スティーヴン・ハンターのレビュー一覧

  • Gマン 宿命の銃弾(下)

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    2024.03.10
    アメリカの1930年代の風景がわかっていないと読みにくいのかもしれない。
    なぜ、銀行強盗を犯した者たちがヒーローのようにおもわれていたのかがよくわからない。

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    2024年03月10日
  • 銃弾の庭(下)

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    スティーヴン・ハンター『銃弾の庭 下』扶桑社ミステリー。

    ドイツ軍の狙撃兵とアール・スワガーの攻防。

    退屈な時間。スティーヴン・ハンターらしい銃火器や兵器の描写ばかりが目立つだけで、消化不良のストーリーに、期待した面白さはなかった。

    今月の扶桑社ミステリーは、キム・オンス『野獣の血』も期待外れだったし、一体どうしたことか。

    陸軍少佐に昇進し、ロンドンに飛んだアール・スワガーは、戦略事務局のジム・リーツ中尉とともに対ドイツ狙撃兵作戦の立案にあたる。準備が整い、海峡を渡って最前線へと身を投じたスワガーとリーツが目にしたのは、過酷な戦地の現況だった。

    定価1,320円
    ★★★

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    2023年07月10日
  • 銃弾の庭(上)

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    スティーヴン・ハンター『銃弾の庭 上』扶桑社ミステリー。

    何と20年振りのアール・スワガー・シリーズの第5弾。

    スティーヴン・ハンターらしい銃火器や兵器の描写ばかりが目立つだけで、消化不良のストーリーに、期待した面白さはなかった。

    第二次世界大戦末期。連合軍はノルマンディー上陸作戦を決行したが、ドイツ軍が狙撃兵を配置した『銃弾の庭』と呼ばれる場所で停滞を余儀なくされていた。

    見かねた米軍部はドイツ狙撃部隊に対抗するため、本国の海兵隊から一等軍曹のアール・スワガーを召喚する。

    定価1,320円
    ★★★

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    2023年07月10日
  • ブラックライト(下)

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    ネタバレ

    4分の3ぐらいまで何も起きない。スティーブンハンターの戦闘シーンの描写はやっぱりいい。緊迫感あって一気に読める。極大射程はそういったアクションが多くてミステリー要素しっかりしてた。今作はアクションが少なくて残念。ボブの射撃をもっとみたかった。3部作の最後に期待。

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    2023年06月01日
  • 囚われのスナイパー(上)

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     ハンターは好きな作家で、ほとんどの訳書は読んでいる。
     上巻だけで読後感もおかしいが、ちょっと書いておく。
     ボブ・リー・スワガーは、ジューバ・ザ・スナイパー(『狙撃手のゲーム』のターゲット」をはじめ、過去に政府のために行った狙撃についてその罪を問われることになった。
     告発したのは「マザー・デス」と呼ばれる下院議員。BLM(ブラックライヴズマター)の動きに乗って、狙撃の根底に有色人種に対する差別があるというものだ。選挙を有利に進めるためのいいがかりに過ぎないが、ボブは「非道危険行為(ウォンントン・エンデインジャメント)」として票決を受けることになる。

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    2023年01月07日
  • 真夜中のデッド・リミット(下)

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    (上下巻共通)
    占領された核サイロを奪還する、ほぼ戦争アクション。
    主人公格に当たる人があまり活躍できないのが特徴でしょうか?(^^;
    素人の頑張りに胸を打たれる感じ。
    特に後半になってから各キャラクターが立ってくるので、前半ちょっと面白くないなぁと思っても頑張って後半まで乗り切ることをおすすめ。

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    2020年12月02日
  • 真夜中のデッド・リミット(上)

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    (上下巻共通)
    占領された核サイロを奪還する、ほぼ戦争アクション。
    主人公格に当たる人があまり活躍できないのが特徴でしょうか?(^^;
    素人の頑張りに胸を打たれる感じ。
    特に後半になってから各キャラクターが立ってくるので、前半ちょっと面白くないなぁと思っても頑張って後半まで乗り切ることをおすすめ。

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    2020年12月02日
  • ブラックライト(上)

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    ボブ・リー・スワガーサーガ4部作の3作目。
    極大射程が面白かっただけに、他の作品にも期待値が上がってしまった。
    その為に、ダーティホワイトボーイズは、やや期待外れだったので3作目にも不安が有ったけど、今度は良い意味でまたもや期待を裏切ってくれた。
    ダーティホワイトボーイズを読んでおいてよかった。
    思うのはボブが登場した途端に、話が面白くなる。
    ダーティホワイトボーイズを読んでおく事で、物語への理解が深まる。
    ダーティホワイトボーイズを読んでおいた為に、ブラックライトの面白さが引き立つのだ。

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    2020年09月06日
  • 狙撃手のゲーム(下)

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    狙撃手を追うスワガーだが、銃や弾丸の痕跡を追いかけていくうちに敵はすでにアメリカ領に侵入したことがわかった。

    狙撃の練習状況から想定した狙撃ポイントを必死にさぐり、狙撃手の意図を突き止めようとするスワガーとFBI。
    果たしては狙撃は食い止められるのか。

    後半は手に汗にぎるひりひり感がいい感じです。

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    2019年12月16日
  • 狙撃手のゲーム(下)

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     冒険小説が書店の正面の平積みスペースを飾っていた時代には、スナイパーものも決して珍しくなかった気がするが、今では、映画こそスナイパーをヒーローに据えた作品が途切れなく続いているものの、小説作品として花形になることは、本格ミステリーが復活している昨今ほとんどなくなってしまったようである。

