57577になるというのが、以前読んだ『偶然短歌』みたいで面白かった。
    最初はあまり物語にも人物にも惹かれなかったのだけれど、戸太郎が短歌の面白さに気づきはじめてからぐんぐん良く

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    2024年06月26日
  • マンガ 認知症

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    ネタバレ

    読んでいると身内の認知症がどれくらい進んできているのかを嫌でも思い知るので苦しくてなかなか進まなかった

    そしてこれからどんな症状が出てくる可能性があるのか予習になりました

    認知症の症状、患者さんの心理状態だけでなく在宅介護の限界も知ることができた

    家で弄便や異食をするようになったら在宅介護の限界...ちょっと本腰を入れて入所できる施設を探そうと思う

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    2024年03月15日
  • ネコは言っている、ここで死ぬ定めではないと

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    ネタバレ

    なんかコロナを抜けた今だと彼らの対談は結構違ったものになってそうな気もする。全く変わらないのかもしれない。どっといだろう。挿絵が結構好き。医者も詩人も大変だなあ。

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    2023年03月26日
  • ナガサレール イエタテール 完全版

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    ネタバレ

    あとがきの、もし流されたまま再建されてなかったらこの光景も私が鈴あてや写生大会を思い出すこともなかったろうな完全に元に戻ることはなくてもそこにあることは大事なんだな には涙が出た。元の場所、というのをどうとるかはありそうだけれど。

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    2023年03月12日
  • ネコは言っている、ここで死ぬ定めではないと

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    こんな本が出ていたのを全然知らなかったけど、ふと見つけて読んでみた。精神科医の春日武彦氏と歌人穂村弘、おふたり友達同士で「死」について語る、という。
    わたし自身は本当に我ながら異常ではと思うほど「死」というものに対する恐怖が激しく、「死生観」みたいな話も苦手なので、この本を読んだらちょっとはなんとかならないかという思いもあったんだけど、仲のいい友人同士が笑いながらのんびり雑談する感じで、怖くもなく楽しく読めたのはよかったけど、わたしの死への恐怖は別に減りもしないし変らなかった……。でも、こんなふうにいろいろ語り合える友人がいるっていいなあと思った。テーマは死でも、温かいいい雰囲気だったんだよね

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    2023年02月16日
  • コロナ禍日記

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    ネタバレ

    半分くらい読んだか。ちょっと読んで読めそうなのだけ読む。しんどいのはパスする。これがちゃんと読めるようになるにはやはり10年くらいはかかるのだろう。最近ようやく東日本大震災のものが読めるようになったのだから。

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    2023年01月17日
  • コロナ禍日記

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    ただただ日々の集積のみがここにある。
    自分の中で空白の期間になっていたものが、他人の日記を通して少しずつ埋められていく。
    この暮らしを無かったことにしてはならないと感じた。それぞれがそれぞれのやり方で戦い抜いた日々を忘れてはいけないと思った。

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    2022年10月08日
  • 古オタクの恋わずらい(2)

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    ネタバレ

    面白い!なんとなく気になってるクラスメイト(委員長)にヲタク嫌いを宣言されてからイベントガッツリ楽しんでてもヲタクであることをひたすらに隠す主人公。そんな主人公が楽しむヲタクとしての活動やクラスメイトや周囲の人との関係性が生き生きと描かれてる。委員長が母親役しててすごいなあと思ったけどそこに介入していく主人公もいいね。とても順風満帆だったけどなんか最後の一言がよくわからん伏線来てとても気になる、なんだろう。

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    2022年09月12日
  • マンガ 認知症

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    仕事のために読みました。認知症の方の視線や気持ちが想像でき、より質の高いケアや関わりができそうですし、自分の心もちも少し楽になりました。

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    2022年08月15日
  • 古オタクの恋わずらい(2)

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    ネタバレ

     少しずつ現代に結びついていくような2巻である。

     メイントピックとしては「委員長の母親事情」と「コミケ参加」が描かれた巻と言っていいだろうか。
     微妙な関係を築く一華について、少し踏み込んだ描写なども描かれている巻である。

