スナイパーの誇り(下)
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スナイパーの誇り(下)

ボブとキャシーはモスクワでの調査の結果、赤軍の大物高官がミリを特殊な任務に就かせていたことを突き止める。その任務とはナチス高官の射殺という命令らしい。一体ナチスの高官とは何者なのか。二人はミリが向かったらしいウクライナへ移動する。当地でボブの脳裏によぎるのは、彼女は任務完遂を前に殺されたのではという疑念だった。ミリは標的の狙撃に成功したのか。やがてボブの身にも危機が迫り…。間断なきサスペンスと重層する語りで展開される巨匠円熟の傑作!

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  • スナイパーの誇り(上)
    770円 (税込)
    ボブ・リー・スワガーは親友の記者キャシー・ライリーがモスクワから発したメールを読み、いたく興味を掻き立てられた。第二次大戦末期の独ソ戦で輝かしい狙撃歴を残したソ連邦赤軍に女性狙撃手がいたという。名前はミリことリュドミラ・ペトロワ。射殺した敵兵数は百を超え独軍からは“白い魔女”と呼ばれ恐れられていた。だが1944年の半ば以降ミリの名前は記録からふっつりと消える。いったい彼女になにがあったのか。ボブはただちにモスクワに飛び当地でキャシーと再会しミリに関する調査を開始した!
  • スナイパーの誇り(下)
    770円 (税込)
    ボブとキャシーはモスクワでの調査の結果、赤軍の大物高官がミリを特殊な任務に就かせていたことを突き止める。その任務とはナチス高官の射殺という命令らしい。一体ナチスの高官とは何者なのか。二人はミリが向かったらしいウクライナへ移動する。当地でボブの脳裏によぎるのは、彼女は任務完遂を前に殺されたのではという疑念だった。ミリは標的の狙撃に成功したのか。やがてボブの身にも危機が迫り…。間断なきサスペンスと重層する語りで展開される巨匠円熟の傑作!

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スナイパーの誇り(下) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年09月09日

    さすが、スティーブン。

    シンクロする現在過去
    を交互に場面転換して、

    ひとつのシーンを視点
    を変えて輪唱すること
    で、

    複雑なプロットを無理
    なく理解させます。

    美貌の狙撃手と彼女を
    助ける男たち。

    その並み居る魅力的な
    登場人物たちの個性。

    第二次大戦の東部戦線
    における惨たる戦場の
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    0

    Posted by ブクログ 2016年02月29日

    前作「第3の銃弾」が上手いことツボにはまったのか、同じ路線で来ましたね。
    今度は第2次世界大戦時のソ連のスナイパー、愛称「ミリ」、恐るべき狙撃技術から「白い魔女」と呼ばれた女性が第2の主役。
    歴史に埋もれた最後の狙撃が今、スワガーに依って白日の下に晒される。
    導入部はいいです。スワガーの事件の関わり...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2015年03月14日

    現代の悪役が弱くて、ヒリヒリする緊張感には欠けるが、70年前と現代のストーリーが交錯する語り口は安心して楽しめる。
    しかも途中の伏線から期待できる通り、強引なハッピーエンドまでつけてくれてサービス満点。
    年寄りは元気だ(^^)

    0

    Posted by ブクログ 2015年03月12日

    最初は「何でスワガーがWW2時代の、しかもロシアのスナイパーを調査せなアカンねん」って思ったのだが、下巻のラストで答えを導き出したところがスティーブンハンターの上手いところだったな。上下巻で一気読みするくらいに面白かった。個人的には作風は違うが、極大射程より面白かったかもしれないな。

    0

    Posted by ブクログ 2015年02月02日

     前作『第三の銃弾』でダラスを舞台にJFK暗殺の可能性としての新説を試みたハンターという作家。狩猟を趣味とし銃器に造詣が深い作家ということでオリジナルな道を歩んでいる昨今であるが、そもそもが傑作『真夜中のデッド・リミット』に代表されるような本質的には冒険小説作家である。強い権力に反発し、弱く、庶民の...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2015年07月21日

    前作「第三の銃弾」が好評だったからか、今回も過去の狙撃事件とのクロスオーバー。JFK暗殺と比べるとスケールとしては見劣りするものの、ストーリーは緊張感に溢れている。またドイツ軍内にも誇り高き武人がいたという設定は目新しいものではないが好感が持てる。とはいうものの、その分現代のストーリーでのボブの活躍...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2015年03月11日

    過去の戦争と現在の事件とのかかわりで物語を紡ぎだしているので、そもそも今の調査が何故、このタイミングで今の陰謀に繋がるのかという意味合いで、強引な展開ではあるが、それがないと物語が成立しないので、強引過ぎるとは思いながらも目をつぶって読んでいただきたい。一番、肝要なのは、主人公が記者に女スナイパーに...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2015年05月26日

    ロシアの女性スナイパーの足跡を辿る話。その下巻。
    スナイパーのミリはナチス高官の暗殺を命じられ、ウクライナに潜入するが、本国高官の裏切りに会い、殲滅されかける。しかしスナイパーとしての執念により不可能に思える暗殺を実行する。
    対して、過去の真実に到達しようとするスワガーたちにも真実の解明を阻む輩が立...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2015年05月24日

    スワガーサーガ、久しぶり!
    でもさすがにちょっと質が落ちてるなぁって感じします。

    70年前の武器、使えるか?錆びるやろ湿気るやろ。どんだけの保存状態やねん、とか
    ウクライナなんとか谷の村人たち、その伏線使ってないやん、とか

    映画かドラマを狙ってるっぽい演出だろうなぁ、確かにそれはそれで良いのだけ...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2015年01月17日

    上巻は銃器関係の薀蓄が多くて読み辛い部分がありましたが、下巻からストーリーの流れは良くなります。

    しかし、この手の小説では、ある程度のご都合主義があるのはしかたのないところですが、流石に今回はちょっと酷すぎますし(野外に残された70年前の銃器が完璧に使えるとか)、毒ガス製造を企む悪人とその末路のエ...続きを読む

    0

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