スティーヴン・ハンターのレビュー一覧

  • 極大射程(下)

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    ボブ・リー・スワガーサーガの第1弾。決してスピード感があるとも思えないし、見せ場にしてもなんだかあっさり済んでしまう感じを受ける。ただそれがかえって作品に厚みのようなものを与えている。何というか、淡々と描きながらも、重厚さや精密さなどを感じられる。へんにごてごて描かない所にボブの性格をよく感じる。最後の法廷のシーンも無駄な描写がなくかえって臨場感があってよかった。この先このシリーズどうなるかが楽しみだ。

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    2014年01月24日
  • 悪徳の都(上)

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    「極大射程」の主人公ボブ・リー・スワガーの父のアール・スワガーの物語。ハンターの物語は、大河小説のようです。

    さて、小説の舞台は実在の事件をもとに書かれていますが、随所に作家のアメリカンダンディズムが色濃く出てます。

    中味には関係ないが、第一刷は随所に誤植があり、珍しい・・・

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    2014年01月18日
  • 悪徳の都(下)

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    下巻には、息つく間もないほどのどんでん返しがいくつも仕掛けられていて、作者の構成力が巧みなことに改めて感心する。

    極大射程のラストと似たような設定シーンには、ネタ切れ感はありますが、それでも活劇としては、いい出来です。

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    2014年01月18日
  • 第三の銃弾(下)

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    今回も相変わらずカッコ良い、主人公。どんな相手も狩ってしまう、ボブザネイラー。
    男の子なら確実に心惹かれます。

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    2014年01月01日
  • 蘇えるスナイパー(上)

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    まだまだ感は強いが本道に立ち返って来た感じかな。スワガーらしい強引さが足りていないが前作の正義のヒーローなスワガーでは無く。。。だけど初期の泥臭さが感じづらいんだよな。それでも大分良い。後編に期待。

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    2013年12月29日
  • 第三の銃弾(上)

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    ケネディ大統領暗殺の謎をとく、ボブリースワガー。
    大好きなシリーズ、大好きな主人公だけに、これは反則です。

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    2013年12月27日
  • 第三の銃弾(下)

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    ネタバレ

    ボブ・リー・スワガーの最新作は、何とJFK暗殺の謎に迫ります。
    何で今更JFKなのかというと、今年は暗殺後50周年だから、ということのようです。
    日本人にとってはあまりピンと来ない事件でしたが、アメリカ人にとってはトラウマとも言える出来事だったのでしょう。
    丁度日本人にとっての赤穂浪士討ち入りのようなものでしょうか。
    (そういえばスワガー・シリーズには赤穂浪士を題材にしたような作品もありましたw)

    実は本作の大きな部分を、暗殺の真犯人の独白手記が占めます。
    謎を犯人自らがバラすのってミステリとしてどうよ?と思って、前編を読んだ時点での星は2つにしました。

    しかし後編になると真犯人vsボブの

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    2014年04月08日
  • 極大射程(下)

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    ライフル射撃のレジェンド、ボブ・リー・スワガー・シリーズの第一作。これ草食男子ならずとも憧れる男像では。作品で描かれるような窮地にはたいていは出会わないと思うけど人生の窮地にはいつかだれしも遭遇するわけでその時に自分のオトコが試されるのも事実。そんな時にスワガーを思い出せると頑張れるかもって一冊です。

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    2013年08月14日
  • 極大射程(上)

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    ライフル射撃のレジェンド、ボブ・リー・スワガー・シリーズの第一作。これ草食男子ならずとも憧れる男像では。作品で描かれるような窮地にはたいていは出会わないと思うけど人生の窮地にはいつかだれしも遭遇するわけでその時に自分のオトコが試されるのも事実。そんな時にスワガーを思い出せると頑張れるかもって一冊です。

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    2013年08月14日
  • ソフト・ターゲット(下)

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    面白い!でもやっぱりダイハードの二番煎じ。作者自ら最後の銃撃戦の舞台に事もあろうに「ダイハード」上映中の劇場を選んでるんだから、これはもう確信犯ですね。コンパクトに話はまとまってるけど、爽快感は少し落ちる。最近年に一作は新作が出てる様な気がするが東野圭吾と同様、そんなにたくさん書かなくてもいいのでは?

