【感想・ネタバレ】呪文よ世界を覆せ(1)のレビュー

あらすじ

相方だけがブレイクした売れないお笑い芸人・虎屋戸太郎は、彼女と住処をいっぺんに失ったどん底の日に、人懐っこく話しかけてくる不思議な女性・多悠多に出会う。彼女と、彼女が愛してやまない「短歌」に触れたとき、戸太郎の運命は変わり始める! 31文字の“呪文”が世界を変える、短歌コメディー!

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Posted by ブクログ

短歌のことがもっと知りたくなりました。
思っているよりたくさんの情景や感情が三十一文字のなかに織り込まれていることは頭では分かっていてもなかなか実際に考えたりすることが出来なかったので、この漫画が入口になりそうな期待があります。続きが楽しみです。

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2024年06月03日

無料版購入済み

異世界物の魔法の呪文かと思ったら、現代の短歌にまつわる物語です。
人を笑わせるお笑いの世界と想いを57577の言葉で歌にする短歌の世界を織り交ぜながら、
ちょっと泥臭いヒューマンドラマ。

#深い #タメになる

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2025年11月21日

Posted by ブクログ

お笑いコンビ・虎蜂(とらんばち)の虎屋戸太郎は焦っていた。
漫才が全くウケないのだ。
相方はピン芸人としてブレイクして引く手あまたの活躍。
恋人も失い、同棲していた住処も失い、失意のどん底にあった戸太郎は、不思議な女性・多悠多(たゆた)に出会う。
戸太郎がつぶやいたボヤキが、57577の短歌になっているというのだ。
多悠多に一目惚れした戸太郎は、彼女の気を引くため、歌集を読みはじめる──。



偶然つぶやいた言葉が57577になるというのが、以前読んだ『偶然短歌』みたいで面白かった。
最初はあまり物語にも人物にも惹かれなかったのだけれど、戸太郎が短歌の面白さに気づきはじめてからぐんぐん良くなってきた。
戸太郎は頭で考えるより、身体で体感していくタイプなのだろう。
読者も戸太郎と一緒に、身体で学んでいく。
枡野浩一さんの歌が多く出てきて、なるほどと思う。
普段使いのことばで忘れがたい印象を残す枡野さんの短歌は短歌に馴染みのない戸太郎にも読者にも親しみやすい。

[こんなにもふざけた今日があるのならどんな明日でもありうるだろう] 枡野浩一

短歌の監修は歌人の穂村弘さん。
著者のニコ・ニコルソンさんとは、他の書籍でもコラボしてましたよね!

ヒロインの多悠多が、羽海野チカさんのマンガのヒロインをミックスしたような感じに思える。

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2024年06月26日

Posted by ブクログ

初めてのニコ・ニコルソン。
表紙買い。

テンポも良く、描きたい事も伝わって来るンだけど、全編通しての既視感。芸人とか漫画家の苦行な道の漫画の読みすぎか?

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2024年05月19日

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