ニコ・ニコルソンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
■認知症の周辺症状(BPSD)
・中核症状
(以下の認知機能の障害)
学習と記憶、言語、知覚・運動、複雑性注意、遂行(実行)機能、社会的認知
・行動症状
多動・徘徊、暴言・暴力、無為・無反応、不潔行為、異食、性的逸脱、介護拒否
・心理症状
抑うつ症状、自発性の低下、不安・焦燥、幻覚、妄想
■物盗られ妄想の心理的な原因は、「自己防衛」。
■記憶
├長期記憶┬非陳述記憶┬プライミング記憶
│ │ └手続的記憶
├短期記憶┴陳述記憶─┬意味記憶
│ └エピソード記憶
└感覚記憶
その他─展望記憶、自伝的記憶
・陳述記憶とは体験したことを言葉に表せ -
Posted by ブクログ
死に関する小説や著名人の死の間際の発言、詠んだ歌などを挙げながら、自分なりの「幸福」を想定できれば、「幸福な死」への第一歩になり得るのではないか、という展開が広がる本
印象的なフレーズ
「気がついたら、今週は 1回も信号で引っかかっていない」みたいな短歌を見たことがあってさ 。(中略)「この都合がいいことはありえない 実はもう死んでるんじゃ?」的な想像が働いてしまう。天国には青信号しかないみたいなイメージというか。
この本を読んで、死について詳しくなったということはないが、親の死に目に遭いたくないと思ってましたが、遭うのもありなのかもしれないと考えるきっかけになりました、 -
Posted by ブクログ
施設介護編。妻がグループホームにお世話になっており
2日に一回の面会を続けている。職員さんともよく話すし、同じユニットの入居者さんたちとも言葉を交わす。ホームの運営推進会議にも参加させてもらっている。
一年を越えてそんな暮らしをしているといろいろなことが見えてきて、考えたことをホーム長さんとLINEで交わすことも多い。
本書はピタッと来る。介護という大変な仕事を続けている人たちを大きく頼りながら、施設の改善や認知症への理解を少しずつでも共有することの重要性がわかる。
作者の小島さんが国のやり方に吠える(笑)のは痛快だし同感だ。自分も同行する。 -
Posted by ブクログ
4年前に読んだ「マンガ認知症」(ニコ・ニコルソン/佐藤眞一)の続きとして出された「マンガ認知症【施設介護編】」が発売されたので、読んでみました。
前作と同様に、ニコさんのおばあさま(愛称:婆ル)の介護を題材に、ニコさんのわかりやすい漫画と、専門家による丁寧な情報を、ぎゅっとまとめた読みやすい本でした。漫画だけじゃない、専門家の話だけじゃない。その両方があることが重要!(ほんとにわかりやすい)。
前作では、認知症になった婆ルを在宅で介護し、最終的には、「そろそろ介護施設を選択肢に入れてみましょう」というところで終わっていたんですが、今作では、その「介護施設」について詳しく書かれていました。
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ネタバレ 購入済み
あの頃の私たちがいる
あまり誰にも話せない、こそばゆい記憶たち…。それがこんなに甘酸っぱく昇華されていて、爆笑&悶絶物です。確実にこの中にあの頃の自分たちがいます、笑
あの時代のオタク活動の細やかな描写をこうやって作品に残してくれたことがなんだかうれしい。
呪文詠唱、空では言えなくなってたけど、なぞったら結構覚えてたのでかなり笑いました。 -
Posted by ブクログ
新書なのにマンガ!?
そしてたった2年で13刷!!?
さらに認知症というテーマに惹かれて手に取った。
結論。一家に一冊、絶対あるべき…!!!
本書は認知症について、認知症の人はなんでこんなことをするの?それに対して周りはどう対処すればいいの?…などといった疑問や認知症のメカニズムについて分かりやすくまとめられた一冊。
しかもマンガを担当しているニコ・ニコルソンさん(通称ニコルさん)と認知症研究者であり本書の解説パートを執筆されている佐藤先生は2人とも認知症の方の介護経験者。
マンガパートでは、ニコルさん・主な介護者である母ルさん、介護される側で認知症の婆ルさんの日常生活に佐藤先生が訪問して