感情タグBEST3
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思った通りに大団円。
確実に狩る事が出来ると思っている大悪党共の
裏をいともたやすく画く、この気持ちよさ!
にくいね~ボブ。
コロナで閉塞感のある毎日を送ってる今だからこそ、
小説の世界だけでも、スッキリ爽快な気分に
させてくれるのは、とても素晴らしい事だ。
やっぱり悪党は絶対的に悪党であって欲しいものだ。
そしてヒーローは常に完璧でなくてはいけない。
悪党に同情したり、ヒーローが悩むのは頂けない。
暑くて喉がカラカラに乾いてる時にキンキンに冷えた
ビールを一気にゴクゴク呑むような突き抜けた爽快感が
冒険小説の醍醐味なのだ。
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まさに娯楽エンターテインメント小説の決定版。
狙撃手(スナイパー)を主役にした小説は数あれど、本書が元祖スナイパー小説の最高峰だろう。
ボブ・リー・スワガーシリーズの第一巻。映画化もされている。
恥ずかしながら僕はこの本のことはずっと前から知っていたのだが未読だった。
いや、みなが傑作ということだけのことはある。
この本が1993年の刊行だとは思えないほど古さを感じさせない。
まさに手に汗握る大活劇。
主人公は、ベトナム戦争で海兵隊の狙撃手として活躍したスワガ―軍曹。現在は退役し、余生を一人で過ごしている。そんな彼のもとに特製のライフル用弾丸を試射してほしいという依頼がくる。そこからスワガ―は大統領暗殺計画という陰謀に巻き込まれていくのだ。
まじで、面白い。
冒険小説が好きで、スナイパーものが好物の人にはたまらない物語。
未読の人はぜひ、騙されたと思って読んでもらいたい。本当に冒険アクション小説の要素がすべて詰まった傑作だ。
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スティーヴン・ハンターによるボブ・リー・スワガーシリーズ第一弾下巻。
容疑者となったボブとFBIを追放されることになったニックがともに協力しながら自らの無実の証明と自らを窮地に追いやった相手への復讐を果たすために動き出す。
やがてニックはボブの無実を確信し、CIAの汚れ仕事を担ってきた組織の証拠集めを始める。ボブは意外とそこへの執着はなく、ニックはそんなボブの態度に苛立ちを隠せない。
この辺りの二人の描写の上手さ、これが最後の最後に法廷でのボブの公判の際まで効いてくる。なぜボブがこれほどまでに証拠に固執しなかったのかが明かされると、ボブという人の奥深さに改めてハッとさせられるとともに、ますます魅力ある人物としての印象を残す。全てがすっきりと、何も思い残すことなくラストを迎えるあたりも素晴らしい。
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徐々にストーリー展開が早くなって、引き込まれていった。(8月のお盆休みに)映画も見た。本を読んだ時のイメージしていたものとは明らかに場所の設定が違っていたので、多少違和感を感じたところもあったが、最後は本と同じような感情にしてくれた。映画化された本を読む気になった。
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ベトナム戦争の英雄で伝説的な狙撃手だったボブ・リー・スワガーシリーズ第一作目。
陰謀に巻き込まれ窮地に陥りながらも反撃にでる。
終始一貫してボブの男の美学を感じるハードボイルド小説。
最後の最後まで、予想外の展開に引き込まれる。
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このミス海外編2000年版1位。海外編もこの年代になると普通に面白い。この年の2位がボーン・コレクターだし、この先も楽しみ。本作はのちにシリーズ化される第1作目であり、スーパーヒーローが活躍するやつってわかってるので安心して楽しめる。話は比較的わかり易い娯楽大活劇。主役がかっこいいし、魅力的な女性がからんでくる。まあ、最初はちょっととっつきにくいとこあるけど、途中からはグイグイ進む。前半は緻密なロジックでスゲーと思うけど、後半はなんだか雑な感じで大味になってきて、そんなとこブラついてたら殺られてまうでしょとか、ちょっとご都合主義すぎるでしょと思ったりします。それでも、最後に大技がかかるのが爽快。文庫上巻の242頁の「数分間の溶接と、ちょっとした調整ですむことで、少なくとも彼らがなんらかのやり方で自分を利用しようとしたときには身を守る手段にもなる。」を読んだあとしばらくはこの伏線はどこで回収されるのか気になっててたのですが、下巻の最後にはすっかり忘れてました。
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下巻から
ようやく本格的な戦闘へ
敵味方の両脇役たちもいい味を出してきます。
ボブがまたどうにもカッコいい
御都合主義?いやいやベタでいいじゃんよ
最後の最後まで勝てるかわからない。
でも、お財布事情的に
(^^; シリーズを追うのはまだ後でいいかな?