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    2013年02月26日
  • ソフト・ターゲット(上)

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    スティーヴンハンター待望の新作。前作で突然出てきたスワガーの息子が主人公、スワガー本人は留守番電話でしか登場しない。突然テロリストに占拠されたショッピングモールに偶然居合わせた元海兵隊員が・・・。沈黙の○○シリーズやダイハードシリーズそのまんま。いいのか、こんな安易な設定?マクレーンでもボブリースワガーでも誰でもいいんじゃないの?いくらでも続編かけるやん!下巻に続く。

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    2013年02月25日
  • ソフト・ターゲット(上)

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    ネタバレ

    スナイパー小説の巨匠スティーブン・ハンターの最新作。伝説の老スナイパー(になっちゃった)ボブ・リー・スワガーの血を受け継ぐ海兵隊上がりの男レイ・クルーズが登場。テロリスト風の男たちに占拠されたショッピングモールに居合わせてしまうあたり、「ダイ・ハード」的な展開。犯人たちの正体が分からぬまま、孤立無援の戦いが始まる…。

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    2013年01月04日
  • ソフト・ターゲット(下)

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    大型ショッピングパークを襲い、客を人質として立て篭もったテロリスト達に、たまたま居合わせた元海兵隊の主人公が立ち向かう・・・・・・・・という、どっかで聞いたようなシチュエーション。
    まー、よくある話だしな、と思っていたら、最後の方で某映画自体がネタとして出てくる、確信犯的なストーリー(笑)

    今回ボブ・リー御大は登場しないのですが、展開が早くアクションシーンが多いので、上下2巻もあっという間に読破できるほど面白いです。

    ちなみにこの物語の教訓は、FPSゲームはほどほどにしましょうね、ということですかね。

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    2012年12月10日
  • デッド・ゼロ一撃必殺(下)

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    ネタバレ

    カッスラーもクランシーも人気シリーズの世代交代を図りつつあるなか、ハンターよ、お前もかという展開には、少々、びっくり。あまりに死なないスナイパーが息子だったなんて、何の伏線も無く、ただ単に調査した結果だという話には唐突感が否めない。世代交代を印象付けるためか、今回は主人公には全く良いところが無い。横恋慕しているかのエージェントもあっけなく始末されてしまったことから、次回作は本当に息子の話になってしまうかもしれない。ぱっとしない主人公に対し、本作では傭兵の活躍と、その最後の方が面白い。過去の名作、ダーティホワイトボーイに通じるものがある。また、新犯人の動機もふるっている。だから次世代を託すに値す

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    2012年04月03日
  • デッド・ゼロ一撃必殺(下)

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    まさかの展開でボブに息子登場!ハンターさん、これは反則では?これからは親子鷹の話になっていくんでしょうね。まだまだ続編がありそうでちょっと安心、大銃撃戦が無くてちょっとがっかり(T_T)

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    2012年04月01日
  • デッド・ゼロ一撃必殺(上)

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    ネタバレ

    前巻では、未だ全容が分からないまま、、また主人公が歳をとって引退間際のためか、その役割は狂言回し的なものに終始し、新たに登場したスナイパーの方の活躍が際立ったままであり、お楽しみは後編ということかと思われる。インターミッション的に挟まれるテロリストと思しき老人一行と、アフガンの要人、CIAの背反行為との結末をどう結びつけるのか、先は見えないが、期待は高まる。

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    2012年03月31日
  • ハバナの男たち(上)

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    ネタバレ

    スナイパーとしてのアールが見られる作品。そしてフレンチーショートが帰ってきた。
    さらにさらに、スペスネフというソ連のエージェントがこれまた渋い渋い。それぞれにキャラが立っていてとても面白かった。いつものような銃撃戦もばっちりだったし。カストロがちょっと情けない男になっているところもいい。ヘミングウェイもしょうもない男として描かれていた。
    もう、アールが主役の話は書かれないのだろうか?
    ブラックライトを読み直したくなった。

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    2012年03月14日
  • 最も危険な場所(上)

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    ネタバレ

    アール・スワガーの第二弾。地獄の黙示録とランボー2を見ているような感じ
    だった。アールはとにかくタフ、の一言に尽きる。今回のバックストーリーは
    黒人差別、細菌兵器の開発などだが、もうそんなことよりも上巻でどれだけ怒
    りが蓄積して、下巻の最後にドバッと弾けるかだ。
    サムとアールが利用されまくりなのは、ちょっと気の毒だが。

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    2012年02月25日
  • 悪徳の都(上)

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    ネタバレ

    さすがにボブ・リーの親父さんだ。やることのスケールがでかい。ボブ・リーよりもずっと戦闘的で破滅的。自分の周りの人がどんどん不幸になっていくのはたまらないだろうな。しかし、フレンチーショートが憎めない。摘発チームの壊滅の原因はまさしくフレンチーなのだが、次回作以降でまたアールと絡んできて欲しいな、と思う。最後にチラッと出てきた、ジミーとバブのパイたちも同じく、次回作以降でも出演して欲しい。

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    2012年02月04日
  • デッド・ゼロ一撃必殺(下)

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    大好きなこのシリーズ。相も変わらず面白い。

    急に主人公の息子が出てくるなど、いささか強引な所もあったけれども、期待には十分に答える一冊でした。

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    2012年02月01日