     現代と過去が交錯する物語構造の今シリーズだが、現代側の描写と過去のモノローグを見る限り、物語の行先はだいぶ固まってきている印象である。
     それもかなり手早く展開していて、おそらく物語の店仕舞いはだいぶ早そう。
     早ければ次の巻、おそらくはその次の4巻くらいで大団円を迎えそうな雰囲気である。

     次巻くらいで急展開を迎えそうな、そんな予感のある2巻だった。
     合間の巻

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    2022年08月11日
  • 古オタクの恋わずらい(1)

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    ネタバレ

     かつてオタクへの偏見が今以上に激しかった時代の、そんな時代のオタク女子の恋愛をつづったシリーズ1巻である。

     時は遡ること四半世紀ほど前の1995年が舞台だ。
     幽遊白書、ドラゴンボール、スラムダンク、エヴァ、セーラームーンといった今となっては伝説的なコンテンツが現役(または引退後すぐ)だった時代の事。
     主人公は現在の生活を過ごしつつ、かつての学生時代を思い出す――といった構成で、かつての物語が紡がれている。

     オタバレを過剰なまでに恐れる少女・佐東恵は転校を機に隠れオタクを決意。
     一目惚れした委員長を前にオタクを隠しつつ、しかし捨てきれず……といった具合に恋愛を軸に物語は展開してい

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    2022年08月11日
  • マンガ 認知症

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    先日、認知症の長谷川スケールで知られる長谷川和夫先生が亡くなられ、大きく報道された。効果的な薬もない認知症は、超高齢社会を突き進む日本の大きな課題となっている。
    私は祖父母と同居した経験がなく、高齢となった親も幸いなことに認知症を患っていない。介護者の苦しみは想像するしかないのだが、一方で自分がどこにいるのか、何をしていいのかわからない認知症患者の不安も相当なものだろうと思う。

    本書は「介護は知ることで楽になる」をモットーに、物盗られ妄想、暴言、徘徊等、認知症の周辺症状であるBPSDを一つひとつ丁寧に解説していく。佐藤先生の解説もわかりやすくて、いいのだが、本書を他の類書と違うものにしている

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    2022年01月18日
  • コロナ禍日記

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    コロナ禍をどうやって過ごしたのか。日記にすることで、日常の変化やそれに対する筆者や世間の反応の変遷が見えて面白かった。国や仕事によっての違いも興味深くて、その辺もっと幅広く知りたいと思った。

    苦しかった頃のことをいろいろと思い出して憂鬱な気持ちにもなったけれど、記録として大事な一冊になるでしょう。

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    2021年12月07日
  • マンガ 認知症

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    かわいいマンガと解説で、認知症について知ることができる。認知症のひとの行動には理由があること、周囲の人は認知症のひとの行動が理解できず悩むが、認知症のひと本人も不安であることなど。自分では気づくことができない、知らないことがたくさんあった。性的逸脱についても触れられていて興味深く読んだ。
    身近な人が認知症になったら?自分がなったら?と知らずに怖くて避けていたけれど、知ることで少し不安が減ったような気がする。
    マンガに登場する婆ルは可愛らしくてほっこりするが、現実はこんなものではないだろう。今後も認知症について知る努力はしていきたいと思う。笑顔で接することからはじめたい。

    佐藤先生のあとがきを

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    2021年11月07日
  • ハツキス 0号

    購入済み

    盛りだくさん

    読んだことのある作家さんもそうでない作家さんも、テーマを同じくしてこんなに色々な面白い作品が読めるのは、このシリーズだけだと思います。

    #切ない #胸キュン #ほのぼの

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    2022年09月28日
  • マンガ 認知症

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    漫画もあるのはとっつきやすくていい。介護は経験無いと綺麗事か興味ナシで終わっちゃうからな〜。人生一度は経験しろって法律出来ればいいのに。我慢しちゃ駄目だ。弱音吐かない人は絶対煮詰まるから。弱音吐いて当然。殺意持って当然。毒吐いてスッキリすればいいのさ。母ル、自分も病み上がりなのに辛過ぎるわこれ(´;ω;`)

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    2021年10月24日