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何度も主人公や、その仲間達が死んだと思った…絶体絶命のピンチを全力で跳ね返して立ち向かうの格好いい!
ラスト近く、また終わったと思ったら、もう忘却の彼方にあった某保険が見事に働いて大逆転。痺れたー!
老弁護士も惚れ惚れする仕切りで、大勝利を収めた2人は共に女と幸せになりましたとさ。
めでたしめでたし。
個人的には犬の記述に泣けましたよ…そう、あいつらは健気なんだよ…
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主人公は退役した海兵隊員、ベトナム戦争の英雄ボブ・リー・スワガー。銃を持てば右に出るものなしの天才スナイパーです。
巧妙な罠に嵌ってしまったボブの戦闘を描く、いかにもアメリカ的な、ハリウッド映画さながらのアクション小説。
が、そんじゃそこらのよくあるアメリカンヒーロー物と一緒にしちゃあいけません。
ボブの老練の渋さに痺れて一気読み間違いなしの超ド級のおもしろさ。
高度な頭脳戦も繰り広げられ、単純なドンパチ物ではないのです。
そして、これは徹頭徹尾「銃」の物語でもありました。
銃というものがこれほどまでに哲学的に描かれているのには驚きました。
銃についての薀蓄が満載で分からないながらも楽しい。慎重に事前準備を重ねるボブの仕事っぷりがとても地味なのも意外。
ハリウッド映画のような派手なアクション、弾丸飛び交う展開が満載ながらも、ボブの静かで冷静なプロの姿勢によって、静謐で緊張感ある雰囲気が常に漂います。
脇を固める登場人物たちも素晴らしい。敵も、仲間も、犬や鹿でさえも!
ボブの無実を信じる人々がボブを信じる理由というのが、「あの男が失敗するはずがないから」というのがなんともかっこよかったです。
銃に魅せられた男の、銃による銃の為の銃の物語。
銃という力の象徴に人間の生き様が映る、渋くて熱くて、そして爽やかな大作でした。
ネタバレ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
まさか最後は法廷で決着をつけるとは。
最後の最後も銃で締めるというのが気持ちいい。
最初から無実の証拠を持っていたとなれば、ボブはまさしく汚名返上の為だけに行動していたのだと気付きます。
法廷で惨めな思いをするニックに向けてのボブの破顔一笑にはワクワクしました。
Posted by ブクログ
ボブ・リー・スワガーサーガの第1弾。決してスピード感があるとも思えないし、見せ場にしてもなんだかあっさり済んでしまう感じを受ける。ただそれがかえって作品に厚みのようなものを与えている。何というか、淡々と描きながらも、重厚さや精密さなどを感じられる。へんにごてごて描かない所にボブの性格をよく感じる。最後の法廷のシーンも無駄な描写がなくかえって臨場感があってよかった。この先このシリーズどうなるかが楽しみだ。
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エルサルバドルの大司教暗殺の容疑でCIAとFBIから追われる、ベトナム帰還兵のボブ・リー・スワガー。彼の名誉回復をかけた男の戦いに胸を打たれる。
八方ふさがりの展開にハラハラしっぱなし、手に汗を握らずには読めない!ラストはどんでん返しの連続だった。心臓によくないな、この種のエンターテインメントは。
多くを求めず、一つのことにまい進する男は修行僧のようだ。
そんなスワガーの美学に惚れた。
実に男臭い冒険小説だ。
Posted by ブクログ
ライフル射撃のレジェンド、ボブ・リー・スワガー・シリーズの第一作。これ草食男子ならずとも憧れる男像では。作品で描かれるような窮地にはたいていは出会わないと思うけど人生の窮地にはいつかだれしも遭遇するわけでその時に自分のオトコが試されるのも事実。そんな時にスワガーを思い出せると頑張れるかもって一冊です。