     スナイパーものの書き手としては自身銃器に造詣の深いハンターは第一人者であると思うが、そのハンターも、シリーズ・ヒーローであるボブ・リー・スワガーも共に高齢化してしまった。もう一作登場があるかどうか、危ぶまれるほどに。

     寂しいことではあるが、時代は移ろい、時は流れる。ヴェトナム世代のスナイパーに今できる

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    2019年12月14日
  • 狙撃手のゲーム(上)

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     冒険小説が書店の正面の平積みスペースを飾っていた時代には、スナイパーものも決して珍しくなかった気がするが、今では、映画こそスナイパーをヒーローに据えた作品が途切れなく続いているものの、小説作品として花形になることは、本格ミステリーが復活している昨今ほとんどなくなってしまったようである。

     スナイパーものの書き手としては自身銃器に造詣の深いハンターは第一人者であると思うが、そのハンターも、シリーズ・ヒーローであるボブ・リー・スワガーも共に高齢化してしまった。もう一作登場があるかどうか、危ぶまれるほどに。

     寂しいことではあるが、時代は移ろい、時は流れる。ヴェトナム世代のスナイパーに今できる

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    2019年12月14日
  • 狙撃手のゲーム(下)

    購入済み

    以前に比べれば・・

    以前に比べればストーリー性は少し落ちたかなっていう気がします。そして、その分少し無理な設定が増えたような気がする。まあ、それにしても、シリーズものを読み続けてきて、スワガーはこんなに老いたのかという感慨もありますが、自分もともに年を取ってきたのだという感慨がひとしおですね。でも、読み終えた後、やはりスナイパーに復帰して、推理を働かせてほしいという気持ちがわいてきますよ。不思議だ。

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    2019年10月06日
  • Gマン 宿命の銃弾(下)

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    スワガーサーガは遂におじいちゃんの話になってしまいました。みんな同じような資質を持ち、みんなスナイパー。お父さんも悲惨な死に様だったけどおじいちゃんは輪をかけて可哀想。
    次はひいじいちゃんの話で、次は更にお父さん、行き着く先は南北戦争かな。

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    2019年03月18日
  • ソフト・ターゲット(下)

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    【上下巻合わせてのレビュー】
    世代交代失敗。。。オーヴァー。

    本作はボブ・リーからレイ・クルーズに主役交代。さて、その出来栄えはというと・・・アメリカ人のステレオタイプなイスラム人への偏見、アメリカ人の銃への依存がつらつらと書かれていて日本人には理解しがたい場面もあり、あまり読み心地が良いとは言えない。とりあえずアメリカ人は未来永劫テロの陰に怯えてくらしていく恐怖と相対していかないといけないことは否が応でも伝わってくる。そんな中でついにこんな時代がやってきたのだなぁと震撼させられる。これまでのボブ・リー・サーガには敵も明確な理念を持ち合わせていた。しかし本作の敵にはそれが無い。確かに実世界で

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    2019年01月08日
  • マスター・スナイパー

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    大好きなスティーブンハンター。
    ただ、スワガーシリーズほどワクワクしないのは
    きっとスナイパーが主人公側にいないからだ。

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    2018年07月18日
  • 極大射程(下)

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    んー、最後まで、「これ、もう、主人公まけんじゃない?」シチュエーションが立て続けに続くが、驚異的に勝ち抜く。エンターテイメントとしては面白いんだけど、さすがにややご都合主義が鼻につく。シリーズ、たくさん出てくるけど、すぐに次作に取り組むほどは印象に残らなかったかなぁ。

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    2017年12月16日
  • 我が名は切り裂きジャック(下)

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    犯罪史上最悪にして最も有名な未解決の猟奇殺人。なんでまた切り裂きジャックなの?という疑問がまず最初にあったが、巻末の参考文献リストを見ると、作者のリサーチに費やした想いが見て取れる。

    ストーリーは、犯人の日記と記者の回顧録を交互に並べる形で展開する。上巻はスローペース。五人目の被害者以降に動き出すが、当時の時代背景や、記者としての葛藤などにページを割いてあるようで、謎解きよりもその世界観の方が印象に残った。正直、新犯人の解釈よりも時代考証の緻密さに脱帽した感じ。

    そして肝心の新犯人だが、あやふやに終わらせるのではなく、はっきりと断定している。今まで語られてきた数多くの犯人像とは明らかに異な

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    2016年07月02日
  • 我が名は切り裂きジャック(下)

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    犯人像の浮かび上がる後半。いよいよその展開を楽しめるかと思いきや、意外とあっさりでした。内容はジャックマニアには物足りず、かといって推理やサスペンスものが好きでよく読む層には、ちょっと物足りなくなってしまうかもしれません。ジャックの犯行の描写はしっかりしていただけに、若干ホわっと終わっちゃった感。

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    2016年05月31日
  • 我が名は切り裂きジャック(上)

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    新聞記者の目線から暴かれていく犯人像だが、上巻はまだまだ史実に基づいている部分が多く、あまりフィクションとしてのドラマ性を感じられないが、そもそもが世界で一番といっていいくらい有名な通り魔事件なので、事実を述べるだけで十分楽しめる要素が満載で、飽きずに最後まで一気でした。

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    2016年05月31日
  • 第三の銃弾(下)

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    蘊蓄が多すぎて、エンターテイメント小説としてはテンポが悪すぎる。著者の力量からプロットはしっかりと構成されており、それなりには楽しめたが、この手の小説に求めるワクワク感が削がれてしまっているのが残念。

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    2016年03月27日