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Twitterで流れてきた「ナガサレール・イエタテール」の宣伝から、ふとこちらの本の方を読んでみたくなって購入しました。
現在、私は30代。
まだ介護に携わる年齢ではありませんが、そんな私と同じくらいの年代のニコさん目線で描かれていたため、非常に共感しやすく読みやすかったです。
テーマはアルツハイ...続きを読むマー型認知症。
昨年、この病気を題材にしたドラマにハマったこともあり、興味を惹かれて読んでみたのですが…。本当に、読んでいるだけで胸が痛くなりました。
また、ニコさんや母ルさん側の視点で見てみると、お婆ちゃんに心底腹が立つシーンもありました。
「病気だから仕方ない」…そうはわかっていても、人間なのだから腹が立ったり失望したりすることは避けられないと思います。母ルさんとニコさんの頑張りに頭が下がると同時に、「私の母がこうなったらどうしよう」「もしくは、私自身がこうなったらどうしよう」と、非常に多くのことを考えさせられました。
とても面白く、勉強になる一冊でした。
読んでよかったです。
Posted by ブクログ 2018年06月29日
アルツハイマー型認知症のおばあちゃんの様子、娘である著者の母と孫である著者との奮闘の日々を描いたマンガ。
認知症の方を抱える家族の手記などは多くあるが、漫画家である著者自らの体験を、マンガという分かりやすく読みやすい表現方法で描かれているのが良い。
アルツハイマー型認知症でも病状は人それぞれだが、同...続きを読むじ認知症家族を抱える身としては、あるある、と同感することも多く、切なさも共有できた。
アルツハイマー型ではなくとも歳をとれば認知症となることも多い。家族など周囲の人間がいかに早く気づき、適切な対応をとれるか、で、本人もお世話をする家族もよりよい生活が送れるようになるので、いま、直面していない方も、参考に読んでおくとよいと思う。
似たような状況にある者です。
最後まで面倒を見ようと思いつつ、施設に入れざるを得なかった
そのときの母ルの心境を想像すると、思わず泣けてしまいます。
介護で理不尽な思いをしている、苦しんでいるのは自分だけではない
救われました。ありがとう。
父親が初期のアルツハイマーだったのが
このおばあちゃんと重なって見えて、ただただ辛い。
徐々に壊れていくんだよね。色んなものが。
漫画の描写がリアルを本当に伝えてくる。
物語をどう締めくくるのか気になります。
明るい雰囲気で始まったお話がまさかこんな苦しくもどかしい物語だとは。震災で住む場所を失った高齢者の多くがこうなってしまっているのかもしれないと思うと涙が出てくる。
明るいタッチで描く方なので、そこまで重い話にはなってないけど
うちも母が高齢なので、いろいろ考えてしまう。
誰もが通る道なのかもしれない。
認知症のことを少しでも理解する為にも読んでおきべき。
好きな作家さんです。